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公開番号
2025126995
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-01
出願番号
2024023435
出願日
2024-02-20
発明の名称
吸引装置
出願人
ウヤマエンジニアリング株式会社
代理人
弁理士法人ATEN
主分類
F04F
3/00 20060101AFI20250825BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約
【課題】流動物を吸引しやすくする。
【解決手段】タンク20内を真空にするエジェクター60により、タンク20に接続された吸引通路部10の吸引ノズル11から流動物を吸引できる。吸引ノズル11と接続された吸引ホース12には、チューブ40を通じてボトル30が接続されている。ボトル30は、流動物の流動性を向上させる洗浄液を貯留している。流動物の吸引が開始され、吸引ホース12内の圧力が低下すると、ボトル30の洗浄液がチューブ40を通じて吸引ホース12へと流入し、吸引ホース12内の流動物と混ざり合う。洗浄液の流入量は吸引ホース12内の圧力変動に起因して変動する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
先端部に形成された吸引口から流動物を吸引する吸引通路部と、
前記吸引通路部と連通し、前記吸引通路部の圧力を低下させることで前記吸引通路部を通じて前記流動物を吸引する真空発生部と、
前記流動物の流動性を向上させる液体を貯留する液体貯留部と、
前記液体貯留部内の前記液体を前記吸引通路部内に供給する供給通路部とを備えており、
前記供給通路部の一端が前記液体貯留部と連通し、前記供給通路部の他端が前記吸引通路部と連通しており、
前記吸引通路部内の圧力の変動に起因して、前記供給通路部から前記吸引通路部内への前記液体の流入量が、前記圧力が低いほど大きいように変動することを特徴とする流動物の吸引装置。
続きを表示(約 87 文字)
【請求項2】
前記供給通路部に、ユーザ操作により前記液体の流量を調整可能である流量調整機構が設置されていることを特徴とする請求項1に記載の流動物の吸引装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は流動物の吸引装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、機械等に残存したグリースや廃インク等の粘度の高い流動物を機械等から吸引するための装置がある。特許文献1はこのような装置の一例に関する。特許文献1の装置は、吸引用の負圧を発生させる装置としてエジェクター及び吸引ポンプの両方を備えている。最初にエジェクターによる流動物の吸引が実行され、流動物が吸引流路に充満してエジェクターによる吸引が困難になった場合には、装置の駆動状態が吸引ポンプによる吸引に切り替えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-105295号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
吸引する流動物の粘度によっては吸引ポンプによる吸引も困難になることがある。流動物を吸引しやすくする新たな手法が望まれている。
【0005】
本発明の目的は、流動物を吸引しやすくする新たな手法が採用された吸引装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の吸引装置は、先端部に形成された吸引口から流動物を吸引する吸引通路部と、前記吸引通路部と連通し、前記吸引通路部の圧力を低下させることで前記吸引通路部を通じて前記流動物を吸引する真空発生部と、前記流動物の流動性を向上させる液体を貯留する液体貯留部と、前記液体貯留部内の前記液体を前記吸引通路部内に供給する供給通路部とを備えており、前記供給通路部の一端が前記液体貯留部と連通し、前記供給通路部の他端が前記吸引通路部と連通しており、前記吸引通路部内の圧力の変動に起因して、前記供給通路部から前記吸引通路部内への前記液体の流入量が、前記圧力が低いほど大きいように変動することを特徴とする。
【0007】
本発明の吸引装置は、流動物の流動性を向上させる液体が液体貯留部から供給通路部を通じて吸引通路部に供給される。これにより、流動物が吸引されやすくなる。
【0008】
また、本発明によると、吸引通路部内の圧力の変動に起因して吸引通路部への液体の流入量が変動する。例えば、粘度が高い等の理由で流動物が吸引されにくいと、吸引通路部内において流動物が詰まり気味になり、これによって吸引通路部内の圧力が低下する。つまり、吸引通路部内の負圧の大きさが上昇する。この場合、吸引通路部内の圧力の低下に起因して吸引通路部への液体の流入量が大きくなる。よって、流動物が吸引されやすくなる。逆に、流動物が吸引されやすいと、吸引通路部内の圧力が高くなる。これに起因して吸引通路部への液体の流入量が小さくなる。このため、流動物の状態に対して液体の流入量が過剰になるのが抑制される。
【0009】
このように、流動物の吸引しにくさに応じた流入量で液体が吸引通路部内に供給される。よって、流動物の吸引しにくさに応じて液体の流入量を適切に調節可能な装置が実現する。
【0010】
本発明において、前記供給通路部に、ユーザ操作により前記液体の流量を調整可能である流量調整機構が設置されていることが好ましい。これによると、流動物の粘度の高さによっては、流動物の吸引されにくさに応じて吸引通路部内への液体の流入量を調節可能な仕組みがあっても吸引が困難になることもある。このような場合、ユーザが流量調整機構を操作して液体の流量を直接調整することで、流動物を吸引しやすくできる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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