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公開番号
2025127028
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-01
出願番号
2024023494
出願日
2024-02-20
発明の名称
角速度センサー
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01C
19/5656 20120101AFI20250825BHJP(測定;試験)
要約
【課題】角速度を精度よく検出することのできる角速度センサーを提供する。
【解決手段】角速度センサーは、駆動信号が印加される駆動信号電極が配置されている駆動振動腕と、検出信号を出力する検出信号電極が配置されている検出振動腕と、を有する角速度検出素子と、前記角速度検出素子を支持している複数のリードと、前記複数のリードを支持している基板と、を有する支持基板と、を有する。また、前記複数のリードには、前記検出信号電極と電気的に接続された検出信号用リードが含まれ、前記支持基板の平面視で、前記検出信号用リードが前記駆動信号電極と重なり、前記検出信号用リードと前記駆動信号電極との間に定電位層が配置されている。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
駆動信号が印加される駆動信号電極が配置されている駆動振動腕と、検出信号を出力する検出信号電極が配置されている検出振動腕と、を有する角速度検出素子と、
前記角速度検出素子を支持している複数のリードと、前記複数のリードを支持している基板と、を有する支持基板と、を有し、
前記複数のリードには、前記検出信号電極と電気的に接続された検出信号用リードが含まれ、
前記支持基板の平面視で、前記検出信号用リードが前記駆動信号電極と重なり、
前記検出信号用リードと前記駆動信号電極との間に定電位層が配置されていることを特徴とする角速度センサー。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
前記定電位層は、前記検出信号用リードの前記角速度検出素子側の面に、絶縁層を介して配置されている請求項1に記載の角速度センサー。
【請求項3】
前記複数のリードは、前記基板の前記角速度検出素子側の面に配置されている請求項2に記載の角速度センサー。
【請求項4】
前記複数のリードは、前記基板の前記角速度検出素子と反対側の面に配置されている請求項2に記載の角速度センサー。
【請求項5】
前記複数のリードは、前記基板の前記角速度検出素子と反対側の面に配置され、
前記定電位層は、前記基板の前記角速度検出素子側の面に配置されている請求項1に記載の角速度センサー。
【請求項6】
凹部を有し、前記支持基板を介して前記角速度検出素子を支持しているベースと、
前記凹部の開口を塞ぐようにして前記ベースに接合されているリッドと、を有する請求項1に記載の角速度センサー。
【請求項7】
前記リッドは、グランドに接続され、
前記定電位層は、前記リッドと電気的に接続されている請求項6に記載の角速度センサー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、角速度センサーに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載された角速度センサーは、パッケージと、パッケージ内に配置された角速度検出素子、支持基板および回路素子と、を有する。
【0003】
角速度検出素子は、その中央部に位置する基部と、基部からY軸方向両側に延出する一対の検出振動腕と、基部からX軸方向両側に延出する一対の接続腕と、一方の接続腕の先端部からY軸方向両側に延出した一対の第1駆動振動腕と、他方の接続腕の先端部からY軸方向両側に延出した一対の第2駆動振動腕と、を有する。また、角速度検出素子は、一方の検出振動腕の両主面に配置された第1検出信号電極および両側面に配置された第1検出接地電極と、他方の検出振動腕の両主面に配置された第2検出信号電極および両側面に配置された第2検出接地電極と、各第1駆動振動腕の両主面および各第2駆動振動腕の両側面に配置された駆動信号電極と、各第1駆動振動腕の両側面および各第2駆動振動腕の両主面に配置された駆動接地電極と、を有する。
【0004】
支持基板は、先端部に角速度検出素子の基部が固定された6本のリードと、各リードの基端部を支持する基材と、を有する。また、6本のリードには、第1検出信号電極と電気的に接続された1本のリードと、第1検出接地電極と電気的に接続された1本のリードと、第2検出信号電極と電気的に接続された1本のリードと、第2検出接地電極と電気的に接続された1本のリードと、駆動信号電極と電気的に接続された1本のリードと、駆動接地電極と電気的に接続された1本のリードと、が含まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-169406号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
このような特許文献1の角速度センサーでは、平面視で、第1、第2検出信号電極と電気的に接続されたリードが、角速度検出素子の近傍において駆動信号電極と交差している。そのため、リードと駆動信号電極とが静電結合し、リードを伝搬する検出信号に駆動信号電極からのノイズが乗り易くなる。したがって、角速度の検出精度が低下するおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の角速度センサーは、駆動信号が印加される駆動信号電極が配置されている駆動振動腕と、検出信号を出力する検出信号電極が配置されている検出振動腕と、を有する角速度検出素子と、
前記角速度検出素子を支持している複数のリードと、前記複数のリードを支持している基板と、を有する支持基板と、を有し、
前記複数のリードには、前記検出信号電極と電気的に接続された検出信号用リードが含まれ、
前記支持基板の平面視で、前記検出信号用リードが前記駆動信号電極と重なり、
前記検出信号用リードと前記駆動信号電極との間に定電位層が配置されている。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る角速度センサーの断面図である。
図1に示す角速度センサーのリッドを封止する前の状態を示す断面図である。
角速度検出素子を示す上面図である。
角速度検出素子の駆動振動モードを示す概略図である。
角速度検出素子の検出振動モードを示す概略図である。
支持基板の上面図である。
図6中のA-A線断面図である。
図6中のB-B線断面図である。
支持基板の下面図である。
角速度センサーが支持基板に支持された状態を示す上面図である。
従来の問題点を説明するための断面図である。
図1に示す角速度センサーの効果を説明するための断面図である。
従来の問題点を説明するための断面図である。
図1に示す角速度センサーの効果を説明するための断面図である。
支持基板の変形例を示す上面図である。
第2実施形態に係る支持基板の断面図である。
第2実施形態に係る支持基板の断面図である。
第3実施形態に係る支持基板の上面図である。
図18中のC-C線断面図である。
図18に示す支持基板の効果を説明するための断面図である。
支持基板の変形例を示す断面図である。
支持基板の変形例を示す断面図である。
第4実施形態に係る支持基板の上面図である。
図23中のD-D線断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の角速度センサーを添付図面に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。なお、説明の便宜上、各図には、互いに直交する3軸をX軸、Y軸およびZ軸として図示している。そして、X軸に沿う方向を「X軸方向」とも言い、Y軸に沿う方向を「Y軸方向」とも言い、Z軸に沿う方向を「Z軸方向」とも言う。また、Z軸が鉛直方向に沿っており、矢印側を「上」、反対側を「下」とも言う。また、以下では、支持基板4の平面視つまりZ軸方向からの平面視を単に「平面視」とも言う。
【0010】
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る角速度センサーの断面図である。図2は、図1に示す角速度センサーのリッドを封止する前の状態を示す断面図である。図3は、角速度検出素子を示す上面図である。図4は、角速度検出素子の駆動振動モードを示す概略図である。図5は、角速度検出素子の検出振動モードを示す概略図である。図6は、支持基板の上面図である。図7は、図6中のA-A線断面図である。図8は、図6中のB-B線断面図である。図9は、支持基板の下面図である。図10は、角速度センサーが支持基板に支持された状態を示す上面図である。図11は、従来の問題点を説明するための断面図である。図12は、図1に示す角速度センサーの効果を説明するための断面図である。図13は、従来の問題点を説明するための断面図である。図14は、図1に示す角速度センサーの効果を説明するための断面図である。図15は、支持基板の変形例を示す上面図である。
(【0011】以降は省略されています)
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