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公開番号2025126525
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-29
出願番号2024022781
出願日2024-02-19
発明の名称光学機器及び撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G03B 17/12 20210101AFI20250822BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】光学性能の劣化を抑制しつつ、操作性を損なうことなくコンバージョンレンズ群を挿抜することが可能な光学機器を提供すること
【解決手段】光学機器は、第1レンズ群と、第1の回転軸を中心に回転し、第1レンズ群の光軸から退避することによって、光学系の焦点距離範囲を第2の焦点距離範囲から第1の焦点距離範囲に変更する第2レンズ群と、第1の回転軸を中心に回転し、第2レンズ群を付勢する第1の付勢部材と、を有し、焦点距離範囲が第2の焦点距離範囲である場合の第1の付勢部材の変形量は、焦点距離範囲が第1の焦点距離範囲から第2の焦点距離範囲に移行する間の第1の付勢部材の変形量よりも大きい。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
第1レンズ群と、
第1の回転軸を中心に回転し、前記第1レンズ群の光軸から退避することによって、光学系の焦点距離範囲を第2の焦点距離範囲から第1の焦点距離範囲に変更する第2レンズ群と、
前記第1の回転軸を中心に回転し、前記第2レンズ群を付勢する第1の付勢部材と、を有し、
前記焦点距離範囲が前記第2の焦点距離範囲である場合の前記第1の付勢部材の変形量は、前記焦点距離範囲が前記第1の焦点距離範囲から前記第2の焦点距離範囲に移行する間の前記第1の付勢部材の変形量よりも大きいことを特徴とする光学機器。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
第1連結部を備える連動部材と、
前記第1の回転軸を中心に回転する第2連結部と、を更に有し、
前記焦点距離範囲が前記第1の焦点距離範囲から前記第2の焦点距離範囲に移行する場合、前記第1連結部は前記第2連結部と連結して前記第1の付勢部材を回転させ、前記第1の付勢部材は変形して前記第2レンズ群を付勢することを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
【請求項3】
前記第1レンズ群は、前記光軸に沿って移動することによって前記光学系の焦点調整を行うフォーカスレンズを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の光学機器。
【請求項4】
前記光軸を中心に回転可能な操作部材を更に有し、
前記第1レンズ群は、前記光軸に沿って移動することによって前記光学系の焦点調整を行うフォーカスレンズを含み、
前記フォーカスレンズと前記連動部材は、前記操作部材の回転と連動して移動することを特徴とする請求項2に記載の光学機器。
【請求項5】
前記焦点距離範囲が前記第1の焦点距離範囲である場合の前記第1の付勢部材の変形量は、前記焦点距離範囲が前記第1の焦点距離範囲から前記第2の焦点距離範囲に移行する間の前記第1の付勢部材の変形量よりも大きいことを特徴とする請求項1又は2に記載の光学機器。
【請求項6】
前記焦点距離範囲が前記第2の焦点距離範囲である場合の前記第1の付勢部材の変形量は、前記焦点距離範囲が前記第1の焦点距離範囲である場合の前記第1の付勢部材の変形量よりも大きいことを特徴とする請求項5に記載の光学機器。
【請求項7】
前記第1の回転軸は、前記光軸に垂直であることを特徴とする請求項1又は2に記載の光学機器。
【請求項8】
第2の回転軸を中心に回転し、前記光軸から退避することによって、前記焦点距離範囲を前記第2の焦点距離範囲から前記第1の焦点距離範囲に変更する第3レンズ群と、
前記第2の回転軸を中心に回転し、前記第3レンズ群を付勢する第2の付勢部材と、を更に有し、
前記焦点距離範囲が前記第2の焦点距離範囲である場合の前記第2の付勢部材の変形量は、前記焦点距離範囲が前記第1の焦点距離範囲から前記第2の焦点距離範囲に移行する間の前記第2の付勢部材の変形量よりも大きいことを特徴とする請求項1又は2に記載の光学機器。
【請求項9】
前記第1の回転軸を中心に回転する第2連結部と、
前記第2の回転軸を中心に回転する第3連結部と、を更に有し、
