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公開番号
2025125468
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-27
出願番号
2024021534
出願日
2024-02-15
発明の名称
エンジン搭載車両の燃料改質システム
出願人
マツダ株式会社
代理人
弁理士法人前田特許事務所
主分類
F02M
27/02 20060101AFI20250820BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】車両の搭載に適した燃料改質システムを提供する。
【解決手段】燃料改質システム1のレシプロエンジン3は、シリンダ31と分解器6とを連通させる第3のポート37と、第3のポートを開閉する開閉弁38と、を有し、レシプロエンジンは、吸気行程、圧縮行程、膨張行程、燃焼ガスが第3のポートを通じて分解器へ供給される再圧縮行程、ピストンが下降する再膨張行程、及び、排気行程を有する6ストロークサイクルを実行し、レシプロエンジンは、第3のポートの冷間時、又は、レシプロエンジンの高回転運転時に、再圧縮行程中の分解器への燃焼ガスの供給及び炭化水素燃料供給装置による炭化水素燃料の供給を実行する実行サイクルと、燃焼ガスの供給及び炭化水素燃料の供給を停止する停止サイクルと、を設ける。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載されかつ、シリンダ内のピストンが往復動するレシプロエンジンと、
炭化水素燃料をカーボンと水素ガスとに分解する分解器と、
前記分解器へ前記炭化水素燃料を供給する炭化水素燃料供給装置と、を備え、
前記レシプロエンジンは、吸気ポートと、排気ポートと、前記シリンダと前記分解器とを連通させると共に開閉弁によって開閉される第3のポートと、を有し、
前記レシプロエンジンは、
前記ピストンの下降により、前記吸気ポートを通じて前記シリンダ内に、少なくとも吸気が導入される吸気行程、
前記シリンダ内へ供給された前記水素ガスを含む混合気が、前記ピストンの上昇により圧縮される圧縮行程、
前記混合気の燃焼により前記ピストンが下降する膨張行程、
前記開閉弁が開弁すると共に、前記ピストンの上昇により燃焼ガスが前記第3のポートを通じて前記分解器へ供給される再圧縮行程、
前記ピストンが下降する再膨張行程、及び、
前記ピストンの上昇により、前記排気ポートを通じて排気ガスが排出される排気行程を有する6ストロークサイクルを実行し、
前記炭化水素燃料供給装置は、前記再圧縮行程中に、前記炭化水素燃料を前記分解器へ供給し、
前記レシプロエンジンは、前記第3のポートの冷間時、又は、前記レシプロエンジンの高回転運転時に、前記再圧縮行程中の前記分解器への燃焼ガスの供給及び前記炭化水素燃料供給装置による前記炭化水素燃料の供給を実行する実行サイクルと、前記再圧縮行程中の前記分解器への燃焼ガスの供給及び前記炭化水素燃料供給装置による前記炭化水素燃料の供給を停止する停止サイクルと、を設ける、エンジン搭載車両の燃料改質システム。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のエンジン搭載車両の燃料改質システムにおいて、
前記開閉弁は、前記第3のポートと前記シリンダとの接続部を開閉するポペット弁であり、
前記開閉弁の開弁動作を停止させる弁停止機構をさらに備え、
前記弁停止機構は、前記停止サイクルにおいて前記開閉弁の開弁を停止する、エンジン搭載車両の燃料改質システム。
【請求項3】
請求項1に記載のエンジン搭載車両の燃料改質システムにおいて、
前記開閉弁は、前記第3のポートにおける前記炭化水素燃料供給装置よりも前記シリンダに近い位置において、前記第3のポートを開閉するシャッター弁であり、
前記開閉弁は、前記停止サイクルにおいて前記第3のポートを閉じる、エンジン搭載車両の燃料改質システム。
【請求項4】
請求項1に記載のエンジン搭載車両の燃料改質システムにおいて、
前記炭化水素燃料供給装置は、前記第3のポートにおける前記開閉弁と前記分解器との間へ前記炭化水素燃料を噴射し、
前記開閉弁は、前記第3のポートの有効開口面積を変更可能であり、
前記開閉弁は、開弁時に、前記レシプロエンジンが低負荷・低回転の第1運転状態にある場合は、前記第1運転状態よりも高負荷・高回転の第2運転状態にある場合に対して、前記第3のポートの有効開口面積を小にする、エンジン搭載車両の燃料改質システム。
【請求項5】
請求項1に記載のエンジン搭載車両の燃料改質システムにおいて、
