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公開番号2025144344
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-02
出願番号2024044080
出願日2024-03-19
発明の名称管理基盤、プログラム、情報処理システム、及び管理方法
出願人ソフトバンク株式会社
代理人弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類G06F 9/50 20060101AFI20250925BHJP(計算;計数)
要約【課題】複数の情報処理基盤の中から、実行中のアプリケーションの数が最も少ない情報処理基盤を選択する管理基盤を提供する。
【解決手段】システム10において、メモリリソースを有する複数の情報処理基盤を管理する管理基盤は、各情報処理基盤のメモリリソースの空きリソース量を示す空きメモリリソース量情報と、複数の情報処理基盤の各情報処理基盤上で実行中のアプリケーションの数を示すアプリケーション数情報とを取得し、アプリケーションの実行要求を受け付け、実行要求に含まれ、実行対象のアプリケーションを実行するために割り当てられる必要があるメモリリソースの割当リソース量を示す割当リソース量情報と、空きメモリリソース量情報と、アプリケーション数情報とに基づいて、実行対象のアプリケーションを実行する情報処理基盤として、複数の情報処理基盤の中から、実行中のアプリケーションの数が最も少ない情報処理基盤を選択する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
GPU(Graphics Processing Unit)メモリと、CPU(Central Processing Unit)メモリとを含むメモリリソースを有する情報処理基盤を管理する管理基盤であって、
複数の前記情報処理基盤の各情報処理基盤の前記メモリリソースの空きリソース量を示す空きメモリリソース量情報と、前記複数の情報処理基盤の前記各情報処理基盤上で実行中のアプリケーションの数を示すアプリケーション数情報とを取得する取得部と、
アプリケーションの実行要求を受け付ける受付部と、
前記実行要求に含まれる、実行対象の前記アプリケーションを実行するために割り当てられる必要があるメモリリソースの割当リソース量を示す割当リソース量情報と、前記空きメモリリソース量情報と、前記アプリケーション数情報とに基づいて、実行対象の前記アプリケーションを実行する情報処理基盤として、前記複数の情報処理基盤の中から、実行中の前記アプリケーションの数が最も少ない情報処理基盤を選択する選択部と
を備える、管理基盤。
続きを表示(約 2,500 文字)【請求項2】
前記選択部は、
実行中の前記アプリケーションの数が最も少ない前記情報処理基盤の前記メモリリソースの前記空きリソース量が前記割当リソース量以上であるか否かを決定し、
実行中の前記アプリケーションの数が最も少ない前記情報処理基盤の前記メモリリソースの前記空きリソース量が前記割当リソース量以上であると決定した場合、実行対象の前記アプリケーションを実行する前記情報処理基盤として、実行中の前記アプリケーションの数が最も少ない前記情報処理基盤を選択し、
実行中の前記アプリケーションの数が最も少ない前記情報処理基盤の前記メモリリソースの前記空きリソース量が前記割当リソース量より少ないと決定した場合、実行対象の前記アプリケーションを実行する前記情報処理基盤として、実行中の前記アプリケーションの数が最も少ない前記情報処理基盤を含む複数の情報処理基盤を選択する、
請求項1に記載の管理基盤。
【請求項3】
前記選択部は、実行中の前記アプリケーションの数が最も少ない前記情報処理基盤が複数存在する場合において、実行中の前記アプリケーションの数が最も少ない複数の前記情報処理基盤のうちの少なくとも2つの情報処理基盤の前記メモリリソースの前記空きリソース量が前記割当リソース量以上であると決定した場合、実行対象の前記アプリケーションを実行する前記情報処理基盤として、前記少なくとも2つの情報処理基盤の中から、前記メモリリソースの前記空きリソース量が最も少ない情報処理基盤を選択する、
請求項2に記載の管理基盤。
【請求項4】
前記選択部は、実行中の前記アプリケーションの数が最も少ない前記情報処理基盤の前記メモリリソースの前記空きリソース量が前記割当リソース量より少ないと決定した場合、実行対象の前記アプリケーションを実行する前記情報処理基盤として、実行中の前記アプリケーションの数が最も少ない前記情報処理基盤及び実行中の前記アプリケーションの数が2番目に少ない情報処理基盤を選択する、請求項2に記載の管理基盤。
【請求項5】
前記選択部は、
実行中の前記アプリケーションの数が最も少ない前記情報処理基盤が複数存在する場合において、実行中の前記アプリケーションの数が最も少ない複数の前記情報処理基盤の各情報処理基盤の前記メモリリソースの前記空きリソース量が前記割当リソース量より少ないと決定した場合、実行中の前記アプリケーションの数が最も少ない前記複数の情報処理基盤の前記メモリリソースの前記空きリソース量の合計が前記割当リソース量以上であるか否かをさらに決定し、
