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公開番号2025127407
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-01
出願番号2024024149
出願日2024-02-20
発明の名称乗客コンベア
出願人フジテック株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B66B 31/00 20060101AFI20250825BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約【課題】乗客が踏段上を歩行しているか否かを精度よく判定可能な乗客コンベアを提供する。
【解決手段】エスカレータ10は、乗客通路SWに配置され乗客の通過を検知する右側検知部44Aと、右側検知部44Aの下流側に右側検知部44Aとの間の距離が距離DSとなるように設けられ乗客の通過を検知する右側検知部44Bと、右側検知部44Aが乗客の通過を検知してから右側検知部44Bが乗客の通過を検知するまでの経過時間TXが最小時間TXminより短い場合に乗客が無端搬送体20を構成する複数の踏段22の上を歩いて移動していると判定する歩行有り判定を行う利用状況判定部56(図3参照)とを備える。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
乗り場から降り場に至る乗客通路に沿って乗客を搬送する複数の踏段からなる無端搬送体を備える乗客コンベアであって、
前記乗客通路に配置され乗客の通過を検知する第1通過検知部と、
前記第1通過検知部の下流側に前記第1通過検知部との間の距離が所定距離となるように設けられ乗客の通過を検知する第2通過検知部と、
前記第1通過検知部が乗客の通過を検知してから前記第2通過検知部が乗客の通過を検知するまでの所要時間が予め設定された時間よりも短い場合に乗客が前記無端搬送体を構成する前記複数の踏段の上を歩いて移動していると判定する歩行者有り判定を行う利用状況判定部と、
を備える乗客コンベア。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記予め設定された時間は、前記無端搬送体上に静止した状態の乗客が前記無端搬送体により前記所定距離だけ搬送される場合に要する時間長さに基づいて設定される、
請求項1に記載の乗客コンベア。
【請求項3】
前記複数の踏段は、前記乗客通路の幅方向に複数の乗客が並んだ状態で乗り込み可能に構成され、
前記第1通過検知部および前記第2通過検知部は、前記乗客通路の幅方向における一端側および他端側を通過する乗客を各々検知可能に設けられており、
前記利用状況判定部は前記一端側および前記他端側を通過する乗客の利用状況に応じて予め設定された音声案内を行う機能を有する、
請求項1に記載の乗客コンベア。
【請求項4】
前記利用状況判定部は、前記第1通過検知部が乗客の通過を検知したタイミングから経過時間を各々計測するとともに、前記第2通過検知部が乗客の通過を検知したときに計測している前記経過時間のうち予め設定された制限時間以内であり且つ最も長い時間のものを用いて前記所要時間を算出する、
請求項1に記載の乗客コンベア。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、乗客コンベアに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
複数の踏段を連結して構成された無端搬送体を用いて乗り場から降り場に向かって乗客を搬送する乗客コンベアにおいて、転倒防止等の観点から乗客は踏段上に静止した状態で利用することが推奨されている。
【0003】
しかしながら、乗客コンベアを利用する乗客の中には、乗り場から踏段に乗り込んだ乗客が降り場に向かうまでの間に各踏段の上を歩いて降り場に向かおうとする乗客も存在する。そのため、乗客コンベアの中には、利用中の乗客が踏段上を歩いて移動していないかどうか判別可能なものも存在する。
【0004】
例えば、特許文献1には、乗客コンベアの構成では、乗客検出用センサが乗客を検知しているON状態となるときの矩形波の長さがΔP以内であることを条件に乗客が歩行していると判定する機能を有する乗客コンベアについて開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-216174号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記特許文献1に記載の乗客コンベアでは、例えば、乗客が傘を持った状態で踏段の上に静止している場合など細長い物体を持った状態で乗客コンベアを利用する場合には細長い物体が乗客検知用センサによって検知されると乗客が踏段上を歩行していると判定される(以下、「歩行有り判定」と適宜表記する)場合が発生し得る。このため、乗客の歩行有り判定を精度よく行うことができないという問題がある。
【0007】
本発明は、乗客が踏段上を歩行しているか否かを精度よく判定可能な乗客コンベアを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る乗客コンベアは、乗り場から降り場に至る乗客通路に沿って乗客を搬送する複数の踏段からなる無端搬送体を備える乗客コンベアであって、乗客通路に配置され乗客の通過を検知する第1通過検知部と、第1通過検知部の下流側に第1通過検知部との間の距離が所定距離となるように設けられ乗客の通過を検知する第2通過検知部と、第1通過検知部が乗客の通過を検知してから第2通過検知部が乗客の通過を検知するまでの所要時間が予め設定された時間よりも短い場合に乗客が無端搬送体を構成する複数の踏段の上を歩いて移動していると判定する歩行者有り判定を行う利用状況判定部と、を備えるものである。
【0009】
本発明に係る乗客コンベアにおいて、予め設定された時間は、無端搬送体上に静止した状態の乗客が無端搬送体により所定距離だけ搬送される場合に要する時間長さに基づいて設定されてもよい。
【0010】
本発明に係る乗客コンベアにおいて、複数の踏段は、乗客通路の幅方向に複数の乗客が並んだ状態で乗り込み可能に構成され、第1通過検知部および第2通過検知部は、乗客通路の幅方向における一端側および他端側を通過する乗客を各々検知可能に構成されており、利用状況判定部は一端側および他端側を通過する乗客の利用状況に応じて予め設定された音声案内を行う機能を有してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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