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公開番号
2025125870
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-28
出願番号
2024022104
出願日
2024-02-16
発明の名称
建具
出願人
YKK AP株式会社
代理人
弁理士法人樹之下知的財産事務所
主分類
E06B
3/76 20060101AFI20250821BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】戸体の塑性変形を防止でき、意匠性も向上できる建具を提供すること。
【解決手段】建具である玄関ドア1は、ドア枠2と扉3とを備える。扉3は、少なくとも下骨70を有する枠材と、枠材に取り付けられた室外側表面材51および室内側表面材52とを備える。室外側表面材51は、曲げ加工によって形成され上下方向に連続し且つ表面から凹んだ溝部515を備える。下骨70は、室外側表面材51の裏面に沿って配置された室外側保持片と、室内側表面材52の裏面に沿って配置される室内側保持片73と、室外側保持片および室内側保持片73を連結する連結片71とを備えた合成樹脂材で構成される。室外側保持片には、溝部515が配置される切欠溝が形成され、下骨70に沿って金属製の補強材100が設けられる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
建具枠と、前記建具枠に対して開閉可能に設けられた扉とを備える建具であって、
前記扉は、
少なくとも下骨を有する枠材と、
前記枠材に取り付けられた室外側表面材および室内側表面材と、を備え、
前記室外側表面材には、上下方向に連続し、かつ、表面から凹んだ溝部が形成され、
前記下骨は、前記室外側表面材の裏面に沿って配置された室外側保持片と、前記室内側表面材の裏面に沿って配置される室内側保持片と、前記室外側保持片および前記室内側保持片を連結する連結片とを備えた合成樹脂材で構成され、
前記室外側保持片には、前記溝部が配置される切欠溝が形成され、
前記下骨に沿って金属製の補強材が設けられている
ことを特徴とする建具。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の建具において、
前記補強材は、前記下骨の長手方向において、少なくとも前記切欠溝が形成された位置を含んで配置されている
ことを特徴とする建具。
【請求項3】
請求項1に記載の建具において、
前記切欠溝は、前記下骨の長手方向に間隔を空けて複数形成され、
前記補強材は、前記下骨の長手方向において、前記複数の切欠溝が形成された範囲を含んで配置されている
ことを特徴とする建具。
【請求項4】
請求項1に記載の建具において、
前記補強材は、前記溝部に当接または近接して設けられている
ことを特徴とする建具。
【請求項5】
請求項1に記載の建具において、
前記補強材は、前記室内側保持片に固定される室内片部と、前記室内片部から室外側に延出された見込片部とを少なくとも備える
ことを特徴とする建具。
【請求項6】
請求項1に記載の建具において、
前記下骨は、前記連結片から上方に突出し、かつ、前記溝部に当接または近接する突片を有する
ことを特徴とする建具。
【請求項7】
請求項1に記載の建具において、
前記補強材は、前記下骨に締結具によって固定されている
ことを特徴とする建具。
【請求項8】
請求項1に記載の建具において、
前記枠材は、左右の縦骨を有し、
前記補強材は、長手方向の両端部が前記縦骨に固定されている
ことを特徴とする建具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建物の玄関、勝手口等に用いられる建具に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、枠体と、枠体に開閉可能に取付けられるドア本体とを備えるドアにおいて、ドア本体を、金属製の室外側表面材および室内側表面材と、吊元側端部、戸先側端部、上端部、下端部にそれぞれ設けられた樹脂製の端部材とで構成し、各表面材間にパネル状の断熱芯材を配置することで、断熱性を向上させたドアが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このようなドアにおいて、ドア本体の室外面に設けられる室外側表面材は平板状の鋼板で構成され、ドア本体が強風などで開いて戸当りに衝突した場合、適度に湾曲して衝撃力を吸収するため、下端部の端部材が破損することも防止できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-120017号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明者は、意匠性を向上するため、室外側表面材にプレス加工などで上下方向に連続する溝を複数本設け、この溝を配置可能とする切欠溝を上骨、下骨に形成した戸体(ドア本体)を新たに試作した。このような戸体が戸当りに衝突する状態を想定した衝撃開き試験を行ったところ、下骨が変形して戸体が塑性変形するという新たな課題が見出された。
【0005】
本発明の目的は、下骨の変形を防止でき、意匠性も向上できる建具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の建具は、建具枠と、前記建具枠に対して開閉可能に設けられた扉とを備える建具であって、前記扉は、少なくとも下骨を有する枠材と、前記枠材に取り付けられた室外側表面材および室内側表面材と、を備え、前記室外側表面材には、上下方向に連続し、かつ、表面から凹んだ溝部が形成され、前記下骨は、前記室外側表面材の裏面に沿って配置された室外側保持片と、前記室内側表面材の裏面に沿って配置される室内側保持片と、前記室外側保持片および前記室内側保持片を連結する連結片とを備えた合成樹脂材で構成され、前記室外側保持片には、前記溝部が配置される切欠溝が形成され、前記下骨に沿って金属製の補強材が設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、下骨の変形を防止でき、意匠性も向上できる建具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1実施形態に係るドアの外観姿図である。
図1のA-A線に沿った縦断面図である。
図1のB-B線に沿った縦断面図である。
第1実施形態のドアの横断面図である。
第1実施形態のドアの扉の下骨および補強材を示す斜視図である。
第1実施形態の扉の下骨および補強材を示す断面図である。
第2実施形態の扉の下骨および補強材を示す断面図である。
第3実施形態の扉の下骨および補強材を示す断面図である。
第4実施形態の扉の下骨および補強材を示す断面図である。
変形例の扉の下骨および補強材を示す斜視図である。
他の変形例の扉の下骨および補強材を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
図1~4に示すように、本発明の建具である玄関ドア1は、いわゆる片開きドアであり、建物の外壁開口部に固定される建具枠であるドア枠2と、このドア枠2に開閉可能に支持される戸体である扉3とを備えて構成されている。
なお、以下の説明において、図1に示す玄関ドア1を正面から見た際に、左右方向をX軸方向、上下方向をY軸方向、室内外方向(見込方向)をZ軸方向とする。また、図2は、図1のA-A線に沿った縦断面図であり、図3は、図1のB-B線に沿った縦断面図である。
【0010】
ドア枠2は、上枠10、下枠20および左右の縦枠30,40を有する。なお、図1の右側に配置される縦枠30が吊元側とされて丁番4が取り付けられ、図1の左側に配置される縦枠40が戸先側とされている。丁番4は、旗丁番などの一般的な丁番であり、建具枠であるドア枠2との連結用の部品である。扉3の戸先側には、操作ハンドル6が設けられている。なお、ドア枠2としては、下枠20を備えないタイプでもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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