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公開番号2025130502
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-08
出願番号2024027709
出願日2024-02-27
発明の名称印刷制御装置及び印刷制御プログラム
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G06F 3/12 20060101AFI20250901BHJP(計算;計数)
要約【課題】意図しない付加情報が付加された印刷を抑制できるようにする。
【解決手段】本発明は、付加情報が付加された印刷ジョブを画像形成装置に送信可能なオペレーティングシステムを有する情報処理装置の印刷制御装置において、第1の付加情報の設定情報がオペレーティングシステムに設定された状態で、画像形成装置への第1の印刷ジョブの送信指示がされた場合に、第1の印刷ジョブに付加されている第1の付加情報の設定情報を表示して、第1の印刷ジョブの設定を受け付ける設定入力部と、第1の付加情報と異なり、一度限りの付加をする第2の付加情報が入力されると、第1の印刷ジョブに対して第2の付加情報を付加する画像データを生成する画像データ生成部と、生成された画像データを含む印刷ジョブを画像形成装置に送信する送信部とを備える。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項１】
付加情報が付加された印刷ジョブを画像形成装置に送信可能なオペレーティングシステムを有する情報処理装置の印刷制御プログラムにおいて、
コンピュータを
前記付加情報として第１の付加情報の設定情報が前記オペレーティングシステムに設定された状態で、前記画像形成装置への第１の印刷ジョブの送信指示がされた場合に、前記第１の印刷ジョブに付加されている前記第１の付加情報の設定情報を表示して、前記第１の印刷ジョブの設定を受け付ける設定入力部と、
前記第１の付加情報と異なる第２の付加情報が入力されると、前記第１の印刷ジョブに対してのみ前記第２の付加情報が付加された画像データを生成する画像データ生成部と、
生成された前記画像データを含む印刷ジョブを前記画像形成装置に送信する送信部と
して機能させることを特徴とする印刷制御プログラム。
続きを表示（約 650 文字）【請求項２】
前記画像形成装置への前記第１の印刷ジョブの送信指示がされると、イベント呼び出しにより、前記第１の付加情報の設定情報が表示され、
前記設定入力部は、前記第２の付加情報の設定情報が入力されると、前記画像データ生成部に対して、エスケープ命令で、前記第２の付加情報の設定情報を与える
ことを特徴とする請求項１に記載の印刷制御プログラム。
【請求項３】
前記第１の印刷ジョブの前記画像形成装置への送付の終了後、入力された前記第２の付加情報の設定情報が保存されないことを特徴とする請求項１に記載の印刷制御プログラム。
【請求項４】
付加情報が付加された印刷ジョブを画像形成装置に送信可能なオペレーティングシステムを有する情報処理装置の印刷制御装置において、
前記付加情報として第１の付加情報の設定情報が前記オペレーティングシステムに設定された状態で、前記画像形成装置への第１の印刷ジョブの送信指示がされた場合に、前記第１の印刷ジョブに付加されている前記第１の付加情報の設定情報を表示して、前記第１の印刷ジョブの設定を受け付ける設定入力部と、
前記第１の付加情報と異なる第２の付加情報が入力されると、前記第１の印刷ジョブに対してのみ前記第２の付加情報が付加された画像データを生成する画像データ生成部と、
生成された前記画像データを含む印刷ジョブを前記画像形成装置に送信する送信部と
を備えることを特徴とする印刷制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、印刷制御装置及び印刷制御プログラムに関し、例えば、文書イメージに加えてウォーターマーク（以下では、「ＷＭ」とも呼ぶ。）等の付加情報を重ねて印刷装置に印刷させる印刷制御装置及び印刷制御プログラムに適用し得るものである。
続きを表示（約 1,900 文字）【背景技術】
【０００２】
例えば、特許文献１には、文書等の印刷データに、ウォーターマーク（ＷＭ）等の付加情報を付加した画像データを印刷させることが開示されている。
【０００３】
従来、ウォーターマーク等の付加情報の文字列、書式、配置等の設定値の組み合わせは、印刷時に印刷者により選択決定され、各設定値はプリンタードライバーに登録される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１６－１４３８９７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかしながら、例えばプリンタードライバーに登録された各設定値はオペレーティングシステム上に保持されるので、次の印刷時に、印刷者が前回印刷時の設定値状態を覚えていない場合、意図せず前回の印刷に用いられたウォーターマークなどの付加情報が印刷されてしまうことがあるという問題がある。
【０００６】
そのため、本発明は、上述した課題に鑑み、意図しない付加情報が付加された印刷を抑制することができる印刷制御装置及び印刷制御プログラムを提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
かかる課題を解決するために、第１の本発明は、付加情報が付加された印刷ジョブを画像形成装置に送信可能なオペレーティングシステムを有する情報処理装置の印刷制御プログラムにおいて、コンピュータを、（１）付加情報として第１の付加情報の設定情報がオペレーティングシステムに設定された状態で、画像形成装置への第１の印刷ジョブの送信指示がされた場合に、第１の印刷ジョブに付加されている第１の付加情報の設定情報を表示して、第１の印刷ジョブの設定を受け付ける設定入力部と、（２）第１の付加情報と異なる第２の付加情報が入力されると、第１の印刷ジョブに対してのみ第２の付加情報が付加された画像データを生成する画像データ生成部と、（３）生成された画像データを含む印刷ジョブを画像形成装置に送信する送信部として機能させることを特徴とする。
【０００８】
第２の本発明は、付加情報が付加された印刷ジョブを画像形成装置に送信可能なオペレーティングシステムを有する情報処理装置の印刷制御装置において、（１）付加情報として第１の付加情報の設定情報がオペレーティングシステムに設定された状態で、画像形成装置への第１の印刷ジョブの送信指示がされた場合に、第１の印刷ジョブに付加されている第１の付加情報の設定情報を表示して、第１の印刷ジョブの設定を受け付ける設定入力部と、（２）第１の付加情報と異なる第２の付加情報が入力されると、第１の印刷ジョブに対してのみ第２の付加情報が付加された画像データを生成する画像データ生成部と、（３）生成された画像データを含む印刷ジョブを画像形成装置に送信する送信部とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【０００９】
本発明によれば、意図しない付加情報が付加された印刷を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
実施形態に係る画像処理装置を搭載したコンピュータの構成を示す構成図である。
実施形態に係るプリンタードライバーの処理構成を示す構成図である。
実施形態に係るデバイス情報（ＰＤＥＶＩＣＥ）の構成を示す構成図である。
実施形態に係る印刷設定情報（ＤＥＶＭＯＤＥ）の構成を示す構成図である。
実施形態に係るウォーターマーク選択肢テーブルの構成を示す構成図である。
実施形態に係るプリンタードライバーにおける一時的ウォーターマーク印刷の処理動作を説明する説明図である。
一般的なドライバー印刷設定情報（ＤＥＶＭＯＤＥ）の流れを説明する説明図である。
実施形態に係るプリンタードライバー上のＵＩモジュールの処理動作を示すフローチャートである。
実施形態に係るプリンタードライバー上のレンダリングモジュールの処理動作を示すフローチャートである。
実施形態に係る通常ウォーターマーク選択画面及び一時的ウォーターマーク設定画面の構成を示す構成図である。
実施形態に係る一時的ウォーターマーク設定画面の構成を示す構成図である。
従来のドライバー印刷設定画面の構成を示す構成図である。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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