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公開番号2025125288
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-27
出願番号2024021251
出願日2024-02-15
発明の名称送風装置
出願人ビッグボーン株式会社
代理人個人
主分類F04D 29/58 20060101AFI20250820BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】本開示の送風装置は、衣服の外側の空気が衣服の内側に取り込まれ、取り込まれた空気をペルチェ素子で冷却して、身体の全体を冷やすことができる。
【解決手段】本開示に係る送風装置は、冷却部である第1基板及び加熱部である第2基板を有するペルチェ素子と、第2基板に設けられた熱交換プレートと、ファンとを備え、衣服に装着される送風装置であって、ペルチェ素子と熱交換プレートとは開口を有し、
第1基板は、衣服の内側に配置され、ファンにより開口を通して衣服の外側の空気が衣服の内側に取り込まれ、衣服の内側に取り込まれた空気が第1基板で冷却され、熱交換プレートは、衣服の外側に配置され、熱交換プレートで加熱された空気が、ファンにより衣服の外側で拡散されるものである。
【選択図】図13
特許請求の範囲【請求項1】
冷却部である第1基板及び加熱部である第2基板を有するペルチェ素子と、第2基板に設けられた熱交換プレートと、ファンとを備え、衣服に装着される送風装置であって、
ペルチェ素子と熱交換プレートとは開口を有し、
第1基板は、衣服の内側に配置され、
ファンにより開口を通して衣服の外側の空気が衣服の内側に取り込まれ、衣服の内側に取り込まれた空気が第1基板で冷却され、
熱交換プレートは、衣服の外側に配置され、
熱交換プレートで加熱された空気が、ファンにより衣服の外側で拡散される送風装置。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
第1基板に配置され、第1基板の面積より大きく、第1基板から熱が伝達される拡張金属板をさらに有し、
ファンにより衣服の内部に取り込まれた空気が、拡張金属板で冷却される請求項1に記載の送風装置。
【請求項3】
本体部と装着リングとをさらに有し、
送風装置は、本体部と装着リングとの間に衣服が挟まれることで固定され、
本体部は、ファンと、熱交換プレートと、ペルチェ素子とを有し、
本体部の上面に、ファンが設けられ、
本体部の底面に、ペルチェ素子が設けられ、
拡張金属板は、本体部の底面から突出している請求項2に記載の送風装置。
【請求項4】
本体部は、第1係合部材をさらに備え、
装着リングは、第2係合部材をさらに備え、
第1係合部材と第2係合部材とが係合することで、本体部と装着リングとの間に衣服が挟まれる請求項3に記載の送風装置。
【請求項5】
第1ハウジングと第2ハウジングとをさらに有し、
送風装置は、第1ハウジングと第2ハウジングとの間に衣服が挟まれることで固定され、
ファンは、第1ハウジングの上面に設けられ、
第2ハウジングは、熱交換プレートとペルチェ素子とを有し、
第1ハウジングと第2ハウジングとの間に衣服が挟まれた時、ファンは熱交換プレートの上側に空隙を介して配置され、
拡張金属板は、第2ハウジングの底面からが突出している請求項2に記載の送風装置。
【請求項6】
第1ハウジングは、第3係合部材をさらに備え、
第2ハウジングは、第4係合部材をさらに備え、
第3係合部材と第4係合部材とが係合することで、第1ハウジングと第2ハウジングとの間に衣服が挟まれる請求項5に記載の送風装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ペルチェ素子とファンとを有する送風装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来技術である特許文献1には、ペルチェ素子117を用いて、身体200を局所的に冷却する空気調和ユニット100が開示されている。
図22は、特許文献1の空気調和ユニット100の断面図である。
特許文献1について、図22を用いて説明する。
空気調和ユニット100は、衣服150に装着されるものである。
空気調和ユニット100は、衣服150の内側に配置された断熱パッド130と、衣服150の外側に配置された固定パッド140とを有している。
【0003】
固定パッド140に設けられた3つの突起が、衣服150に設けられた3つの小径の穴を貫通して、断熱パッド130に設けられた3つの凹部に差し込まれ、空気調和ユニット100が、衣服150に装着される。
【0004】
固定パッド140にファンカバー111が設けられ、ファンカバー111にシートシンク115が設けられている。ファン114は、ファンカバー111の内部でシートシンク115の上側に配置されている。
【0005】
ペルチェ素子117は、固定パッド140の下側に設けられ、衣服150に対して垂直な方向(以後、鉛直方向と称す)に対して、衣服150と同じ位置に配置されている。
ペルチェ素子117の冷却部の下側に補助金属板119が設けられ、補助金属板119の下側に拡張金属板120がさらに設けられている。
ペルチェ素子117の冷却部の熱(冷たい温度)は補助金属板119を通って拡張金属板120に伝達され、拡張金属板120が冷やされる。
拡張金属板120が身体200と近接したり接触したりすることで、身体200の局所的な箇所(拡張金属板120とほぼ同じ面積)が冷やされる。
【0006】
シートシンク115は、衣服150の外側に配置されている。
ファン114の鉛直方向(F1)の風(空気)によりシートシンク115が冷却される。この時、ファン114の風(空気)はシートシンク115で加熱される。シートシンク115で加熱された空気は、シートシンク115で鉛直方向(F1)から水平方向(F2)に曲げられる。そして、衣服150の外側で、シートシンク115で加熱された空気は、排気口113からファンカバー111の外に排出される(F2)。
【0007】
この構成により、特許文献1では、シートシンク115で加熱された空気は、衣服150の外側で拡散されるので、衣服150の内部に侵入することはない。よって、特許文献1は、効率よく衣服150の内部の拡張金属板120を冷却でき、身体の局所的な箇所(拡張金属板120とほぼ同じ面積)を冷やすことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2021-113371号公報
特許第6200606号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、特許文献1は、身体の局所的な箇所(拡張金属板120とほぼ同じ面積)を冷やすもので、衣服150の内部の空気(衣服150と身体200との間の空気)を冷やすものではなく、改善の余地がある。
【0010】
ところで、従来技術である衣服用ファン(例えば、特許文献2)は、衣服用ファンの衣服の外側の空気(外気)を当該衣服の内側に取り込み身体を冷却するもので、近年盛んに用いられている。この衣服用ファンは、当該衣服の内側に取り込んだ空気を冷却する機能は有していない。
当該衣服には、例えば、直径が90mmの穴が開いており、この穴に衣服用ファンを差し込んで、衣服用ファンが当該衣服に装着される。
この90mmの直径の穴は、衣服用ファンを取り付ける当該衣服の標準的な寸法となっている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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