前記焦点距離範囲が前記第1の焦点距離範囲から前記第2の焦点距離範囲に移行する場合、前記第2連結部は前記第3連結部と連結して前記第2の付勢部材を回転させ、前記第2の付勢部材は変形して前記第3レンズ群を付勢することを特徴とする請求項8に記載の光学機器。
【請求項10】
前記焦点距離範囲が前記第1の焦点距離範囲である場合の前記第2の付勢部材の変形量は、前記焦点距離範囲が前記第1の焦点距離範囲から前記第2の焦点距離範囲に移行する間の前記第2の付勢部材の変形量よりも大きいことを特徴とする請求項8に記載の光学機器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、内蔵コンバージョンレンズの挿入又は退避によって、マスターレンズの焦点距離範囲の変更が可能な光学機器及び撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
デジタルカメラ、ビデオカメラ、及び交換レンズ等の光学機器では、コンバージョンレンズを光路内に挿入することで、撮像光学系の焦点距離範囲を望遠側又は広角側に変更する構成が知られている。特許文献1には、カメラ本体に内蔵されたコンバージョンレンズを、光路内に挿入された挿入位置と、光路外に退避した退避位置とに移動させる構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-311828号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の構成では、コンバージョンレンズが挿入位置にあるときの付勢構造が設けられていない。そのため、コンバージョンレンズが挿入位置にあるときの光学性能を安定させることが困難である。
【0005】
また、コンバージョンレンズを挿入位置と退避位置のそれぞれに付勢する手段としてトグルバネを使用する構成が考えられる。しかしながら、トグルバネを使用する場合、挿入位置と退避位置の切り替え途中で生じる操作力が大きくなり、操作性が損なわれる懸念がある。
【0006】
本発明は、光学性能の劣化を抑制しつつ、操作性を損なうことなくコンバージョンレンズ群を挿抜することが可能な光学機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面としての光学機器は、第1レンズ群と、第1の回転軸を中心に回転し、第1レンズ群の光軸から退避することによって、光学系の焦点距離範囲を第2の焦点距離範囲から第1の焦点距離範囲に変更する第2レンズ群と、第1の回転軸を中心に回転し、第2レンズ群を付勢する第1の付勢部材と、を有し、焦点距離範囲が第2の焦点距離範囲である場合の第1の付勢部材の変形量は、焦点距離範囲が第1の焦点距離範囲から第2の焦点距離範囲に移行する間の第1の付勢部材の変形量よりも大きいことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、光学性能の劣化を抑制しつつ、操作性を損なうことなくコンバージョンレンズ群を挿抜することが可能な光学機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係るカメラシステムの正面斜視図である。
カメラシステムの背面斜視図である。
撮像光学系の焦点距離範囲が第2の焦点距離範囲に設定されている場合のカメラシステムの断面図である。
撮像光学系の焦点距離範囲が第1の焦点距離範囲に設定されている場合のカメラシステムの断面図である。
撮像光学系の焦点距離範囲が第2の焦点距離範囲に設定されている場合の交換レンズの各レンズ群をZ軸方向から見た外観図である。
図5のA-A線断面図である。
撮像光学系の焦点距離範囲が第2の焦点距離範囲に設定されている場合の交換レンズの各レンズ群をY軸方向から見た外観図と図5のB-B線断面図である。
移行時の交換レンズの各レンズ群の外観図と図5のB-B線断面図である。
移行時の交換レンズの各レンズ群の外観図と図5のB-B線断面図である。
移行時の交換レンズの各レンズ群の外観図と図5のB-B線断面図である。
移行時の交換レンズの各レンズ群の外観図と図5のB-B線断面図である。
移行時の交換レンズの各レンズ群の外観図と図5のB-B線断面図である。
撮像光学系の焦点距離範囲が第1の焦点距離範囲に設定されている場合の交換レンズの各レンズ群をY軸方向から見た外観図と図5のB-B線断面図である。
移行時の交換レンズの付勢部材の変形量を表すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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