実行中の前記アプリケーションの数が最も少ない前記複数の情報処理基盤の前記メモリリソースの前記空きリソース量の合計が前記割当リソース量以上であると決定した場合、実行対象の前記アプリケーションを実行する前記情報処理基盤として、前記メモリリソースの前記空きリソース量の合計が前記割当リソース量以上となるように、実行中の前記アプリケーションの数が最も少ない前記複数の情報処理基盤のうちの少なくとも2つの情報処理基盤を選択し、
実行中の前記アプリケーションの数が最も少ない前記複数の情報処理基盤の前記メモリリソースの前記空きリソース量の合計が前記割当リソース量より少ないと決定した場合、実行対象の前記アプリケーションを実行する前記情報処理基盤として、実行中の前記アプリケーションの数が最も少ない前記複数の情報処理基盤及び実行中の前記アプリケーションの数が2番目に少ない情報処理基盤を選択する、
請求項2に記載の管理基盤。
【請求項6】
前記選択部は、前記メモリリソースの前記空きリソース量の合計が前記割当リソース量以上となり且つ前記情報処理基盤の数が最も少なくなるように、前記少なくとも2つの情報処理基盤を選択する、請求項5に記載の管理基盤。
【請求項7】
前記取得部は、前記複数の情報処理基盤の前記各情報処理基盤の前記GPUメモリの空きリソース量を示す空きGPUメモリリソース量情報と、前記複数の情報処理基盤の前記各情報処理基盤の前記CPUメモリの空きリソース量を示す空きCPUメモリリソース量情報とを含む前記空きメモリリソース量情報を取得し、
前記選択部は、前記割当リソース量情報と、前記空きメモリリソース量情報に含まれる前記空きGPUメモリリソース量情報及び前記CPUメモリリソース量情報と、前記アプリケーション数情報とに基づいて、実行対象の前記アプリケーションを実行する情報処理基盤として、前記複数の情報処理基盤の中から、実行中の前記アプリケーションの数が最も少ない情報処理基盤を選択する、
請求項1に記載の管理基盤。
【請求項8】
前記選択部は、実行中の前記アプリケーションの数が最も少ない前記情報処理基盤が複数存在する場合において、実行中の前記アプリケーションの数が最も少ない複数の前記情報処理基盤のうちの少なくとも2つの情報処理基盤の前記メモリリソースの前記空きリソース量が前記割当リソース量以上である場合、実行対象の前記アプリケーションを実行する前記情報処理基盤として、前記少なくとも2つの情報処理基盤の中から、前記GPUメモリの前記空きリソース量及び前記CPUメモリの前記空きリソース量のうちの少なくとも一方が前記割当リソース量以上である情報処理基盤を選択する、請求項7に記載の管理基盤。
【請求項9】
前記選択部によって選択された前記情報処理基盤に対して、実行対象の前記アプリケーションを実行する仮想化基盤を展開することを指示する指示部
をさらに備える、請求項1から8のいずれか一項に記載の管理基盤。
【請求項10】
コンピュータにより実行されると、前記コンピュータを、請求項1から8のいずれか一項に記載の管理基盤として機能させるためのプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、管理基盤、プログラム、情報処理システム、及び管理方法に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されているように、近年、InfiniBandスイッチに関する技術が提案されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開2019-028859号公報
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
本発明の一実施態様によれば、GPUメモリと、CPUメモリとを含むメモリリソースを有する情報処理基盤を管理する管理基盤が提供される。前記管理基盤は、複数の前記情報処理基盤の各情報処理基盤の前記メモリリソースの空きリソース量を示す空きメモリリソース量情報と、前記複数の情報処理基盤の前記各情報処理基盤上で実行中のアプリケーションの数を示すアプリケーション数情報とを取得する取得部を備えてよい。前記管理基盤は、アプリケーションの実行要求を受け付ける受付部を備えてよい。前記管理基盤は、前記実行要求に含まれる、実行対象の前記アプリケーションを実行するために割り当てられる必要があるメモリリソースの割当リソース量を示す割当リソース量情報と、前記空きメモリリソース量情報と、前記アプリケーション数情報とに基づいて、実行対象の前記アプリケーションを実行する情報処理基盤として、前記複数の情報処理基盤の中から、実行中の前記アプリケーションの数が最も少ない情報処理基盤を選択する選択部を備えてよい。
【0004】
