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公開番号2025128497
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-03
出願番号2024025185
出願日2024-02-22
発明の名称エッジサーバ、プログラム、及び情報処理方法
出願人ソフトバンク株式会社
代理人弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類G06F 16/182 20190101AFI20250827BHJP(計算;計数)
要約【課題】エッジサーバ、コンピュータをエッジサーバとして機能させるプログラム及びエッジサーによって実行されるデータ処理方法を提供する。
【解決手段】システム10において、エッジサーバ100は、エッジサーバを利用するUE(User Equipment)200に対応するユーザデータを分割した複数のチャンク211~213を取得する取得部と、エッジサーバと複数のストレージ拠点であるAZ(Availability Zone)300のそれぞれとの通信に関係するパラメータに基づいて、複数のストレージ拠点にから、複数のチャンクを分散して配置する対象となる複数の対象ストレージ拠点を選択する選択部と、選択部が選択した複数の対象ストレージ拠点に、複数のチャンクを分散して配置するように複数の対象ストレージ拠点に複数のチャンクを送信する送信部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
エッジサーバであって、
前記エッジサーバを利用するユーザ端末に対応するユーザデータを分割した複数のチャンクを取得する取得部と、
前記エッジサーバと複数のストレージ拠点のそれぞれとの通信に関係するパラメータに基づいて、前記複数のストレージ拠点から、前記複数のチャンクを分散して配置する対象となる複数の対象ストレージ拠点を選択する選択部と、
前記選択部によって選択された前記複数の対象ストレージ拠点に前記複数のチャンクを分散して配置するように前記複数の対象ストレージ拠点に前記複数のチャンクを送信する送信部と
を備える、エッジサーバ。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記選択部は、前記複数のストレージ拠点のうち、前記パラメータが前記エッジサーバとの通信がより良好であることを示すストレージ拠点を優先して、前記複数のストレージ拠点から、前記複数の対象ストレージ拠点を選択する、請求項1に記載のエッジサーバ。
【請求項3】
前記選択部は、前記複数のストレージ拠点のうち、前記エッジサーバとの物理的距離がより短いストレージ拠点を優先して、前記複数のストレージ拠点から、前記複数の対象ストレージ拠点を選択する、請求項2に記載のエッジサーバ。
【請求項4】
前記選択部は、前記複数のストレージ拠点のうち、前記エッジサーバとの間のメトリック値がより低いストレージ拠点を優先して、前記複数のストレージ拠点から、前記複数のチャンクを分散して配置する対象となる複数のストレージ拠点を選択する、請求項2に記載のエッジサーバ。
【請求項5】
前記取得部は、複数の前記ユーザデータのそれぞれについて複数のチャンクを取得し、
前記送信部は、前記複数のユーザデータのそれぞれについて、前記選択部によって選択された前記複数の対象ストレージ拠点に前記複数のチャンクを分散して配置するように前記複数の対象ストレージ拠点に前記複数のチャンクを送信し、
前記エッジサーバは、
前記複数のユーザデータのそれぞれの前記複数のチャンクが前記複数の対象ストレージ拠点に分散配置されている状況における、前記ユーザ端末による前記複数のユーザデータへのアクセス頻度を管理する頻度管理部と、
前記複数のユーザデータのアクセス頻度に基づいて、前記複数の対象ストレージ拠点における前記複数のチャンクの配置を変更するよう制御する再配置制御部と
を更に備える、請求項2から4のいずれか一項に記載のエッジサーバ。
【請求項6】
前記再配置制御部は、前記複数のユーザデータのうち、前記アクセス頻度がより低い前記ユーザデータの前記複数のチャンクを、当該複数のチャンクが配置されている前記ストレージ拠点よりも、前記パラメータが、前記エッジサーバとの通信が良好ではないことを示すストレージ拠点に移動するよう制御する、請求項5に記載のエッジサーバ。
【請求項7】
前記エッジサーバを利用している前記ユーザ端末が次に利用する他のエッジサーバを予測する予測部
を更に備え、
前記再配置制御部は、前記予測部による予測結果に基づいて前記複数のチャンクのうちの移動するチャンクと、移動先の前記ストレージ拠点とを決定し、決定した前記チャンクを、記憶されている前記ストレージ拠点から前記移動先の前記ストレージ拠点に移動するよう制御する、請求項6に記載のエッジサーバ。
【請求項8】
前記再配置制御部は、前記他のエッジサーバとの通信に関係するパラメータが、前記エッジサーバとの通信に関係するパラメータよりも、通信が良好であることを示し、かつ、前記エッジサーバとの通信に関係するパラメータが予め定められた条件を満たす前記ストレージ拠点を、前記移動先のストレージ拠点として決定する、請求項7に記載のエッジサーバ。
【請求項9】
前記エッジサーバを利用している前記ユーザ端末が次に利用する他のエッジサーバを予測する予測部と、
前記予測部による予測結果に基づいて前記複数のチャンクのうちの移動するチャンクと、移動先の前記ストレージ拠点とを決定し、決定した前記チャンクを、記憶されている前記ストレージ拠点から前記移動先の前記ストレージ拠点に移動するよう制御する再配置制御部と
を備える、請求項2から4のいずれか一項に記載のエッジサーバ。
【請求項10】
コンピュータを、請求項1から4のいずれか一項に記載のエッジサーバとして機能させるためのプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エッジサーバ、プログラム、及び情報処理方法に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ファイルデータをチャンク単位で分散処理するシステムについて記載されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開2012-074039号公報
