TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025111261
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-30
出願番号
2024005581
出願日
2024-01-17
発明の名称
半導体装置
出願人
ローム株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H10D
8/60 20250101AFI20250723BHJP()
要約
【課題】順方向電圧を印加した場合において、ショットキー接合部側から半導体基板側へのリーク電流を防止可能な半導体装置を提供する。
【解決手段】一実施形態に係る半導体装置は、主面12aを有しておりn型の第1半導体領域12と、主面と反対側において第1半導体領域と接しているp型の半導体基板11と、主面上に設けられており第1半導体領域とショットキー接合部14を形成している第1電極層13Aと、第1半導体領域において主面側に形成されており第1半導体領域よりも高濃度のn型の第2半導体領域16と、主面上に設けられており第2半導体領域とオーミック接合部を形成している第2電極層13Kと、ショットキー接合部と第2半導体領域との間において、ショットキー接合部寄りに配置されるとともに、ショットキー接合部から離間して配置されているp型のガードリング領域17と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
主面を有しておりn型の第1半導体領域と、
前記主面と反対側において前記第1半導体領域と接しているp型の半導体基板と、
前記主面上に設けられており前記第1半導体領域とショットキー接合部を形成している第1電極層と、
前記第1半導体領域において前記主面側に形成されており前記第1半導体領域よりも高濃度のn型の第2半導体領域と、
前記主面上に設けられており前記第2半導体領域とオーミック接合部を形成している第2電極層と、
前記ショットキー接合部と前記第2半導体領域との間において、前記ショットキー接合部寄りに配置されるとともに、前記ショットキー接合部から離間して配置されているp型のガードリング領域と、
を備える、半導体装置。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
前記ショットキー接合部と前記ガードリング領域との距離が、0.05μm以上且つ2μm以下である、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記ガードリング領域によって、前記ショットキー接合部が囲まれており、
前記第2半導体領域によって、前記ガードリング領域が囲まれている、
請求項1又は2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記主面側に設けられており、第1開口領域と第2開口領域とを有する絶縁層を更に備え、
前記第1開口領域には、前記第1電極層が形成されており、
前記第2開口領域には、前記第2電極層が形成されている、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記第2半導体領域の外側には、素子分離用のアイソレーション構造部が形成されている、
請求項1に記載の半導体装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ショットキーバリアダイオードが開示されている。特許文献1に記載のショットキーバリアダイオードは、エピタキシャル半導体層の表面においてショットキーメタルとショットキー接触している活性領域と、活性領域を取り囲んでいる外周領域の境界部分に、エピタキシャル半導体層の表面から掘り下げられた外周トレンチを有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6296445号公報
【0004】
[概要]
本開示の一実施形態は、順方向電圧を印加した場合において、ショットキー接合部側から半導体基板側へのリーク電流を防止可能な半導体装置に関する。
【0005】
本開示に係る半導体装置は、主面を有しておりn型の第1半導体領域と、前記主面と反対側において前記第1半導体領域と接しているp型の半導体基板と、前記主面上に設けられており前記第1半導体領域とショットキー接合部を形成している第1電極層と、前記第1半導体領域において前記主面側に形成されており前記第1半導体領域よりも高濃度のn型の第2半導体領域と、前記主面上に設けられており前記第2半導体領域とオーミック接合部を形成している第2電極層と、前記ショットキー接合部と前記第2半導体領域との間において、前記ショットキー接合部寄りに配置されるとともに、前記ショットキー接合部から離間して配置されているp型のガードリング領域と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、一実施形態に係る半導体装置の平面図である。
図2は、図1における領域IIの拡大図である。
図3は、図2のIII―III線に沿った領域IIの断面構成の模式図である。
図4は、図3に示したショットキーバリアダイオード領域の他の構成例を示す図面である。
図5は、参考例の構成を示す模式図である。
図6は、逆方向電圧印加時の空乏層の形成状態の一例を説明するための模式図である。
【0007】
[詳細な説明]
以下、図面を参照して種々の例示的実施形態を説明する。各図面において同一又は相当の部分に対しては同一の符号を附することとし、重複する説明は省略する。
【0008】
まず、半導体装置の基本構造を説明する。図1は、一実施形態に係る半導体装置の平面図である。
【0009】
半導体装置1は、直方体形状のチップ2(半導体チップ)を含む。チップ2は一方側の第1主面3、他方側の第2主面4(図3参照)を備えている。チップ2は第1主面3及び第2主面4を接続する第1側面5A、第2側面5B、第3側面5C、第4側面5Dを有している。チップ2の厚み方向をZ軸方向とし、Z軸に垂直な方向をX軸方向とし、Z軸及びX軸の双方に垂直な方向をY軸方向とする。半導体基板11の第1主面3(上面)から第2主面4(裏面)に向かう方向をZ軸の正方向とし、Z軸の負方向は半導体基板11の第2主面4から第1主面3に向かう方向を示すものとする。Z軸の正方向は、チップ2の深さ方向に対応する。
【0010】
第1主面3及び第2主面4は、それぞれZ軸に垂直である。第1主面3の法線方向(Z軸方向)からみた第1主面3の平面形状(平面視の形状)は長方形(四角形)である。第2主面4の平面視の形状は長方形(四角形)である。平面視において長方形の対向する二辺を構成する第1側面5A及び第2側面5Bは、それぞれY軸方向に沿って延びている。平面視において長方形の対向する他の二辺を構成する第3側面5C及び第4側面5Dは、それぞれX軸方向に沿って延びている。これらの隣接する側面は平面視において直交しているが、直交以外の角度で交差することもできる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
ローム株式会社
光センサ
25日前
ローム株式会社
半導体装置
2日前
ローム株式会社
半導体装置
18日前
ローム株式会社
チップ部品
26日前
ローム株式会社
半導体装置
11日前
ローム株式会社
半導体装置
4日前
ローム株式会社
テスト回路
25日前
ローム株式会社
半導体装置
2日前
ローム株式会社
チップ部品
9日前
ローム株式会社
半導体装置
5日前
ローム株式会社
チップ部品
9日前
ローム株式会社
チップ部品
9日前
ローム株式会社
半導体装置
24日前
ローム株式会社
チップ部品
9日前
ローム株式会社
電力制御回路
12日前
ローム株式会社
水晶発振回路
12日前
ローム株式会社
表示制御装置
12日前
ローム株式会社
電流測定回路
12日前
ローム株式会社
画像処理回路
2日前
ローム株式会社
電池監視装置
12日前
ローム株式会社
半導体集積回路
6日前
ローム株式会社
オシレータ回路
26日前
ローム株式会社
窒化物半導体装置
6日前
ローム株式会社
チップインダクタ
26日前
ローム株式会社
窒化物半導体装置
2日前
ローム株式会社
グリッジ除去回路
12日前
ローム株式会社
窒化物半導体装置
2日前
ローム株式会社
セルバランス回路
12日前
ローム株式会社
窒化物半導体装置
2日前
ローム株式会社
アンプ及びモータ装置
24日前
ローム株式会社
A/Dコンバータ回路
2日前
ローム株式会社
不揮発性メモリ保護装置
2日前
ローム株式会社
表示ドライバ及び表示装置
12日前
ローム株式会社
半導体装置及びその製造方法
25日前
ローム株式会社
半導体装置、電子機器、車両
10日前
ローム株式会社
表示装置及びソースドライバ
26日前
続きを見る
他の特許を見る