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公開番号
2025125842
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-28
出願番号
2024022064
出願日
2024-02-16
発明の名称
半導体装置及びその製造方法
出願人
キオクシア株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H10B
20/25 20230101AFI20250821BHJP()
要約
【課題】ポリシリコンをフューズに適用可能な信頼性の高い半導体装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】実施の形態に係る半導体装置は、半導体基板10に設けられたフューズ1とトランジスタとを備える。フューズ1は、半導体基板10と、半導体基板10に設けられた分離領域12と、分離領域12上に設けられ、ダミーポリシリコン層14に不純物を添加されたポリシリコン層14Bと、分離領域12上に設けられ、ダミーポリシリコン層14に置換されて、ポリシリコン層14Bと電気的に接続された電極層(26,28,30)とを備える。トランジスタは、分離領域12により電気的に分離された活性領域と、活性領域の上方に設けられ、電極層(26,28,30)の積層構造を含む金属ゲートを備える。
【選択図】図1B
特許請求の範囲
【請求項1】
半導体基板と、
前記半導体基板に設けられた分離領域と、
前記分離領域の上に設けられ、ダミーポリシリコン層に不純物を添加されたポリシリコン層と、
前記分離領域の上に設けられ、前記ダミーポリシリコン層に置換されて、前記ポリシリコン層と電気的に接続された第1電極層及び第2電極層とを備える、フューズと、
前記半導体基板に設けられ、前記分離領域により電気的に分離された活性領域と、
前記活性領域の上に設けられ、前記第1電極層及び前記第2電極層の積層構造を含む金属ゲートを備える、トランジスタと、
を備える、半導体装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記フューズは、前記第1電極層と前記第2電極層との間に印加する電圧により、前記ポリシリコン層を破断することで電気的にプログラム可能である、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第1電極層及び前記第2電極層は、前記分離領域の上の前記ポリシリコン層の両端に設けられ、第1高誘電率誘電体層、前記第1高誘電率誘電体層の上に設けられた第1金属含有層、前記第1金属含有層の上に設けられた第1仕事関数金属層、及び前記第1仕事関数金属層の上に設けられた第1金属電極層を備える、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記第1高誘電率誘電体層は、酸化ハフニウム(HfO
2
)、酸化ハフニウムシリコン(HfSiO)、酸化タンタル(Ta
2
O
5
)、酸化ストロンチウムチタン(SrTiO
3
)、又は酸化ジルコニウム(ZrO
2
)のいずれかを備える、請求項3に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記第1金属含有層は、窒化チタン(TiN)、窒化タンタル(TaN)、タンタル(Ta)、又はタングステン(W)のいずれかを備える、請求項3に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第1仕事関数金属層は、アルミニウム(Al)又はランタン(La)を備える、請求項3に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記第1金属電極層は、タングステン(W)又はアルミニウム(Al)を備える、請求項3に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記金属ゲートは、前記活性領域の上方に設けられた第2高誘電率誘電体層、前記第2高誘電率誘電体層の上に設けられた第2金属含有層、前記第2金属含有層の上に設けられた第2仕事関数金属層、及び前記第2仕事関数金属層の上に設けられた第2金属電極層を備える、請求項3に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記ポリシリコン層に添加される前記不純物の濃度分布を調整し、前記ポリシリコン層と前記第1電極層及び前記第2電極層との接合面の形状を制御可能である、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記ポリシリコン層の延伸する方向をX方向、前記半導体基板に垂直な方向をZ方向とすると、前記ポリシリコン層のXZ面に沿う断面構造において、前記ポリシリコン層と前記第1電極層との間の第1の接合面と、前記ポリシリコン層と前記第2電極層との間の第2の接合面は、任意の形状を備える、請求項9に記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施の形態は、半導体装置及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
