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公開番号
2025129156
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-04
出願番号
2025091956,2020204233
出願日
2025-06-02,2020-12-09
発明の名称
歪みゲージを取り付けた被測定部材、及びロボット
出願人
株式会社デンソーウェーブ
代理人
個人
主分類
G01L
5/22 20060101AFI20250828BHJP(測定;試験)
要約
【課題】耐久性を向上させることができ、且つより多くの構成に適用可能な歪みゲージの取付構造を提供する。
【解決手段】被測定部分(91)に歪みゲージ(10)を取り付ける構造であって、歪みゲージは、膜状の下地部材(11)と、下地部材に設けられた抵抗(20)と、下地部材に設けられて抵抗に接続された第1配線(30)と、下地部材に設けられて第1配線に接続された端子(40)と、端子に接続された第2配線(50)と、を備え、下地部材のうち抵抗が設けられた第1部分(P1)は、被測定部分に接着され、下地部材のうち端子が設けられた第2部分(P2)は、他の部材(90)に接着されていない。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
被測定部分に歪みゲージを取り付ける構造であって、
前記歪みゲージは、膜状又は板状の下地部材と、前記下地部材に設けられた抵抗と、前記下地部材に設けられて前記抵抗に接続された第1配線と、前記下地部材に設けられて前記第1配線に接続された端子と、前記端子に接続された第2配線と、を備え、
前記下地部材のうち前記抵抗が設けられた第1部分は、前記被測定部分に接着され、
前記下地部材のうち前記端子が設けられた第2部分は、他の部材に接着されていない、歪みゲージの取付構造。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
所定方向へ向かって、前記抵抗から前記第1配線が延び、前記第1配線から前記端子が延びており、
前記所定方向において、前記第1配線の長さは、前記端子の長さよりも長い、請求項1に記載の歪みゲージの取付構造。
【請求項3】
前記所定方向において、前記抵抗の長さは、前記端子の長さよりも長く、
前記所定方向において、前記第1配線の長さは、前記抵抗の長さよりも長い、請求項2に記載の歪みゲージの取付構造。
【請求項4】
前記被測定部分を構成する被測定部材は、前記被測定部分から前記第2部分に対向する位置まで延びており、
前記第2部分と前記被測定部材とが当接している、請求項1~3のいずれか1項に記載の歪みゲージの取付構造。
【請求項5】
前記被測定部分を構成する被測定部材と、前記第2部分との間には、所定空間が形成されている、請求項1~3のいずれか1項に記載の歪みゲージの取付構造。
【請求項6】
前記端子は、前記下地部材において前記被測定部分に対向する側の面に設けられている、請求項5に記載の歪みゲージの取付構造。
【請求項7】
前記端子と前記第2配線とは、半田により接続されている、請求項1~6のいずれか1項に記載の歪みゲージの取付構造。
【請求項8】
請求項1~7のいずれか1項に記載の歪みゲージの取付構造を備えるロボット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、被測定部分に歪みゲージを取り付ける構造に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、この種の歪みゲージの取付構造において、円環状のダイヤフラムと、ダイヤフラムの外周縁に一体形成された円環状のボスとの相互に連続する端面を同一平面上に位置する平坦面部分とし、歪みゲージの抵抗線をダイヤフラム側の平坦面部分に貼り付け、抵抗線をリード線に接続するための端子をボス側の平坦面部分に貼り付けたものがある(特許文献1参照)。特許文献1では、折れ曲がった表面部分に歪みゲージを貼り付ける場合とは異なり、平坦面部分に歪みゲージを確実に貼り付けることができるので、剥離などによる信頼性の低下を回避でき、また端子が弾性変形のないボス側の平坦面部分に貼り付けられているので、この部分が繰り返し弾性変形に晒されて断線してしまうこともないとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-69402号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載の歪みゲージの取付構造は、被測定部分(ダイヤフラム)と弾性変形のない部分(ボス)とが隣接し、且つそれらが平坦である構成にしか適用することができず、適用可能な構成が限定される。
【0005】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その主たる目的は、耐久性を向上させることができ、且つより多くの構成に適用可能な歪みゲージの取付構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための第1の手段は、
被測定部分に歪みゲージを取り付ける構造であって、
前記歪みゲージは、膜状又は板状の下地部材と、前記下地部材に設けられた抵抗と、前記下地部材に設けられて前記抵抗に接続された第1配線と、前記下地部材に設けられて前記第1配線に接続された端子と、前記端子に接続された第2配線と、を備え、
前記下地部材のうち前記抵抗が設けられた第1部分は、前記被測定部分に接着され、
前記下地部材のうち前記端子が設けられた第2部分は、他の部材に接着されていない。
【0007】
上記構成によれば、前記歪みゲージは、下地部材と、前記下地部材に設けられた抵抗と、前記下地部材に設けられて前記抵抗に接続された第1配線と、前記下地部材に設けられて前記第1配線に接続された端子と、前記端子に接続された第2配線と、を備えている。前記下地部材のうち前記抵抗が設けられた第1部分は、前記被測定部分に接着されている。このため、被測定部分の歪みに応じて、第1部分に設けられた抵抗を変形させることができる。そして、端子に接続された第2配線を介して抵抗の抵抗値を測定することにより、抵抗の抵抗値の変化に基づいて被測定部分の歪みを測定することができる。また、歪みゲージの各構成部分を1つの下地部材にまとめることができ、歪みゲージの取り扱いが容易となる。
【0008】
一方、前記下地部材のうち前記端子が設けられた第2部分は、他の部材に接着されていない。このため、被測定部分に歪みが生じたとしても、第2部分に設けられた端子が歪むことを抑制することができる。したがって、端子に応力が繰り返し作用することを抑制することができ、端子と第2配線との接続部が損傷することを抑制することができる。さらに、被測定部分に隣接する部分に第2部分を接着する必要がないため、被測定部分に隣接する部分の構成をより自由に設定することができる。したがって、耐久性を向上させることができ、且つより多くの構成に適用可能な歪みゲージの取付構造を提供することができる。
【0009】
第2の手段では、所定方向へ向かって、前記抵抗から前記第1配線が延び、前記第1配線から前記端子が延びており、前記所定方向において、前記第1配線の長さは、前記端子の長さよりも長い。
【0010】
上記構成によれば、所定方向へ向かって、前記抵抗から前記第1配線が延び、前記第1配線から前記端子が延びている。このため、抵抗から所定方向へ第1配線及び端子を引き出すことができる。そして、前記所定方向において、前記第1配線の長さは、前記端子の長さよりも長い。したがって、被測定部分に発生した歪みが下地部材を介して第2部分に伝わることを、下地部材のうち第1配線が設けられた部分(以下、「第3部分」という)により抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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