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公開番号
2025131438
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2024029193
出願日
2024-02-28
発明の名称
車両用シュノーケル
出願人
トヨタ車体株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B60K
13/02 20060101AFI20250902BHJP(車両一般)
要約
【課題】内部に水が溜まるのを抑制することが可能な車両用シュノーケルを得る。
【解決手段】車両用シュノーケル40は、フロントピラー12に沿って空気流通用の第一通路41Aを形成する第一通路形成部41を備えると共に、第一通路41Aの下部に繋がって車両前方側に延出する空気流通用の第二通路42Aを形成する第二通路形成部42を備える。さらに、車両用シュノーケル40は、第一通路41Aと第二通路42Aとの交差部から車両下方側へ凹む凹部44を備え、この凹部44の底壁部44Aには水抜き孔46が貫通形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両のフロントピラーの上部周辺の空気を吸い込んで車両前部のエンジンのエアクリーナまで導けるように構成された車両用シュノーケルであって、
前記フロントピラーに沿って空気流通用の第一通路を形成する第一通路形成部と、
前記第一通路の下部に繋がって車両前方側に延出して前端部側で前記エアクリーナに接続される空気流通用の第二通路を形成する第二通路形成部と、
前記第一通路と前記第二通路との交差部から車両下方側へ凹むと共に、底壁部に水抜き孔が貫通形成された凹部と、
を備える車両用シュノーケル。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
前記第一通路形成部とそれに連続する前記第二通路形成部の一部とを構成するシュノーケル本体と、
前記第二通路形成部の他の一部を構成して前記シュノーケル本体の下部に対して車両幅方向内側に接続されると共にフェンダーパネルに対して車両幅方向内側に配置されるインレットと、
を有し、
前記シュノーケル本体の内底面には、前記凹部よりも車両前方側の部分における少なくとも一部に、車両前方側へ向けて車両上方側に傾斜する傾斜面が設けられている、請求項1に記載の車両用シュノーケル。
【請求項3】
前記シュノーケル本体の下部には、前記インレットとの接続部よりも車両幅方向外側に設けられて車両前後方向に見て車両上方側が開放された溝部が形成されており、
前記溝部は、前記凹部を含んで構成され、前記溝部の内底面には、前記凹部よりも車両前方側の部分における少なくとも一部に前記傾斜面が形成されており、更に、前記溝部の車両前後方向の前部における溝深さが前記凹部の深さよりも浅く設定されている、請求項2に記載の車両用シュノーケル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用シュノーケルに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
車両用シュノーケルを備えた車両が知られている(例えば下記特許文献1参照)。そのような車両では、車両用シュノーケルによって車両のフロントピラーの上部周辺の空気を吸い込んで車両前部のエンジンのエアクリーナまで導くことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平2-125420号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、車両用シュノーケルにおいては、空気を吸い込む部分から水が入る場合があり得るため、内部に水が溜まるのを抑制することが求められる。
【0005】
本発明は、上記事実を考慮して、内部に水が溜まるのを抑制することが可能な車両用シュノーケルを得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様に係る車両用シュノーケルは、車両のフロントピラーの上部周辺の空気を吸い込んで車両前部のエンジンのエアクリーナまで導けるように構成された車両用シュノーケルであって、前記フロントピラーに沿って空気流通用の第一通路を形成する第一通路形成部と、前記第一通路の下部に繋がって車両前方側に延出して前端部側で前記エアクリーナに接続される空気流通用の第二通路を形成する第二通路形成部と、前記第一通路と前記第二通路との交差部から車両下方側へ凹むと共に、底壁部に水抜き孔が貫通形成された凹部と、を備える。
【0007】
第1の態様に係る車両用シュノーケルによれば、第一通路形成部がフロントピラーに沿って空気流通用の第一通路を形成している。また、第一通路の下部に繋がって車両前方側に延出して前端部側でエアクリーナに接続される空気流通用の第二通路を第二通路形成部が形成している。このため、車両のフロントピラーの上部周辺から吸い込まれた空気は、第一通路を通って第二通路を経て車両前部のエンジンのエアクリーナまで導かれる。ここで、第1の態様に係る車両用シュノーケルには、第一通路と第二通路との交差部から車両下方側へ凹む凹部が形成されており、この凹部の底壁部に水抜き孔が貫通形成されている。したがって、この車両用シュノーケルにおいて、空気を吸い込む部分から水が入ってしまった場合に、当該水を自重によって凹部内に落下させることによって当該水を通路下流側へ流さずに水抜き孔から排出させることが可能となる。
【0008】
第2の態様に係る車両用シュノーケルは、第1の態様に係る車両用シュノーケルにおいて、前記第一通路形成部とそれに連続する前記第二通路形成部の一部とを構成するシュノーケル本体と、前記第二通路形成部の他の一部を構成して前記シュノーケル本体の下部に対して車両幅方向内側に接続されると共にフェンダーパネルに対して車両幅方向内側に配置されるインレットと、を有し、前記シュノーケル本体の内底面には、前記凹部よりも車両前方側の部分における少なくとも一部に、車両前方側へ向けて車両上方側に傾斜する傾斜面が設けられている。
【0009】
第2の態様に係る車両用シュノーケルによれば、第一通路形成部とそれに連続する第二通路形成部の一部とはシュノーケル本体によって構成されている。また、第二通路形成部の他の一部はインレットによって構成されており、このインレットは、シュノーケル本体の下部に対して車両幅方向内側に接続されると共にフェンダーパネルに対して車両幅方向内側に配置されている。これにより、車両のフロントピラーの上部周辺の空気は、シュノーケル本体内を通ってインレット内を経て車両前部のエンジンのエアクリーナまで導かれる。ここで、シュノーケル本体の内底面には、凹部よりも車両前方側の部分における少なくとも一部に、車両前方側へ向けて車両上方側に傾斜する傾斜面が設けられている。このため、凹部よりも車両前方側に落ちた水を傾斜面によって凹部側へ向けて流すことが可能となり、水抜き孔からの排水に有利となる。
【0010】
第3の態様に係る車両用シュノーケルは、第2の態様に係る車両用シュノーケルにおいて、前記シュノーケル本体の下部には、前記インレットとの接続部よりも車両幅方向外側に設けられて車両前後方向に見て車両上方側が開放された溝部が形成されており、前記溝部は、前記凹部を含んで構成され、前記溝部の内底面には、前記凹部よりも車両前方側の部分における少なくとも一部に前記傾斜面が形成されており、更に、前記溝部の車両前後方向の前部における溝深さが前記凹部の深さよりも浅く設定されている。
(【0011】以降は省略されています)
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