電気的にプログラム可能なフューズ(e-Fuse: electrically programmable Fuse)は、フューズ領域を電気的に破断するための書込み(プログラミング)動作が容易であり、チップ上の占有面積も低減できる。このため、中央演算処理装置(CPU:Central Processing Unit)、各種メモリデバイス、特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuits)等の大規模集積回路(Large Scale Integration)に用いられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2008/0067629号明細書
米国特許出願公開第2015/0179632号明細書
米国特許出願公開第2015/0179753号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
リプレイスメントメタルゲート(RMG: Replacement Metal gate)技術を適用すると、ポリシリコンゲート電極とフューズを兼ねていたポリシリコンが金属ゲート材料に置き換わるため、ポリシリコンをフューズとして利用できなくなくなる。
【0005】
実施の形態が解決しようとする課題は、ポリシリコンをフューズに適用可能な信頼性の高い半導体装置及びその製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施の形態に係る半導体装置は、半導体基板に設けられたフューズとトランジスタとを備える。フューズは、半導体基板の分離領域上に設けられ、ダミーポリシリコン層に不純物を添加されたポリシリコン層と、分離領域上に設けられ、ダミーポリシリコン層に置換されて、ポリシリコン層と電気的に接続された電極層とを備える。トランジスタは、分離領域により電気的に分離された活性領域上に設けられ、電極層の積層構造を含む金属ゲートを備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施の形態に係る半導体装置のフューズの平面図。
図1AのI-I線に沿う断面図。
実施の形態に係る半導体装置のフューズの第1の製造方法の平面図。
図2AのII-II線に沿う断面図。
実施の形態に係る半導体装置のフューズの第1の製造方法の平面図。
図3AのIII-III線に沿う断面図。
実施の形態に係る半導体装置のフューズの第1の製造方法の平面図。
図4AのIV-IV線に沿う断面図。
実施の形態に係る半導体装置のフューズの第1の製造方法の平面図。
図5AのV-V線に沿う断面図。
実施の形態に係る半導体装置のフューズの第1の製造方法の平面図。
図6AのVI-VI線に沿う断面図。
実施の形態に係る半導体装置のフューズの第1の製造方法の平面図。
図7AのVII-VII線に沿う断面図。
実施の形態に係る半導体装置のフューズの第1の製造方法の平面図。
図8AのVIII-VIII線に沿う断面図。
実施の形態に係る半導体装置のフューズの第1の製造方法の平面図。
図9AのIX-IX線に沿う断面図。
実施の形態に係る半導体装置のフューズの第1の製造方法の平面図。
図10AのX-X線に沿う断面図。
実施の形態に係る半導体装置のフューズの第2の製造方法の平面図。
図11AのXI-XI線に沿う断面図。
実施の形態に係る半導体装置のフューズの第2の製造方法の平面図。
図12AのXII-XII線に沿う断面図。
実施の形態に係る半導体装置のフューズの第2の製造方法の平面図。
図13AのXIII-XIII線に沿う断面図。
コンタクトとポリシリコン層のパターン配置例1。
コンタクトとポリシリコン層のパターン配置例2。
コンタクトとポリシリコン層のパターン配置例3。
コンタクトとポリシリコン層のパターン配置例4。
コンタクトとポリシリコン層のパターン配置例5。
実施の形態の変形例1に係る半導体装置のフューズの断面図。
実施の形態の変形例2に係る半導体装置のフューズの断面図。
実施の形態の変形例3に係る半導体装置のフューズの断面図。
実施の形態の変形例4に係る半導体装置のフューズの断面図。
実施の形態の変形例5に係る半導体装置のフューズの平面図。
図16AのXVIーXVI線に沿う断面図。
実施の形態に係る半導体装置において、NMOSトランジスタの平面図。
図17AのXVIIーXVII線に沿う断面図。
実施の形態に係る半導体装置において、PMOSトランジスタの平面図。
図18AのXVIIIーXVIII線に沿う断面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照しつつ実施形態を説明する。なお、以下の説明では、同一又は類似の部材などには同一の符号を付し、一度説明した部材などについては適宜その説明を省略する。以下の説明においては、XY平面に広がる半導体基板に垂直な方向をZ方向、Z方向に直交し、フューズとなるポリシリコン層の延伸する方向をX方向、Z方向及びX方向に垂直な方向をY方向とする。
【0009】
(半導体装置の構成)
図1Aは、実施の形態に係る半導体装置のフューズ1の平面図である。図1Bは、図1AのI-I線に沿う断面図である。
【0010】
実施の形態に係る半導体装置は、半導体基板10に設けられたフューズ1とトランジスタとを備える。実施の形態に係る半導体装置は、高誘電率誘電体(HK:High-k)/メタルゲート(MG: Metal Gate)によるHKMG技術とRMG技術を組み合わせた相補型金属酸化物半導体(CMOS:Complementary Metal Oxide Semiconductor)デバイス技術により、ポリシリコンフューズ(Poly Fuse)構造を実現している。
(【0011】以降は省略されています)
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