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公開番号
2025131225
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2024028834
出願日
2024-02-28
発明の名称
半導体装置
出願人
個人
代理人
弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類
H10D
89/00 20250101AFI20250902BHJP()
要約
【課題】光の照射に基づいて基準電圧を生成する基準電圧生成部を提供する。
【解決手段】本開示における基準電圧生成部は、太陽電池セル100Aと太陽電池セル200Aとの開放電圧差に基づいて基準電圧を生成する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
第1太陽電池セルと第2太陽電池セルとの開放電圧差に基づいて基準電圧を生成する基準電圧生成部を備える、半導体装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の半導体装置において、
前記第1太陽電池セルは、
第1導電型の半導体基板と、
前記半導体基板内に形成された第2導電型の第1ウェルと、
前記半導体基板内に形成され、かつ、前記半導体基板の不純物濃度よりも高い不純物濃度を有する前記第1導電型の第1半導体領域と、
前記第1ウェル内に形成され、かつ、前記第1ウェルの不純物濃度よりも高い不純物濃度を有する前記第2導電型の第2半導体領域と、
前記第1半導体領域と接続される第1コンタクトと、
前記第2半導体領域と接続される第2コンタクトと、
を有し、
前記第2太陽電池セルは、
前記半導体基板と、
前記半導体基板内に形成された前記第2導電型の第2ウェルと、
前記半導体基板と接続される第3コンタクトと、
前記第2ウェルと接続される第4コンタクトと、
を有する、半導体装置。
【請求項3】
請求項1に記載の半導体装置において、
前記半導体装置は、相補型電界効果トランジスタを含む回路部を有する、半導体装置。
【請求項4】
請求項2に記載の半導体装置において、
前記第1太陽電池セルの開放電圧は、前記第2太陽電池セルの開放電圧よりも高い、半導体装置。
【請求項5】
請求項2に記載の半導体装置において、
前記第1導電型は、p型であり、
前記第2導電型は、n型である、半導体装置。
【請求項6】
請求項1に記載の半導体装置において、
前記第1太陽電池セルは、
第1導電型の半導体基板と、
前記半導体基板内に形成された第2導電型の第1ウェルと、
前記第1ウェル内に形成された前記第1導電型の第2ウェルと、
前記第2ウェル内に形成され、かつ、前記第2ウェルの不純物濃度よりも高い不純物濃度を有する前記第1導電型の第1半導体領域と、
前記第2ウェル内に形成され、かつ、前記第1ウェルの不純物濃度よりも高い不純物濃度を有する前記第2導電型の第2半導体領域と、
前記第1半導体領域と接続される第1コンタクトと、
前記第2半導体領域と接続される第2コンタクトと、
を有し、
前記第2太陽電池セルは、
前記半導体基板と、
前記半導体基板内に形成された第2導電型の第3ウェルと、
前記第3ウェル内に形成された前記第1導電型の第4ウェルと、
前記第4ウェル内に形成され、かつ、前記第3ウェルの不純物濃度よりも高い不純物濃度を有する前記第2導電型の第3半導体領域と、
前記第4ウェルと接続される第3コンタクトと、
前記第3半導体領域と接続される第4コンタクトと、
を有する、半導体装置。
【請求項7】
請求項6に記載の半導体装置において、
前記第1太陽電池セルの開放電圧は、前記第2太陽電池セルの開放電圧よりも高い、半導体装置。
【請求項8】
請求項6に記載の半導体装置において、
前記第1導電型は、p型であり、
前記第2導電型は、n型である、半導体装置。
【請求項9】
請求項1に記載の半導体装置において、
前記基準電圧生成部は、トランジスタを含まない、半導体装置。
【請求項10】
請求項1に記載の半導体装置において、
前記基準電圧生成部は、光を照射することにより動作する、半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体装置に関し、例えば、基準電圧(リファレンス電圧)を生成する基準電圧生成部を備える半導体装置に適用して有効な技術に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
非特許文献1には、トランジスタを使用して基準電圧を生成する基準電圧生成回路に関する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
Haoyu Zhuang, Xiaoxian Liu, and Hao Wang “Voltage Reference With Linear-Temperature-Dependent Power Consumption” IEEE TRANSACTION ON VERY LARGE SCALE INTEGRATION (VLSI) SYSTEMS, VOL.28, NO.4 APRIL 2020
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
通常、回路では、基準電圧に基づいて動作に必要な様々な電圧を生成する。したがって、例えば、回路には、基準電圧を生成する基準電圧生成回路が含まれている。一般的な基準電圧生成回路は、トランジスタを利用する。この点に関し、例えば、将来発展が予想されるセンサーノードおよびIoT(Internet of Things)デバイスなどのスタンドアロン型デバイスにも活用可能な汎用性の高い基準電圧生成回路が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施の形態における半導体装置は、第1太陽電池セルと第2太陽電池セルとの開放電圧差に基づいて基準電圧を生成する基準電圧生成部を備える。
【発明の効果】
【0006】
一実施の形態によれば、光の照射に基づいて基準電圧を生成できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
基準電圧生成部の回路構成を示す図である。
第1太陽電池セルの構成を示す図である。
第2太陽電池セルの構成を示す図である。
変形例1における半導体装置の構成を示す平面図である。
変形例1における半導体装置の構成を示す断面図である。
半導体装置に光を照射する例を示す断面図である。
本変形例1において、温度と開放電圧差の関係を示すグラフである。
開放電圧差と、補正係数を掛けた開放電圧自体とを足し合わせることによって生成された基準電圧の温度依存性を示すグラフである。
温度補正を取り入れた基準電圧生成部1Aの回路構成例を示す図である。
変形例2における半導体装置の構成を示す図である。
バルク基板内におけるキャリアのライフタイムと開放電圧差との関係を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。なお、図面をわかりやすくするために平面図であってもハッチングを付す場合がある。
【0009】
<実施の形態における基本思想>
本実施の形態における基本思想は、例えば、第1太陽電池セルと第2太陽電池セルとの開放電圧差に基づいて基準電圧を生成する基準電圧生成部を実現する思想である。すなわち、基本思想は、構造の異なる複数の太陽電池セルの開放電圧差を利用して基準電圧を生成するという新たな設計思想に基づいている。このように、基準電圧生成部の構成要素として、トランジスタを使用するのではなく、太陽電池セルを使用する点で、基本思想は、斬新な思想である。言い換えれば、基本思想における基準電圧生成部は、トランジスタを含まない。一方、基本思想における基準電圧生成部は、互いに開放電圧の異なる2つの太陽電池セルを備える。これにより、基本思想によれば、以下の利点が得られる。
【0010】
(1)トランジスタが不要な基準電圧生成部を提供できる。すなわち、太陽電池セルを使用することにより、トランジスタを含まない簡素な構成で基準電圧を生成できる。
(【0011】以降は省略されています)
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