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公開番号2025127038
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-01
出願番号2024023514
出願日2024-02-20
発明の名称電力市場価格予測システム
出願人大和ハウス工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G06Q 10/04 20230101AFI20250825BHJP(計算;計数)
要約【課題】急激な価格変動に対応して電力市場価格を精度良く予測することができる電力市場価格予測システムを提供する。
【解決手段】電力市場価格予測システム100は、電力市場価格の過去の実績値を含む第1の説明変数に基づいて作成される第1の予測モデルを用いて、所定の時間帯(例えば30分間)ごとの電力市場価格の第1の予測値を取得する(ステップS11からS13)第1の取得部(演算部120)と、所定の時間帯ごとの実績値に基づいて設定された所定の基準値と、第1の予測値と、の所定の時間帯ごとの差分を取得する(ステップS14)差分取得部(演算部120)と、第1の説明変数に対して差分に関する変数が追加された第2の説明変数に基づいて作成される第2の予測モデルを用いて、第1の予測値を補正した電力市場価格の第2の予測値を取得する(ステップS15からS17)第2の取得部(演算部120)と、を具備する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
電力市場価格を予測する電力市場価格予測システムであって、
前記電力市場価格の過去の実績値を含む第1の説明変数に基づいて作成される第1の予測モデルを用いて、所定の時間帯ごとの前記電力市場価格の第1の予測値を取得する第1の取得部と、
前記所定の時間帯ごとの前記実績値に基づいて設定された所定の基準値と、前記第1の予測値と、の所定の時間帯ごとの差分を取得する差分取得部と、
前記第1の説明変数に対して前記差分に関する変数が追加された第2の説明変数に基づいて作成される第2の予測モデルを用いて、前記第1の予測値を補正した前記電力市場価格の第2の予測値を取得する第2の取得部と、
を具備する、
電力市場価格予測システム。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記所定の基準値は、
前記実績値の平均を示す値である、
請求項1に記載の電力市場価格予測システム。
【請求項3】
前記所定の基準値は、
前記実績値のうち急激な価格変動を生じさせる異常値を除いた実績値の平均を示す値である、
請求項2に記載の電力市場価格予測システム。
【請求項4】
前記所定の基準値は、
前記実績値のうち、直近14日間以内の所定の期間に亘って取得された実績値を用いて設定される、
請求項2に記載の電力市場価格予測システム。
【請求項5】
前記差分に関する変数は、
前記差分の大きさが所定の閾値よりも大きいことを示すダミー変数である、
請求項1に記載の電力市場価格予測システム。
【請求項6】
前記第2の予測モデルを作成する予測モデル作成部を有する、
請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の電力市場価格予測システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電力市場価格を予測する電力市場価格予測システムの技術に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電力市場価格を予測する電力市場価格予測システムの技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
【0003】
特許文献1には、予測対象日における再生可能エネルギーによる電力の推定供給量と、電力の供給量の実績値情報及び電力市場価格の実績値情報と、に基づいて、電力市場価格を予測する電力市場価格予測装置が開示されている。このように、特許文献1に記載の技術においては、電力市場価格に与える影響の大きい電力の推定供給量及び電力需要量を予測することにより、電力市場価格の予測精度の向上を図っている。電力市場価格の予測精度を向上させることにより、売電収益の向上を図ることができる。
【0004】
ここで、発電設備の故障等の突発的な事象が生じた場合、当該事象に起因して、電力市場価格の急激な価格変動が生じる場合がある。特許文献1には、電力市場価格の予測の誤差を低減するために、電力の供給量の実績値データ及び電力市場価格の実績値データから、急激な価格変動に起因するデータを除外することが記載されている。
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の技術においては、予測対象日において電力市場価格に急激な価格変動が生じるか否かの判断は行われておらず、急激な価格変動に対応して電力市場価格を精度良く予測することができるものではない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2019-96164号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、急激な価格変動に対応して電力市場価格を精度良く予測することができる電力市場価格予測システムを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0009】
即ち、請求項1においては、電力市場価格を予測する電力市場価格予測システムであって、前記電力市場価格の過去の実績値を含む第1の説明変数に基づいて作成される第1の予測モデルを用いて、所定の時間帯ごとの前記電力市場価格の第1の予測値を取得する第1の取得部と、前記所定の時間帯ごとの前記実績値に基づいて設定された所定の基準値と、前記第1の予測値と、の所定の時間帯ごとの差分を取得する差分取得部と、前記第1の説明変数に対して前記差分に関する変数が追加された第2の説明変数に基づいて作成される第2の予測モデルを用いて、前記第1の予測値を補正した前記電力市場価格の第2の予測値を取得する第2の取得部と、を具備するものである。
【0010】
請求項2においては、前記所定の基準値は、前記実績値の平均を示す値であるものである。
(【0011】以降は省略されています)

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