前記管理基盤において、前記選択部は、実行中の前記アプリケーションの数が最も少ない前記情報処理基盤の前記メモリリソースの前記空きリソース量が前記割当リソース量以上であるか否かを決定してよく、実行中の前記アプリケーションの数が最も少ない前記情報処理基盤の前記メモリリソースの前記空きリソース量が前記割当リソース量以上であると決定した場合、実行対象の前記アプリケーションを実行する前記情報処理基盤として、実行中の前記アプリケーションの数が最も少ない前記情報処理基盤を選択してよく、実行中の前記アプリケーションの数が最も少ない前記情報処理基盤の前記メモリリソースの前記空きリソース量が前記割当リソース量より少ないと決定した場合、実行対象の前記アプリケーションを実行する前記情報処理基盤として、実行中の前記アプリケーションの数が最も少ない前記情報処理基盤を含む複数の情報処理基盤を選択してよい。
【0005】
前記いずれかの管理基盤において、前記選択部は、実行中の前記アプリケーションの数が最も少ない前記情報処理基盤が複数存在する場合において、実行中の前記アプリケーションの数が最も少ない複数の前記情報処理基盤のうちの少なくとも2つの情報処理基盤の前記メモリリソースの前記空きリソース量が前記割当リソース量以上であると決定した場合、実行対象の前記アプリケーションを実行する前記情報処理基盤として、前記少なくとも2つの情報処理基盤の中から、前記メモリリソースの前記空きリソース量が最も少ない情報処理基盤を選択してよい。
【0006】
前記いずれかの管理基盤において、前記選択部は、実行中の前記アプリケーションの数が最も少ない前記情報処理基盤の前記メモリリソースの前記空きリソース量が前記割当リソース量より少ないと決定した場合、実行対象の前記アプリケーションを実行する前記情報処理基盤として、実行中の前記アプリケーションの数が最も少ない前記情報処理基盤及び実行中の前記アプリケーションの数が2番目に少ない情報処理基盤を選択してよい。
【0007】
前記いずれかの管理基盤において、前記選択部は、実行中の前記アプリケーションの数が最も少ない前記情報処理基盤が複数存在する場合において、実行中の前記アプリケーションの数が最も少ない複数の前記情報処理基盤の各情報処理基盤の前記メモリリソースの前記空きリソース量が前記割当リソース量より少ないと決定した場合、実行中の前記アプリケーションの数が最も少ない前記複数の情報処理基盤の前記メモリリソースの前記空きリソース量の合計が前記割当リソース量以上であるか否かをさらに決定してよく、実行中の前記アプリケーションの数が最も少ない前記複数の情報処理基盤の前記メモリリソースの前記空きリソース量の合計が前記割当リソース量以上であると決定した場合、実行対象の前記アプリケーションを実行する前記情報処理基盤として、前記メモリリソースの前記空きリソース量の合計が前記割当リソース量以上となるように、実行中の前記アプリケーションの数が最も少ない前記複数の情報処理基盤のうちの少なくとも2つの情報処理基盤を選択してよく、実行中の前記アプリケーションの数が最も少ない前記複数の情報処理基盤の前記メモリリソースの前記空きリソース量の合計が前記割当リソース量より少ないと決定した場合、実行対象の前記アプリケーションを実行する前記情報処理基盤として、実行中の前記アプリケーションの数が最も少ない前記複数の情報処理基盤及び実行中の前記アプリケーションの数が2番目に少ない情報処理基盤を選択してよい。
【0008】
前記いずれかの管理基盤において、前記選択部は、前記メモリリソースの前記空きリソース量の合計が前記割当リソース量以上となり且つ前記情報処理基盤の数が最も少なくなるように、前記少なくとも2つの情報処理基盤を選択してよい。
【0009】
前記いずれかの管理基盤において、前記取得部は、前記複数の情報処理基盤の前記各情報処理基盤の前記GPUメモリの空きリソース量を示す空きGPUメモリリソース量情報と、前記複数の情報処理基盤の前記各情報処理基盤の前記CPUメモリの空きリソース量を示す空きCPUメモリリソース量情報とを含む前記空きメモリリソース量情報を取得し、
前記選択部は、前記割当リソース量情報と、前記空きメモリリソース量情報に含まれる前記空きGPUメモリリソース量情報及び前記CPUメモリリソース量情報と、前記アプリケーション数情報とに基づいて、実行対象の前記アプリケーションを実行する情報処理基盤として、前記複数の情報処理基盤の中から、実行中の前記アプリケーションの数が最も少ない情報処理基盤を選択してよい。
【0010】
前記いずれかの管理基盤において、前記選択部は、実行中の前記アプリケーションの数が最も少ない前記情報処理基盤が複数存在する場合において、実行中の前記アプリケーションの数が最も少ない複数の前記情報処理基盤のうちの少なくとも2つの情報処理基盤の前記メモリリソースの前記空きリソース量が前記割当リソース量以上である場合、実行対象の前記アプリケーションを実行する前記情報処理基盤として、前記少なくとも2つの情報処理基盤の中から、前記GPUメモリの前記空きリソース量及び前記CPUメモリの前記空きリソース量のうちの少なくとも一方が前記割当リソース量以上である情報処理基盤を選択してよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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