前記炭化水素燃料供給装置は、前記第3のポートにおける前記開閉弁と前記分解器との間へ前記炭化水素燃料を噴射し、
前記開閉弁は、前記第3のポートの有効開口面積を変更可能であり、
前記開閉弁は、開弁時に、前記第3のポートが低温である場合は、前記第3のポートが高温である場合よりも、前記第3のポートの有効開口面積を小にする、エンジン搭載車両の燃料改質システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
ここに開示する技術は、エンジン搭載車両の燃料改質システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、炭化水素をカーボンと水素とに直接分解する装置が記載されている。この従来の分解装置は、触媒が収容された反応器を備えている。炭化水素を含む原料ガスが反応器に供給されると、触媒の反応により生成されたカーボンが触媒に付着する。水素を含む反応ガスは反応器を通過する。反応器下流の水素精製装置は、反応ガス中の水素を精製し、水素濃度を高める。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-104521号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両(例えば四輪自動車)の技術分野において、カーボンニュートラルへの取り組みが求められている。炭化水素燃料(ガソリン、及び/又は、軽油を含む)を利用するエンジンを搭載した車両においてカーボンニュートラルを実現するためには、エンジンの熱効率の向上、及び/又は、排気エミッション性能の向上に加えて、炭化水素燃料からカーボン(C)又はCO
2
を回収する新たな技術が必要である。
【0005】
炭化水素燃料を利用するエンジンが搭載された車両において、カーボン又はCO
2
を回収しようとすれば、(1)炭化水素燃料の燃焼後にCO
2
を回収する、又は、(2)炭化水素燃料の燃焼前に炭化水素燃料をカーボンと水素ガスとに分解し、カーボンを回収する、ことが考えられる。回収されたCO
2
又はカーボンが車両に貯蔵されることを考慮すれば、CO
2
はカーボンよりも重いため、(2)の方が、車両の燃費性能の点で有利である。また、(2)であれば、水素ガスをエンジンの燃料として利用することも可能である。水素ガスを燃焼させれば、燃焼に起因する炭素酸化物が発生しないという利点もある。
【0006】
そこで、前述した従来の分解装置を車両に搭載することが考えられる。従来の分解装置は、触媒を昇温するための加熱装置を備えている。従来の分解装置が車両に搭載された場合、エンジンの熱を触媒の昇温に利用することが可能である。
【0007】
ところが、水素ガスをエンジンの燃料に使用しようとすれば高濃度の水素ガスが必要である。従来の分解装置は、高濃度の水素ガスを得るために、水素を含む反応ガスから水素を精製するためのPSA(Pressure Swing Adsorption)法による水素精製装置を必要としている。車両に、水素精製装置を搭載することは、車両重量を増大させるという不都合がある。従来の分解装置は、車両の搭載には不向きである。
【0008】
ここに開示する技術は、車両の搭載に適した燃料改質システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
炭化水素燃料の分解と、水素ガスの分離とを同時に行う膜反応器(Membrane Reactor)を、車両の燃料改質システムに利用することが考えられる。膜反応器は、触媒を利用して炭化水素燃料をカーボンと水素ガスとに分解しながら、分離膜が水素ガスのみを透過させることにより、小型でありながら、高濃度の水素ガスを生成できる。ところが、膜反応器において高濃度の水素ガスを効率的に生成しようとすれば、膜反応器に供給する、炭化水素燃料を含む原料ガスの圧力を高めなければならない。
【0010】
本願発明者らは、レシプロエンジンにおいて、ピストンの上昇によりシリンダ内のガスが圧縮されることに着目した。つまり、ここに開示する燃料改質システムは、レシプロエンジンにおいて生じた燃焼ガスの熱と、その燃焼ガスをピストンの上昇に伴い圧縮する際の圧力とを利用して、炭化水素燃料を分解する。車両に搭載される燃料改質システムの炭化水素燃料の分解プロセスは、レシプロエンジンの運転に組み合わされる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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