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公開番号2025125922
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-28
出願番号2024022198
出願日2024-02-16
発明の名称駆動回路基板及び駆動回路基板の製造方法
出願人シャープディスプレイテクノロジー株式会社,シャープ株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類H10D 86/40 20250101AFI20250821BHJP()
要約【課題】多結晶シリコン層及び酸化物半導体層を効率的に利用した駆動回路基板を実現する。
【解決手段】駆動回路基板(1)は、第1チャネル領域(CHR1)と第1ソース領域(SR1)及び第1ドレイン領域(DR1)とを含む多結晶シリコン層である第1半導体層(3)と、第1半導体層(3)上に設けられた第1絶縁層(4)と、平面視において、第1チャネル領域(CHR1)及び第1対向電極(CE1)である第1ソース領域(SR1)の一部に重なるように、第1絶縁層(4)上に設けられ、導体化不純物及び酸化物半導体を含む第1ゲート電極兼第2対向電極(G-CE2)と、第1ドレイン領域(DR1)と電気的に接続された第1ドレイン電極(D)と、第1ソース領域(SR1)と電気的に接続された第1ソース電極(S)と、第1対向電極(CE1)及び第2対向電極(G-CE2)を含む保持キャパシタ(Cs)と、を備えた第1トランジスタ(T1)を含む単位駆動回路(DRU)を備えている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
多結晶シリコン層の一部である第1チャネル領域と、前記多結晶シリコン層において、前記第1チャネル領域とは異なる領域に形成され、不純物が含まれた第1ソース領域及び第1ドレイン領域とを含む第1半導体層と、
前記第1半導体層上に設けられた第1絶縁層と、
平面視において、前記第1チャネル領域及び第1対向電極である前記第1ソース領域の一部に重なるように、前記第1絶縁層上に設けられ、導体化不純物及び酸化物半導体を含む第1ゲート電極兼第2対向電極と、
前記第1ドレイン領域と電気的に接続された第1ドレイン電極と、
前記第1ソース領域と電気的に接続された第1ソース電極と、
前記第1対向電極及び前記第2対向電極を含む保持キャパシタと、を備えた第1トランジスタを含む単位駆動回路を備えている、駆動回路基板。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
前記第1ゲート電極兼第2対向電極は、平面視において、前記第1ドレイン領域の前記第1チャネル領域側の一部と重なる、請求項1に記載の駆動回路基板。
【請求項3】
前記単位駆動回路は、第2トランジスタを含み、
前記第2トランジスタは、
第2チャネル領域、第2ソース領域及び第2ドレイン領域を含む第2半導体層と、
平面視において、前記第2チャネル領域とのみ重なるように、前記第2チャネル領域上に設けられた第2絶縁層と、
平面視において、前記第2チャネル領域と重なるように、前記第2絶縁層上に設けられた第2ゲート電極と、
前記第2ソース領域と電気的に接続された第2ソース電極と、を含み、
前記第2チャネル領域は、前記第1ゲート電極兼第2対向電極と同一層として、前記酸化物半導体と同一材料で形成されており、
前記第2ソース領域及び前記第2ドレイン領域それぞれは、前記第1ゲート電極兼第2対向電極と同一層として、前記第1ゲート電極兼第2対向電極と同一材料で形成されている、請求項1または2に記載の駆動回路基板。
【請求項4】
前記第2ドレイン領域と、前記第1ゲート電極兼第2対向電極とは繋がっている、請求項3に記載の駆動回路基板。
【請求項5】
前記導体化不純物を含む層間絶縁膜を含み、
前記層間絶縁膜は、前記第2ソース領域、前記第2ドレイン領域及び前記第1ゲート電極兼第2対向電極それぞれ上に設けられ、前記第2ソース領域と、前記第2ドレイン領域と、前記第1ゲート電極兼第2対向電極とは接し、
前記層間絶縁膜は、前記第2チャネル領域とは接していない、請求項4に記載の駆動回路基板。
【請求項6】
前記層間絶縁膜は、窒化シリコン、窒化酸化シリコン及び酸化シリコンの何れかで構成された単層膜または、窒化シリコン膜、窒化酸化シリコン膜及び酸化シリコン膜の2つ以上を含む積層膜である、請求項5に記載の駆動回路基板。