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
本発明の一実施態様によれば、エッジサーバが提供される。前記エッジサーバは、前記エッジサーバを利用するユーザ端末に対応するユーザデータを分割した複数のチャンクを取得する取得部を備えてよい。前記エッジサーバは、前記エッジサーバと複数のストレージ拠点のそれぞれとの通信に関係するパラメータに基づいて、前記複数のストレージ拠点から、前記複数のチャンクを分散して配置する対象となる複数の対象ストレージ拠点を選択する選択部を備えてよい。前記エッジサーバは、前記選択部によって選択された前記複数の対象ストレージ拠点に前記複数のチャンクを分散して配置するように前記複数の対象ストレージ拠点に前記複数のチャンクを送信する送信部を備えてよい。
【0004】
前記エッジサーバにおいて、前記選択部は、前記複数のストレージ拠点のうち、前記パラメータが前記エッジサーバとの通信がより良好であることを示すストレージ拠点を優先して、前記複数のストレージ拠点から、前記複数の対象ストレージ拠点を選択してよい。前記選択部は、前記複数のストレージ拠点のうち、前記エッジサーバとの物理的距離がより短いストレージ拠点を優先して、前記複数のストレージ拠点から、前記複数の対象ストレージ拠点を選択してよい。前記選択部は、前記複数のストレージ拠点のうち、前記エッジサーバとの間のメトリック値がより低いストレージ拠点を優先して、前記複数のストレージ拠点から、前記複数のチャンクを分散して配置する対象となる複数のストレージ拠点を選択してよい。
【0005】
前記いずれかのエッジサーバにおいて、前記取得部は、複数の前記ユーザデータのそれぞれについて複数のチャンクを取得してよく、前記送信部は、前記複数のユーザデータのそれぞれについて、前記選択部によって選択された前記複数の対象ストレージ拠点に前記複数のチャンクを分散して配置するように前記複数の対象ストレージ拠点に前記複数のチャンクを送信してよく、前記エッジサーバは、前記複数のユーザデータのそれぞれの前記複数のチャンクが前記複数の対象ストレージ拠点に分散配置されている状況における、前記ユーザ端末による前記複数のユーザデータへのアクセス頻度を管理する頻度管理部と、前記複数のユーザデータのアクセス頻度に基づいて、前記複数の対象ストレージ拠点における前記複数のチャンクの配置を変更するよう制御する再配置制御部とを更に備えてよい。前記再配置制御部は、前記複数のユーザデータのうち、前記アクセス頻度がより低い前記ユーザデータの前記複数のチャンクを、当該複数のチャンクが配置されている前記ストレージ拠点よりも、前記パラメータが、前記エッジサーバとの通信が良好ではないことを示すストレージ拠点に移動するよう制御してよい。前記エッジサーバは、前記エッジサーバを利用している前記ユーザ端末が次に利用する他のエッジサーバを予測する予測部を更に備えてよく、前記再配置制御部は、前記予測部による予測結果に基づいて前記複数のチャンクのうちの移動するチャンクと、移動先の前記ストレージ拠点とを決定し、決定した前記チャンクを、記憶されている前記ストレージ拠点から前記移動先の前記ストレージ拠点に移動するよう制御してよい。前記再配置制御部は、前記他のエッジサーバとの通信に関係するパラメータが、前記エッジサーバとの通信に関係するパラメータよりも、通信が良好であることを示し、かつ、前記エッジサーバとの通信に関係するパラメータが予め定められた条件を満たす前記ストレージ拠点を、前記移動先のストレージ拠点として決定してよい。
【0006】
前記いずれかのエッジサーバは、前記エッジサーバを利用している前記ユーザ端末が次に利用する他のエッジサーバを予測する予測部と、前記予測部による予測結果に基づいて前記複数のチャンクのうちの移動するチャンクと、移動先の前記ストレージ拠点とを決定し、決定した前記チャンクを、記憶されている前記ストレージ拠点から前記移動先の前記ストレージ拠点に移動するよう制御する再配置制御部とを備えてよい。
【0007】
本発明の一実施態様によれば、コンピュータを、前記エッジサーバとして機能させるためのプログラムが提供される。
【0008】
本発明の一実施態様によれば、エッジサーによって実行されるデータ処理方法が提供される。前記データ処理方法は、前記エッジサーバを利用するユーザ端末に対応するユーザデータを分割した複数のチャンクを取得する取得段階を備えてよい。前記データ処理方法は、前記エッジサーバと複数のストレージ拠点のそれぞれとの通信に関係するパラメータに基づいて、前記複数のストレージ拠点から、前記複数のチャンクを分散して配置する対象となる複数の対象ストレージ拠点を選択する選択段階を備えてよい。前記データ処理方法は、前記選択段階において選択した前記複数の対象ストレージ拠点に前記複数のチャンクを分散して配置するように前記複数の対象ストレージ拠点に前記複数のチャンクを送信する送信段階を備えてよい。
【0009】
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
エッジサーバ100の通信環境の一例を概略的に示す。
本実施形態に係るシステム10の一例を概略的に示す。
AZ300の構成の一例を概略的に示す。
エッジサーバ100による処理の一例を説明するための説明図である。
エッジサーバ100による処理の一例を説明するための説明図である。
エッジサーバ100による処理の一例を説明するための説明図である。
エッジサーバ100の機能構成の一例を概略的に示す。
システム10の一実装例を概略的に示す。
システム10における処理の流れの一例を概略的に示す。
システム10における処理の流れの一例を概略的に示す。
システム10における処理の流れの一例を概略的に示す。
システム10における処理の流れの一例を概略的に示す。
システム10における処理の流れの一例を概略的に示す。
システム10における処理の流れの一例を概略的に示す。
システム10における処理の流れの一例を概略的に示す。
エッジサーバ100として機能するコンピュータ1200のハードウェア構成の一例を概略的に示す。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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