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公開番号2025125181
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-27
出願番号2024021068
出願日2024-02-15
発明の名称UAV(Uncrewed Aerial Vehicle)
出願人シャープ株式会社
代理人個人
主分類H04W 48/10 20090101AFI20250820BHJP(電気通信技術)
要約【課題】5G Systemを利用したUAV(Uncrewed Aerial Vehicle)として動作するUEが特定の周波数バンドの使用が許可されていない区域において、適切な処理方法で当該区域内に入ったUAVが制約を考慮した通信を実行する。
【解決手段】方法は、UAVが、セルID、トラッキングエリアID、ロケーション情報及び/又は周波数バンドを示す情報を含む報知情報を受信し、報知情報に含まれる情報が示す特定の区域において、特定の周波数バンドを使用した通信が許可されていないことを認識する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
送受信部と制御部とを備えるUAV(Uncrewed Aerial Vehicle)であって、
前記送受信部は、報知情報を受信し、
前記報知情報は、セルID、及び/又はトラッキングエリアID、及び/又はロケーション情報、及び/又は周波数バンドを示す情報を含み、
前記制御部は、前記報知情報に含まれる情報が示す特定の区域において、特定の周波数バンドを使用した通信が許可されていないことを認識する、
ことを特徴とするUAV。
続きを表示（約 280 文字）【請求項２】
前記UAVが前記特定の区域で使用が許可されていない第1の周波数バンドを使用していた場合、
前記制御部は、前記特定の区域において、第1の周波数バンドと異なる第2の周波数バンドに切り替える、
ことを特徴とする、請求項1に記載のUAV。
【請求項３】
前記制御部は、前記特定の区域において、通信が許可されていない周波数バンド以外の周波数バンドに切り替えることができない場合、
前記送受信部は、制御メッセージ及びユーザデータの送信を行わない、
ことを特徴とする、請求項1又は2に記載のUAV。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、UAV(Uncrewed Aerial Vehicle)に関する。
続きを表示（約 2,600 文字）【背景技術】
【０００２】
3GPP(3rd Generation Partnership Project：登録商標)では、第5世代(5G)の移動通信システムである5GS(5G System)のシステムアーキテクチャが検討されており、新しい手続きや新しい機能のサポートするための議論が行われている(非特許文献1～4を参照)。5G規格のRelease 19において、UAV(Uncrewed Aerial Vehicle)間、又はUAVとネットワーク又はシステム間の通信のための新たなアーキテクチャやアーキテクチャの拡張、又は通信や制御のための手続きや制御情報等が検討されている(非特許文献4を参照)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【０００３】
3GPP TS 23.501 V18.4.0 (2023-12); 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Services and System Aspects; System architecture for the 5G System (5GS); Stage 2 (Release 18)
3GPP TS 23.502 V18.4.0 (2023-12); 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Services and System Aspects; Procedures for the 5G System (5GS); Stage 2 (Release 18)
3GPP TS 24.501 V18.5.0 (2023-12); 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Core Network and Terminals; Non-Access-Stratum (NAS) protocol for 5G System (5GS); Stage 3; (Release 18)
3GPP TR 23.700-59 V0.1.0 (2024-01); 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Services and System Aspects; Study on architecture enhancements of UAS, UAV and UAM; Phase 3 (Release 19)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
5GS (5G System)では、多種多様なサービスを提供するために、新たなコアネットワークである5GCN (5G Core Network)が検討されている。5GSが提供するUAV(Uncrewed Aerial Vehicle)間、又はUAVとネットワーク又はシステム間の通信において、特定の周波数バンドの使用が許可されていない区域であるNTZ(No-Transmit Zone)のサポートに関する機能の拡張の検討が進められている。しかしながら、NTZに関する情報の送受信や、NTZの区域内に入ったUAV、及びUAVの接続先のネットワーク又は各装置との通信に関連する処理を含む挙動が明確になっていない。
【０００５】
本実施例の一態様は、以上のような事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、NTZをサポートするネットワーク及びUAVが、NTZに関する情報を適切に送受信することで、NTZの区域内に入ったUAVがネットワークから受信したNTZに関する情報に基づいて、NTZの制約を考慮した通信を実行するための適切な処理を実現するための手法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本実施例の一態様のUAV(Uncrewed Aerial Vehicle)は、送受信部と制御部とを備えるUAVであって、前記送受信部は、報知情報を受信し、前記報知情報は、セルID、及び/又はトラッキングエリアID、及び/又はロケーション情報、及び/又は周波数バンドを示す情報を含み、前記制御部は、前記報知情報に含まれる情報が示す特定の区域において、特定の周波数バンドを使用した通信が許可されていないことを認識する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【０００７】
本実施例の一態様によれば、NTZ(No-Transmit Zone)をサポートするネットワーク及びUAV(Uncrewed Aerial Vehicle)が、NTZに関する情報を適切に送受信することで、NTZの区域内に入ったUAVがネットワークから受信したNTZに関する情報に基づいて、NTZの制約を考慮した通信の実行が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
移動通信システム(EPS/5GS)の概略を説明する図である。
移動通信システム(EPS/5GS)の詳細構成を説明する図である。
UEの装置構成を説明する図である。
5GSにおけるアクセスネットワーク装置(gNB)の構成を説明する図である。
5GSにおけるコアネットワーク装置(AMF/SMF/UPF)の構成を説明する図である。
登録手続きを説明する図である。
セッションマネジメント手続きを説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、図面を参照して本実施例の一態様を実施する為に最良の形態について説明する。尚、本実施形態では1例として、本実施例の一態様を適用した場合の移動通信システムの実施形態について説明する。
【００１０】
[1. システムの概要]
まず、図1は、各実施形態で使用される移動通信システム1の概略を説明する為の図であり、図2は、その移動通信システム1の詳細構成を説明する為の図である。
（【００１１】以降は省略されています）

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