【請求項7】
前記第2絶縁層は、酸化シリコン膜であり、
前記層間絶縁膜は、窒化シリコンで構成された単層膜または、最下層として、窒化シリコン膜を含む積層膜である、請求項5に記載の駆動回路基板。
【請求項8】
多結晶シリコン層を形成する第1工程と、
前記多結晶シリコン層上に第1絶縁層を形成する第2工程と、
前記第1絶縁層上に、所定形状のレジスト膜を形成し、前記レジスト膜をマスクとして、前記多結晶シリコン層の一部に不純物を注入することで、第1チャネル領域と、前記不純物を含む第1ソース領域及び前記不純物を含む第1ドレイン領域とを形成する第3工程と、
前記レジスト膜を除去した後に、平面視において、前記第1チャネル領域と第1対向電極である前記第1ソース領域の一部とに重なるように、前記第1絶縁層上に、第1酸化物半導体層と導体化不純物とを含む第1ゲート電極兼第2対向電極を形成する第4工程と、
前記第1ドレイン領域と電気的に接続された第1ドレイン電極と、前記第1ソース領域と電気的に接続された第1ソース電極とを形成する第5工程と、を含み、
前記第1対向電極及び前記第2対向電極を含む保持キャパシタを備えた第1トランジスタを含む単位駆動回路を形成する、駆動回路基板の製造方法。
【請求項9】
前記第4工程においては、前記第1ゲート電極兼第2対向電極を、平面視において、前記第1ドレイン領域の前記第1チャネル領域側の一部と重なるように形成する、請求項8に記載の駆動回路基板の製造方法。
【請求項10】
前記第2工程においては、前記多結晶シリコン層上以外にも前記第1絶縁層を形成し、
前記第4工程は、
前記第1絶縁層上に、前記第1トランジスタに含まれる前記第1酸化物半導体層と、第2トランジスタに含まれる第2酸化物半導体層とを、同一層として、同一材料で形成する酸化物半導体層形成工程と、
平面視において、第2チャネル領域である前記第2トランジスタに含まれる前記第2酸化物半導体層の一部とのみ重なるように、第2絶縁層を形成する第2絶縁層形成工程と、
平面視において、前記第2チャネル領域と重なるように、前記第2絶縁層上に第2ゲート電極を形成する第2ゲート電極形成工程と、
前記導体化不純物を含む層間絶縁膜を、前記第1トランジスタに含まれる前記第1酸化物半導体層と、前記第2チャネル領域以外の前記第2トランジスタに含まれる前記第2酸化物半導体層とに接するように形成し、前記導体化不純物が含まれた第2ソース領域と、前記導体化不純物が含まれた第2ドレイン領域と、前記導体化不純物が含まれた前記第1ゲート電極兼第2対向電極とを形成する層間絶縁膜形成工程と、を含む、請求項8または9に記載の駆動回路基板の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、駆動回路基板及び駆動回路基板の製造方法に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、トランジスタを含む単位駆動回路を複数個備えている駆動回路基板は、表示装置の分野では、表示装置の表示領域に表示を行う画素回路または、表示装置の非表示領域に設けられ、前記画素回路を駆動する駆動ドライバとしてよく用いられており、表示装置以外の分野でも、例えば、3Dプリンターや指紋センサなどの多様な分野への適用が可能であることから、その研究開発が活発に行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国公開特許公報US2015/0055051
米国公開特許公報US2015/0053935
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1及び2には、駆動トランジスタと選択トランジスタとを含む単位駆動回路を複数個備えている駆動回路基板が、表示装置の表示領域に表示を行う画素回路として用いられることについて記載されている。しかしながら、特許文献1及び2に記載の単位駆動回路に含まれる駆動トランジスタ及び選択トランジスタの一方は、半導体層として、多結晶シリコン層のみを備えており、駆動トランジスタ及び選択トランジスタの他方は、半導体層として、酸化物半導体層のみを備えている。したがって、特許文献1及び2に記載の単位駆動回路においては、多結晶シリコン層及び酸化物半導体層を効率的に利用できていない。
【0005】
