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公開番号2025130736
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-09
出願番号2024027976
出願日2024-02-28
発明の名称ネジ打ち機
出願人マックス株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類B25B 21/00 20060101AFI20250902BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約【課題】コンタクトタクトアームを2分割した構成で、コンタクトアームを移動させる動作における負荷の増加を抑制できるようにしたネジ打ち機を提供する。
【解決手段】ネジ打ち機1Aは、本体部10に対して移動可能に支持され、被打ち込み材と接触する下方アーム80と、本体部10に対して移動可能に支持され、始動バルブ6を作動させる上方アーム81と、下方アーム80の動きを上方アーム81に伝達する伝達部材82と、伝達部材82の移動をガイドし、下方アーム80と上方アーム81の連動の有無を切り替えるガイド溝46aと、伝達部材82を付勢する付勢部材84aと、伝達部材82に対する付勢部材84aによる付勢の有無を、ガイド溝46aにガイドされる伝達部材82の位置に応じて切り替える付勢力伝達部材84bを備える。
【選択図】図2A
特許請求の範囲【請求項1】
圧縮空気が供給され、ドライバビットを軸方向に移動させる打ち込み部と、
圧縮空気が供給され、前記ドライバビットを軸回りに回転させる締め込み部と、
前記打ち込み部及び前記締め込み部に対する圧縮空気の供給の有無を切り替えるメインバルブと、
前記メインバルブを作動させる始動バルブと、
前記ドライバビットの軸方向に沿って移動可能に支持され、被打ち込み材と接触する第1のアームと、
前記ドライバビットの軸方向に沿って移動可能に支持され、前記始動バルブを作動させる第2のアームと、
前記第1のアームの動きを前記第2のアームに伝達可能な位置に移動して、前記第1のアームと前記第2のアームとを連動させると共に、前記第1のアームの動きが前記第2のアームに非伝達な位置に移動して、前記第1のアームと前記第2のアームとの連動の解除が可能な伝達部材と、
前記伝達部材の移動をガイドし、ガイドしている前記伝達部材の位置に応じて前記第1のアームと前記第2のアームとの連動の有無を切り替えるガイド部と、
前記第1のアームの動きを前記第2のアームに伝達可能な位置に向けて前記伝達部材を付勢する付勢部材と、
前記伝達部材に対する前記付勢部材による付勢力を規制し、前記ガイド部にガイドされる前記伝達部材の位置に応じて、前記付勢部材による付勢力の強弱を切り替える付勢力切替部と
を備えたネジ打ち機。
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
前記付勢力切替部は、
前記付勢部材による付勢力を前記伝達部材に伝達する付勢力伝達部材と、
前記付勢力伝達部材の位置を規制する規制部とを備えた
請求項1に記載のネジ打ち機。
【請求項3】
前記伝達部材は、ローラで構成される
請求項2に記載のネジ打ち機。
【請求項4】
前記ガイド部は、
前記第1のアームの動きを前記第2のアームに伝達可能な位置を含み、前記第1のアームと前記第2のアームとを連動させる方向に前記伝達部材をガイドする第1のガイド溝と、
前記第1のアームの動きが前記第2のアームに非伝達な位置を含み、前記第1のアームと前記第2のアームとの連動を解除させる方向に前記伝達部材をガイドする第2のガイド溝とを備え、
前記付勢力切替部は、
前記第1のガイド溝でガイドされる前記伝達部材に対する前記付勢部材による付勢力を、前記第2のガイド溝でガイドされる前記伝達部材に対する前記付勢部材による付勢力より弱める
請求項2に記載のネジ打ち機。
【請求項5】
前記付勢力切替部は、
前記第1のガイド溝でガイドされる前記伝達部材に対する前記付勢部材による付勢力の伝達を解除する
請求項4に記載のネジ打ち機。
【請求項6】
前記第1のアームの移動量を規制して、前記打ち込み部によるネジの打ち込み深さを規制する打ち込み深さ規制部と、
前記打ち込み深さ規制部による前記第1のアームの移動量の規制の有無を切り替えると共に、前記第1のアームの移動量の規制の有無の切り替えに連動して、前記ガイド部を介して前記伝達部材を移動させる打ち込み深さ切替部とを備え、
前記付勢力切替部と前記付勢部材は、前記ガイド部の移動と連動して移動する
請求項4に記載のネジ打ち機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ネジを被打ち込み材に打ち込んだ後、締め込みを行うネジ打ち機に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
ネジ打ち機は、圧縮空気を動力源として作動し、ドライバビットを軸方向に移動させてネジの頭部が被打ち込み材から浮く程度にネジを打ち込んだ後、ドライバビットを回転させてネジを被打ち込み材に締め込む工具である。
【0003】
このようなネジ打ち機では、ネジの打ち込み時にネジの先端が被打ち込み材の上材を貫通して下材の途中まで打ち込まれる必要がある。しかし、ネジの打ち込み過ぎは、下材にねじ径より大きい穴が深くあいてしまうため、ねじの掛かり量が短くて締結力が弱くなる可能性がある。
【0004】
そこで、ドライバビットとネジとを案内する射出部の先端側に、射出部の軸心に沿って摺動するコンタクトアームなどと称すスライド部材を設け、スライド部材の先端を常時突出するように付勢すると共に、ネジの打ち込み時にスライド部材に係合し、ネジの締め込み時には係合を解除する係合手段を設けることで、ネジの打ち込み深さを浅くし、ネジの締め込み時にはネジの頭部が被打ち込み材の上材と面一となる位置まで締め込めるようにした機構が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
しかし、ネジの打ち込み時にスライド部材を係合手段に係合させてスライド部材の移動を途中で停止し、ネジの締め込み時には係合手段による係合を解除してスライド部材をさらに移動可能とする二段ストローク方式とした構成では、スライド部材の移動量が長くなり、その分、装置の全長が長くなる。
【0006】
そこで、スライド部材を上方アーム部と下方アーム部に二分割することにより、スライド部材の移動量を少なくできるようにした機構が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特許第3570485号公報
特許第3632296号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
下方アーム部と上方アーム部の連動の有無を切り替えられるようにするため、下方アーム部の動きを、ローラを介して上方アーム部に伝達できるようにし、ローラの移動する方向をガイドすることで、下方アーム部と上方アーム部が連動して移動する状態と、連動が解除されて下方アーム部が上方アーム部と独立して移動する状態とが切り替えられるようにした機構が提案されている。
【0009】
このような構成では、付勢部材によりローラを付勢して、所定の方向にローラが移動できるようにしている。
【0010】
しかし、ローラを付勢する付勢力が、ローラを介して下方アーム部及び上方アーム部に作用することで、下方アーム部及び上方アーム部を移動させる動作における負荷が増加する。
(【0011】以降は省略されています)

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