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公開番号
2025132322
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-10
出願番号
2024029791
出願日
2024-02-29
発明の名称
車両後部構造
出願人
トヨタ車体株式会社
,
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B60R
16/04 20060101AFI20250903BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両の側面衝突時にバッテリの侵入量を抑えることが可能な車両後部構造を得る。
【解決手段】バッテリクランプ30は、補機バッテリ24に対して車両幅方向内側に配置されて下端部が車体側に固定される内側サイド構成部40と、内側サイド構成部40の上端部に接続されると共に補機バッテリ24の上面側で車両幅方向に沿って延在して補機バッテリ24を車両上方側から押さえ付ける上側構成部32と、を有する。内側サイド構成部40には、張出部50が形成されており、この張出部50は、車両後部の側部のうちリアホイルハウスの車両後方側の部分に側面衝突時の衝突荷重が入力された場合に内側サイド構成部34からリアシートのシート骨格の車両幅方向外側端部に荷重を伝達させる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両後部の側部に設けられたリアホイルハウスと、
前記リアホイルハウスの車両後方側において車体フロア上に配置されるバッテリと、
前記バッテリに対して車両幅方向内側に配置されて下端部が車体側に固定される内側サイド構成部と、前記内側サイド構成部の上端部に接続されると共に前記バッテリの上面側で車両幅方向に沿って延在して前記バッテリを車両上方側から押さえ付ける上側構成部と、を有するバッテリクランプと、
前記車両後部の側部のうち前記リアホイルハウスの車両後方側の部分に側面衝突時の衝突荷重が入力された場合に前記内側サイド構成部からリアシートのシート骨格の車両幅方向外側端部に前記衝突荷重を伝達させるように設けられた荷重伝達部と、
を備える車両後部構造。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記シート骨格は、車両幅方向に沿って延在する幅方向部材を有し、
前記荷重伝達部は、前記バッテリクランプの前記内側サイド構成部及び前記シート骨格の前記幅方向部材の車両幅方向外側端部のうちの一方に形成されて他方の少なくとも一部と車両側面視で重なる部分を含むように張り出した張出部で構成されている、請求項1に記載の車両後部構造。
【請求項3】
前記内側サイド構成部は、前記上側構成部の車両幅方向内側の端部から車両下方側に曲げられて延在する縦壁部と、前記縦壁部の下端部から車両幅方向内側に曲げられて延出されると共に車体側に固定される下端延出部と、を有し、
前記荷重伝達部は、前記縦壁部において他の部位よりも車両前方側に張り出した張出部で構成されており、
前記張出部と、前記下端延出部の車両前後方向の前部とが、連続して形成されている、請求項1に記載の車両後部構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両後部構造に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、車両後部の側部側にバッテリが搭載された車両後部構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-26237号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、車両後部の側部側にバッテリが搭載された構造では、車両の側面衝突時にバッテリの侵入量を抑える必要がある。
【0005】
本発明は、上記事実を考慮して、車両の側面衝突時にバッテリの侵入量を抑えることが可能な車両後部構造を得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様に係る車両後部構造は、車両後部の側部に設けられたリアホイルハウスと、前記リアホイルハウスの車両後方側において車体フロア上に配置されるバッテリと、前記バッテリに対して車両幅方向内側に配置されて下端部が車体側に固定される内側サイド構成部と、前記内側サイド構成部の上端部に接続されると共に前記バッテリの上面側で車両幅方向に沿って延在して前記バッテリを車両上方側から押さえ付ける上側構成部と、を有するバッテリクランプと、前記車両後部の側部のうち前記リアホイルハウスの車両後方側の部分に側面衝突時の衝突荷重が入力された場合に前記内側サイド構成部からリアシートのシート骨格の車両幅方向外側端部に前記衝突荷重を伝達させるように設けられた荷重伝達部と、を備える。
【0007】
なお、第1の態様に記載中の「側面衝突時の衝突荷重が入力された場合」は、例えばポール側面衝突時の乗員保護試験等のような試験時の衝突荷重が入力された場合を想定したものであってもよい。
【0008】
第1の態様に係る車両後部構造によれば、車両後部の側部にリアホイルハウスが設けられ、リアホイルハウスの車両後方側においてバッテリは車体フロア上に配置されている。バッテリクランプの内側サイド構成部は、バッテリに対して車両幅方向内側に配置されて下端部が車体側に固定されており、バッテリクランプの上側構成部は、内側サイド構成部の上端部に接続されると共にバッテリの上面側で車両幅方向に沿って延在してバッテリを車両上方側から押さえ付ける。ここで、車両後部の側部のうちリアホイルハウスの車両後方側の部分に側面衝突時の衝突荷重が入力された場合に、荷重伝達部は、内側サイド構成部からリアシートのシート骨格の車両幅方向外側端部に衝突荷重を伝達させる。このため、前記荷重伝達部がない場合と比べて車両の側面衝突時におけるバッテリの侵入量が抑えることが可能になる。
【0009】
第2の態様に係る車両後部構造は、第1の態様に係る車両後部構造において、前記シート骨格は、車両幅方向に沿って延在する幅方向部材を有し、前記荷重伝達部は、前記バッテリクランプの前記内側サイド構成部及び前記シート骨格の前記幅方向部材の車両幅方向外側端部のうちの一方に形成されて他方の少なくとも一部と車両側面視で重なる部分を含むように張り出した張出部で構成されている。
【0010】
第2の態様に係る車両後部構造によれば、バッテリクランプの内側サイド構成部及びシート骨格の幅方向部材の車両幅方向外側端部のうちの一方に形成されて他方の少なくとも一部と車両側面視で重なる部分を含むように張り出した張出部が設けられており、荷重伝達部はこの張出部で構成されている。このため、側面衝突時に張出部が車両幅方向に沿って車両幅方向内側に変位すれば張出部が前記他方に当接してバッテリの侵入量を抑えることができると共に、荷重伝達部が設けられても車両後部における車室内空間が狭くなるのを抑えられる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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