本開示の一態様は、多結晶シリコン層及び酸化物半導体層を効率的に利用した駆動回路基板及び駆動回路基板の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の駆動回路基板は、前記の課題を解決するために、
多結晶シリコン層の一部である第1チャネル領域と、前記多結晶シリコン層において、前記第1チャネル領域とは異なる領域に形成され、不純物が含まれた第1ソース領域及び第1ドレイン領域とを含む第1半導体層と、
前記第1半導体層上に設けられた第1絶縁層と、
平面視において、前記第1チャネル領域及び第1対向電極である前記第1ソース領域の一部に重なるように、前記第1絶縁層上に設けられ、導体化不純物及び酸化物半導体を含む第1ゲート電極兼第2対向電極と、
前記第1ドレイン領域と電気的に接続された第1ドレイン電極と、
前記第1ソース領域と電気的に接続された第1ソース電極と、
前記第1対向電極及び前記第2対向電極を含む保持キャパシタと、を備えた第1トランジスタを含む単位駆動回路を備えている。
【0007】
本開示の駆動回路基板の製造方法は、前記の課題を解決するために、
多結晶シリコン層を形成する第1工程と、
前記多結晶シリコン層上に第1絶縁層を形成する第2工程と、
前記第1絶縁層上に、所定形状のレジスト膜を形成し、前記レジスト膜をマスクとして、前記多結晶シリコン層の一部に不純物を注入することで、第1チャネル領域と、前記不純物を含む第1ソース領域及び前記不純物を含む第1ドレイン領域とを形成する第3工程と、
前記レジスト膜を除去した後に、平面視において、前記第1チャネル領域と第1対向電極である前記第1ソース領域の一部とに重なるように、前記第1絶縁層上に、第1酸化物半導体層と導体化不純物とを含む第1ゲート電極兼第2対向電極を形成する第4工程と、
前記第1ドレイン領域と電気的に接続された第1ドレイン電極と、前記第1ソース領域と電気的に接続された第1ソース電極とを形成する第5工程と、を含み、
前記第1対向電極及び前記第2対向電極を含む保持キャパシタを備えた第1トランジスタを含む単位駆動回路を形成する。
【発明の効果】
【0008】
本開示の一態様によれば、多結晶シリコン層及び酸化物半導体層を効率的に利用した駆動回路基板及び駆動回路基板の製造方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態1の駆動回路基板に備えられた単位駆動回路の回路図である。
実施形態1の駆動回路基板に備えられた第1トランジスタの概略的な構成を示す断面図である。
実施形態1の駆動回路基板を平面視した平面図であり、駆動回路基板の概略的な構成を示す図である。
実施形態1の駆動回路基板の概略的な構成を示す断面図である。
実施形態1の駆動回路基板に備えられた第1トランジスタ及び第2トランジスタそれぞれのオンオフ特性と、アモルファスシリコン半導体層を備えたトランジスタのオンオフ特性とを比較した図である。
実施形態1の駆動回路基板に備えられた第2トランジスタの第2半導体層における第2チャネル領域のI-V特性を示す図である。
実施形態1の駆動回路基板に備えられた第1トランジスタの第1ゲート電極兼第2対向電極のI-V特性と、第2トランジスタの第2半導体層おける第2ソース領域及び第2ドレイン領域のI-V特性とを示す図である。
実施形態1の駆動回路基板の製造方法における一部の工程を示す図である。
実施形態1の駆動回路基板の製造方法における他の一部の工程を示す図である。
実施形態1の駆動回路基板の製造方法におけるさらに他の一部の工程を示す図である。
比較例1の駆動回路基板の製造方法における一部の工程を示す図である。
実施形態2の駆動回路基板の概略的な構成を示す断面図である。
比較例1の駆動回路基板の概略的な構成を示す平面図である。
比較例1の駆動回路基板の概略的な構成を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の実施の形態について、図1から図14に基づいて説明すれば、次の通りである。以下、説明の便宜上、特定の実施形態にて説明した構成と同一の機能を有する構成については、同一の符号を付記し、その説明を省略する場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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