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公開番号
2025130389
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-08
出願番号
2024027525
出願日
2024-02-27
発明の名称
複合材および成形体
出願人
住友電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B29C
70/10 20060101AFI20250901BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】高い機械強度を有しつつ、高い電気伝導性および高い熱伝導性の少なくとも1つを有する複合材および成形体を提供すること。
【解決手段】複合材は、樹脂製のマトリクスと、前記マトリクス中に分散される複数の金属繊維と、を含む。前記複数の金属繊維のそれぞれは、鋼製の芯線と、前記芯線を被覆し、銅、アルミニウムおよび銅亜鉛合金からなる群から選ばれる少なくとも1つから構成される被覆層と、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
樹脂製のマトリクスと、
前記マトリクス中に分散される複数の金属繊維と、を含み、
前記複数の金属繊維のそれぞれは、
鋼製の芯線と、
前記芯線を被覆し、銅、アルミニウムおよび銅亜鉛合金からなる群から選ばれる少なくとも1つから構成される被覆層と、を含む、
複合材。
続きを表示(約 130 文字)
【請求項2】
前記金属繊維は、直線部を有する、請求項1に記載の複合材。
【請求項3】
前記金属繊維は、曲がり部を含む、請求項1または請求項2に記載の複合材。
【請求項4】
請求項1に記載の複合材から構成される、成形体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、複合材および成形体に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
樹脂製のマトリクスと、金属繊維と、を含む複合材が知られている(たとえば、特許文献1参照。)。特許文献1に記載される複合材では、金属繊維がマトリクス中に分散される。金属繊維は、ステンレス製である。ステンレスの機械強度(引張強さおよびヤング率)は、樹脂の機械強度に対して、高い。そのため、複合材の機械強度も、樹脂の機械強度に対して高くなる。複合材は、成形体に成形される。この成形体は、機械強度にも優れる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-13693号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複合材および成形体の用途および目的に応じて、機械強度の向上に加え、高い電気伝導性および高い熱伝導性の少なくとも1つが求められる。なお、ここで機械強度とは、引張強さ、降伏強さ、剛性(ヤング率)などを指す。
【0005】
高い機械強度を有しつつ、高い電気伝導性および高い熱伝導性の少なくとも1つを有する複合材および成形体を提供することを本開示の目的の1つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に従った複合材は、樹脂製のマトリクスと、マトリクス中に分散される複数の金属繊維と、を含む。複数の金属繊維のそれぞれは、鋼製の芯線と、芯線を被覆し、銅、アルミニウムおよび銅亜鉛合金からなる群から選ばれる少なくとも1つから構成される被覆層と、を含む。
【発明の効果】
【0007】
本開示に従った複合材および成形体は、高い機械強度を有しつつ、高い電気伝導性および高い熱伝導性の少なくとも1つを有する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施の形態1の複合材および成形体の概略図である。
図2は、図1に示す複合材に含まれる金属繊維の概略図である。
図3は、本実施の形態2における金属繊維の概略図である。
図4は、本実施の形態2の変形例における金属繊維の概略図である。
図5は、本実施の形態2の別の変形例における金属繊維の概略図である。
図6は、本実施の形態3における金属繊維の概略図である。
図7は、本実施の形態3の変形例における金属繊維の概略図である。
図8は、本実施の形態4における金属繊維の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。本開示の複合材は、
(1)樹脂製のマトリクスと、マトリクス中に分散される複数の金属繊維と、を含む。複数の金属繊維のそれぞれは、鋼製の芯線と、芯線を被覆し、銅、アルミニウムおよび銅亜鉛合金からなる群から選ばれる少なくとも1つから構成される被覆層と、を含む。
【0010】
本開示の複合材では、金属繊維の芯線が鋼製であり、被覆層が、銅、アルミニウムおよび銅亜鉛合金からなる群から選ばれる少なくとも1つから構成される。鋼は、剛性が比較的高い。銅、アルミニウムおよび銅亜鉛合金からなる群から選ばれる少なくとも1つの電気伝導率は、鋼の電気伝導率より高い。銅、アルミニウムおよび銅亜鉛合金からなる群から選ばれる少なくとも1つの熱伝導率は、鋼の熱伝導率より高い。そのため、複合材および成形体は、高い機械強度を有しつつ、高い電気伝導性および高い熱伝導性の少なくとも1つを有する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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