TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025130773
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-09
出願番号2024028048
出願日2024-02-28
発明の名称全天球撮像装置
出願人日産自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H04N 23/698 20230101AFI20250902BHJP(電気通信技術)
要約【課題】装着者が注視対象物に対して作業しているときの姿勢を広範囲に監視する。
【解決手段】全天球撮像装置が、装着装置2の前方部にレンズが上側に向くように配置された第1広角画像撮像部4と、装着装置2の前方部における第1広角画像撮像部4よりも下方側にレンズが下側に向くように配置された第2広角画像撮像部5と、第2広角画像撮像部5によって撮像された装着者1の視線を検出する視線検出部12と、装着者1の姿勢を検出する姿勢検出部17とを備えている。姿勢検出部17は、第1広角画像撮像部4および第2広角画像撮像部5によって撮像された周辺環境において装着者1が注視対象物に対して作業を行うときの身体1eを含む画像に基づいて装着者1の姿勢を検出する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
装着者の頭部に装着された装着装置と、
前記装着装置の前方部にレンズが上側に向くように配置され、周辺環境を撮像する第1撮像部と、
前記装着装置の前方部における前記第1撮像部よりも下方側にレンズが下側に向くように配置され、前記装着者の目を含む顔、身体および周辺環境を撮像する第2撮像部と、
前記第2撮像部によって撮像された前記装着者の視線を検出する視線検出部と、
前記装着者の視線を含む領域に存在する注視対象物を検出する注視対象物検出部と、
前記第1撮像部および前記第2撮像部によって撮像された周辺環境において前記装着者が前記注視対象物に対して作業を行うときの前記身体を含む画像に基づいて、前記装着者の姿勢を検出する姿勢検出部と、
を備えた全天球撮像装置。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記第2撮像部によって撮像された前記装着者の顔に基づいて特定の個人として前記装着者を識別する個人識別部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の全天球撮像装置。
【請求項3】
前記第1撮像部および前記第2撮像部によって撮像された周辺環境と、予め取得された複数の異なる周辺環境に関するデータとに基づいて前記撮像された周辺環境を認識する環境認識部をさらに有することを特徴とする請求項2に記載の全天球撮像装置。
【請求項4】
前記装着者を含む一般作業者の基本的な動作を有する動作認識モデルと、
前記個人識別部によって識別された個人と、前記環境認識部によって認識された周辺環境との少なくとも一方に基づいて、前記動作認識モデルを切り替える動作認識モデル切替部をさらに有することを特徴とする請求項3に記載の全天球撮像装置。
【請求項5】
前記姿勢検出部によって検出された前記装着者の姿勢と、前記動作認識モデル切替部によって切り換えられた前記動作認識モデルとに基づいて、前記装着者の動作の適切さを評価する動作評価部をさらに有することを特徴とする請求項4に記載の全天球撮像装置。
【請求項6】
前記第2撮像部によって撮像された前記装着者の顔の一部である唇の動きに基づいて、前記装着者から生じる音声を読み取る読唇部と、
前記装着者から生じる音声を集音する集音部と、
前記読唇部によって読み取られた音声と、前記集音部によって集音された音声とに基づいて、前記装着者の音声情報を認識する音声認識部と、
をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の全天球撮像装置。
【請求項7】
前記音声情報に基づいて前記装着者への指示を生成し、この指示を、前記装着者の付近に設けられた表示部に送信する管理装置をさらに備えることを特徴とする請求項6に記載の全天球撮像装置。
【請求項8】
前記装着装置の前方部とは反対側の後方部に配置され、前記第1撮像部および前記第2撮像部に電力を供給する電池をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の全天球撮像装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、全天球撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載された全天球撮像装置では、装着者が装着するヘルメット等の装着装置が、装着者の頭部の左右方向両側に設けられた2つの全天球撮像カメラを有している。2つの全天球撮像カメラは、装着者の顔と、該顔よりも下側にある胸、腹や足とを除く装着者の身体の部位および装着者の周囲の周辺環境を撮像している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/013313号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の全天球撮像装置は、周辺環境において装着者が作業対象物に対して作業するときの腕や手の姿勢を監視するのに適しているが、装着者の顔と、該顔よりも下側にある胸、腹や足とを含む装着者の全体的な作業姿勢を監視することについては何ら配慮されていない。
【0005】
本発明は、上記の技術的課題に鑑みて案出されたものであり、装着者が注視対象物に対して作業しているときの姿勢を広範囲に監視可能な全天球撮像装置を提供することを1つの目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の全天球撮像装置は、装着装置の前方部にレンズが上側に向くように配置された第1撮像部と、装着装置の前方部における第1撮像部よりも下方側にレンズが下側に向くように配置された第2撮像部と、第2撮像部によって撮像された装着者の視線を検出する視線検出部と、装着者の姿勢を検出する姿勢検出部とを備えている。姿勢検出部は、第1撮像部および第2撮像部によって撮像された周辺環境において装着者が注視対象物に対して作業を行うときの身体を含む画像に基づいて装着者の姿勢を検出する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、第2撮像部が作業中の装着者の顔や身体を広範囲に撮像するので、装着者が注視対象物に対して作業しているときの姿勢を広範囲に監視することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
装着者の頭部に装着された状態の一実施形態の全天球撮像装置の装着装置の側面図である。
装着装置から管理装置への情報の送信を示す説明図である。
一実施形態の全天球撮像装置のブロック図である。
一実施形態の処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の全天球撮像装置の一実施形態を図面に基づき説明する。
【0010】
全天球撮像装置は、装着者1が頭部1aに装着するヘルメット等である装着装置2と、装着装置2と通信可能に構成され、装着者1の作業中の姿勢を含む作業内容を管理する管理装置3とを備えている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

個人
店内配信予約システム
1か月前
サクサ株式会社
中継装置
2か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
2か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
13日前
キヤノン株式会社
電子機器
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
8日前
ヤマハ株式会社
信号処理装置
2か月前
株式会社リコー
画像形成装置
12日前
日本精機株式会社
画像投映システム
2か月前
キヤノン電子株式会社
モバイル装置
2か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
電気興業株式会社
無線中継器
2か月前
株式会社ニコン
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像処理装置
3か月前
キヤノン株式会社
画像表示装置
3か月前
キヤノン株式会社
通信システム
3か月前
ブラザー工業株式会社
読取装置
27日前
株式会社小糸製作所
画像照射装置
7日前
株式会社クーネル
音響装置
3か月前
株式会社松平商会
携帯機器カバー
1日前
エルメック株式会社
信号伝送回路
3か月前
キヤノン電子株式会社
シート材搬送装置
28日前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
3か月前
パテントフレア株式会社
超高速電波通信
6日前
DXO株式会社
情報処理システム
1か月前
国立大学法人電気通信大学
小型光学装置
15日前
パテントフレア株式会社
水中電波通信法
1か月前
テックス通信株式会社
電話システム
2か月前
日本無線株式会社
無線通信システム
14日前
株式会社大林組
監視システム
11日前
株式会社オーディオテクニカ
受光器
2か月前
個人
外部ヘッダ変換通信装置および通信網
2か月前
日本無線株式会社
無線通信システム
19日前
日本無線株式会社
無線通信システム
1日前
株式会社リコー
画像形成装置
19日前
株式会社国際電気
遠隔監視システム
7日前
続きを見る