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公開番号2025128521
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-03
出願番号2024025225
出願日2024-02-22
発明の名称情報処理装置、プログラム、及び情報処理方法
出願人ソフトバンク株式会社
代理人弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類G01S 3/46 20060101AFI20250827BHJP(測定;試験)
要約【解決手段】移動体が有する第1アンテナと、複数の第2アンテナを含むアレイアンテナとの位置関係と、前記第1アンテナと前記アレイアンテナが前記位置関係であるときの前記第1アンテナと前記アレイアンテナとの間の、空間と周波数とでサンプリングされたチャネル応答を示すチャネル応答データと、を含む教師データを取得する教師データ取得部と、前記教師データ取得部が取得した複数の前記教師データを用いて、前記チャネル応答データを入力とし、前記アレイアンテナを基準とした前記第1アンテナの推定方向を出力とするニューラルネットワークの学習を実行する学習実行部とを備える情報処理装置を提供する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
移動体が有する第1アンテナと、複数の第2アンテナを含むアレイアンテナとの位置関係と、前記第1アンテナと前記アレイアンテナが前記位置関係であるときの前記第1アンテナと前記アレイアンテナとの間の、空間と周波数とでサンプリングされたチャネル応答を示すチャネル応答データと、を含む教師データを取得する教師データ取得部と、
前記教師データ取得部が取得した複数の前記教師データを用いて、前記チャネル応答データを入力とし、前記アレイアンテナを基準とした前記第1アンテナの推定方向を出力とするニューラルネットワークの学習を実行する学習実行部と
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記チャネル応答データは、複数の周波数のそれぞれのチャネルベクトルを含む、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記学習実行部は、前記教師データに含まれる前記チャネル応答データを前記ニューラルネットワークに入力して、前記ニューラルネットワークから出力された推定方向のベクトルと、前記教師データに含まれる前記位置関係が示す前記アレイアンテナを基準とした前記第1アンテナの方向のベクトルとのコサイン類似度を損失関数として、前記ニューラルネットワークを更新する、請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記第1アンテナと前記アレイアンテナとは、LoS-MIMO(Line of Sight Multiple Input Multiple Output)伝送に用いられ、
前記複数の第2アンテナは、LoS-MIMO伝送の要件を満たす間隔で配置されている、請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記移動体は、HAPS(High-Altitude Platform Station)であり、
前記アレイアンテナは、地上に配置される、
請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
コンピュータを、請求項1又は2に記載の情報処理装置として機能させるためのプログラム。
【請求項7】
移動体が有する第1アンテナと複数の第2アンテナを含むアレイアンテナとの位置関係と、前記第1アンテナと前記アレイアンテナが前記位置関係であるときの前記第1アンテナと前記アレイアンテナとの間の、空間と周波数とでサンプリングされたチャネル応答を示すチャネル応答データと、を含む教師データを取得する教師データ取得段階と、
前記教師データ取得段階において取得した複数の前記教師データを用いて、前記チャネル応答データを入力とし、前記アレイアンテナを基準とした前記第1アンテナの推定方向を出力とするニューラルネットワークの学習を実行する学習実行段階と
を備える情報処理方法。
【請求項8】
第1移動体が備える第1アンテナと複数の第2アンテナを含む第1アレイアンテナとの位置関係と、前記第1アンテナと前記第1アレイアンテナが前記位置関係であるときの前記第1アンテナと前記第1アレイアンテナとの間の、空間と周波数とでサンプリングされたチャネル応答を示すチャネル応答データと、を含む教師データを複数用いて生成された、前記チャネル応答データを入力とし、前記第1アレイアンテナを基準とした前記第1アンテナの方向を出力とするニューラルネットワークを記憶する記憶部と、
第2移動体が備える第3アンテナと、複数の第4アンテナを含む第2アレイアンテナとの間の、空間と周波数とでサンプリングされたチャネル応答データを取得するチャネル応答取得部と、
前記チャネル応答取得部が取得した前記チャネル応答データを前記ニューラルネットワークに入力して、前記ニューラルネットワークから出力された、前記第2アレイアンテナを基準とした前記第3アンテナの方向を取得する方向取得部と、
前記方向取得部が取得した前記方向に基づいて、前記第3アンテナと前記第2アレイアンテナとの間の無線通信を調整する通信調整部と
を備える情報処理装置。
【請求項9】
前記第3アンテナと前記第2アレイアンテナとは、LoS-MIMO(Line of Sight Multiple Input Multiple Output)伝送に用いられ、
前記複数の第4アンテナは、LoS-MIMO伝送の要件を満たす間隔で配置されている、請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
コンピュータを、請求項8又は9に記載の情報処理装置として機能させるためのプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、プログラム、及び情報処理方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
非特許文献1には、ロバストなLos-MIMO(Line of Sight-Multi Input Multi Output)伝送について記載されている。
[先行技術文献]
[非特許文献]
[非特許文献1]M. Tawada, Y. Ohta and A. Nagate, "Design of Robust LoS-MIMO Transmission in HAPS Feeder Link," 2022 IEEE 96th Vehicular Technology Conference (VTC2022-Fall), London, United Kingdom, 2022, pp. 1-7, doi: 10.1109/VTC2022-Fall57202.2022.10012950.
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
本発明の一実施態様によれば、情報処理装置が提供される。前記情報処理装置は、移動体が有する第1アンテナと、複数の第2アンテナを含むアレイアンテナとの位置関係と、前記第1アンテナと前記アレイアンテナが前記位置関係であるときの前記第1アンテナと前記アレイアンテナとの間の、空間と周波数とでサンプリングされたチャネル応答を示すチャネル応答データと、を含む教師データを取得する教師データ取得部を備えてよい。前記情報処理装置は、前記教師データ取得部が取得した複数の前記教師データを用いて、前記チャネル応答データを入力とし、前記アレイアンテナを基準とした前記第1アンテナの推定方向を出力とするニューラルネットワークの学習を実行する学習実行部を備えてよい。
【0004】
前記チャネル応答データは、複数の周波数のそれぞれのチャネルベクトルを含んでよい。
【0005】
前記情報処理装置において、前記学習実行部は、前記教師データに含まれる前記チャネル応答データを前記ニューラルネットワークに入力して、前記ニューラルネットワークから出力された推定方向のベクトルと、前記教師データに含まれる前記位置関係が示す前記アレイアンテナを基準とした前記第1アンテナの方向のベクトルとのコサイン類似度を損失関数として、前記ニューラルネットワークを更新してよい。
【0006】
前記いずれかの情報処理装置において、前記第1アンテナと前記アレイアンテナとは、LoS-MIMO伝送に用いられてよく、前記複数の第2アンテナは、LoS-MIMO伝送の要件を満たす間隔で配置されていてよい。
【0007】
前記情報処理装置において、前記移動体は、HAPSであってよく、前記アレイアンテナは、地上に配置されてよい。
【0008】
本発明の一実施態様によれば、コンピュータを、前記情報処理装置として機能させるためのプログラムが提供される。
【0009】
本発明の一実施態様によれば、コンピュータによって実行される情報処理方法が提供される。前記情報処理方法は、移動体が有する第1アンテナと複数の第2アンテナを含むアレイアンテナとの位置関係と、前記第1アンテナと前記アレイアンテナが前記位置関係であるときの前記第1アンテナと前記アレイアンテナとの間の、空間と周波数とでサンプリングされたチャネル応答を示すチャネル応答データと、を含む教師データを取得する教師データ取得段階を備えてよい。前記情報処理方法は、前記教師データ取得段階において取得した複数の前記教師データを用いて、前記チャネル応答データを入力とし、前記アレイアンテナを基準とした前記第1アンテナの推定方向を出力とするニューラルネットワークの学習を実行する学習実行段階を備えてよい。
【0010】
本発明の一実施態様によれば、情報処理装置が提供される。前記情報処理装置は、第1移動体が備える第1アンテナと複数の第2アンテナを含む第1アレイアンテナとの位置関係と、前記第1アンテナと前記第1アレイアンテナが前記位置関係であるときの前記第1アンテナと前記第1アレイアンテナとの間の、空間と周波数とでサンプリングされたチャネル応答を示すチャネル応答データと、を含む教師データを複数用いて生成された、前記チャネル応答データを入力とし、前記第1アレイアンテナを基準とした前記第1アンテナの方向を出力とするニューラルネットワークを記憶する記憶部を備えてよい。前記情報処理装置は、第2移動体が備える第3アンテナと、複数の第4アンテナを含む第2アレイアンテナとの間の、空間と周波数とでサンプリングされたチャネル応答データを取得するチャネル応答取得部を備えてよい。前記情報処理装置は、前記チャネル応答取得部が取得した前記チャネル応答データを前記ニューラルネットワークに入力して、前記ニューラルネットワークから出力された、前記第2アレイアンテナを基準とした前記第3アンテナの方向を取得する方向取得部を備えてよい。前記情報処理装置は、前記方向取得部が取得した前記方向に基づいて、前記第3アンテナと前記第2アレイアンテナとの間の無線通信を調整する通信調整部を備えてよい。
(【0011】以降は省略されています)

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