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公開番号
2025133208
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-11
出願番号
2024031021
出願日
2024-03-01
発明の名称
検相器用治具
出願人
株式会社関電工
代理人
個人
,
個人
主分類
G01R
31/55 20200101AFI20250904BHJP(測定;試験)
要約
【課題】検相器を用いて測定対象物の相回転を測定する際に、検相器と測定対象物を電気的に接続する治具であって、種々の形態の測定対象物に容易に対応でき、安全かつ迅速に測定できる検相器用治具を提供する。
【解決手段】複数種のコンセントに差し込むコンセント差し込み型ヘッド及び端子や導体部に当接可能な当接型ヘッドから成る複数種の測定対象物接触ヘッド部1と、検相器50に接続可能なアダプタ部2とから成り、これらの複数種の測定対象物接触ヘッド部1の一つとアダプタ部2が接続、取り外し自在となっている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数種のコンセントに差し込むコンセント差し込み型ヘッド及び端子や導体部に当接可能な当接型ヘッドから成る複数種の測定対象物接触ヘッド部と、検相器に接続可能なアダプタ部とから成り、
これらの複数種の測定対象物接触ヘッド部の一つとアダプタ部が接続、取り外し自在であることを特徴とする検相器用治具。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
前記コンセントに差し込むコンセント差し込み型ヘッドは、三相のコンセントの形状に合わせた形状の差し込み刃を有する差し込み型ヘッドが複数種備えられたことを特徴とする、請求項1に記載の検相器用治具。
【請求項3】
前記端子や導体部に当接可能な当接型ヘッドは、測定対象物接触ヘッド部から導出された三相の配線の先端に夫々導体端子が設けられたことを特徴とする、請求項1に記載の検相器用治具。
【請求項4】
。
前記端子や導体部に当接可能な当接型ヘッドは、測定対象物接触ヘッド部から導出された三相の配線の先端に、磁石から成る導体端子が夫々設けられたことを特徴とする、請求項1に記載の検相器用治具。
【請求項5】
前記端子や導体部に当接可能な当接型ヘッドは測定対象物接触ヘッド部から導出された三相の配線の先端に、ピン形状端子が夫々設けられたことを特徴とする、請求項1に記載の検相器用治具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、種々の形状のコンンセントや種々の形態の導体部に対応可能なアダプタを複数有する検相器用治具に関するものであり、複数種のコンセントに差し込む差し込み型ヘッド及び端子等の導体部に当接可能な当接型ヘッドから成る測定対象物接触ヘッド部と相回転検出器(以下、単に「検相器」という)に接続可能なアダプタ部とから成り、これらの測定対象物接触ヘッド部とアダプタ部が容易に接続、取り外し自在な検相器用治具である。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
三相誘導電動機は三相3線式の電源に接続することで回転する。この電動機の回転方向は接続する電線の位相の順番で決まる。従って、コンセント等の電源と前記三相誘導電動機等の負荷を接続する前に電源の位相を測定する必要がある。この位相の相順を確認する機器を検相器という。正相なら正回転、逆相なら逆回転をするが、逆相で動作させると故障する機器がある。
【0003】
そして、図7に示すように、検相器50から3本の配線51が導出され、当該各配線51の先端にワニ口クリップ52が夫々接続されている。コンセント等の電源の相回転を検出する場合、三相共に接続して測定するが、従来は、前記コンセントの三相の穴に、被覆されていない3本の銅線を差し込み、各銅線の他端部を、前記検相器50の各ワニ口クリップ52で挟み、前記検相検器50で相順を測定している。しかしながら、このような方法は手間がかかりかつ危険である。
【0004】
そこで、特許文献1の「三相コンセントの配線検査装置」が開発されている。
【0005】
この装置は、三相配線された三相コンセント1が壁21に埋め込まれているとき、三相コンセント1の差し込み口と位置合わせしてアタッチメント11の三相プラグ12の各端子を差し込む。次に、三相に対応した各色のクリップ22r、22s,22tにより、アタッチメント11から引き出された輪形状の各被覆電線13r、13s,13tのそれぞれ1線を各色に対応させてクランプする。これにより、三相コンセント1に接続された三相電線の各相電圧が静電誘導作用によって各クリップ22r、22s,22tに誘起される。従って、検相器24は、各クリップ22r、22s,22tの各相電圧に基づいて正回転表示又は逆回転表示される。よって、三相コンセント1が活線状態のまま、検相器24によって多数の三相コンセント1の相順方向を流れ作業で検査することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
実用新案登録第3137960号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特に、三相200Vコンセントの形状は、図8に示すように多数の配置形状があり、特許文献1のものでは、コンセント形状に合わせた多数種のアタッチメントを用意しなければならない。また、測定対象はコンセント形状に限らない。端子台形状や盤内の銅板形状の場合もありうる。この場合は特許文献1のものでは対応できない。
【0008】
そこで、この発明は、検相器を用いて測定対象物の相回転を測定する際に、検相器と測定対象物を電気的に接続する治具であって、種々の形態の測定対象物に容易に対応でき、安全かつ迅速に測定できる検相器用治具を提供することを目的としたものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1の発明は、複数種のコンセントに差し込む差し込み型ヘッド及び端子や導体部に当接可能な当接型ヘッドから成る複数種の測定対象物接触ヘッド部と、検相器に接続可能なアダプタ部とから成り、これらの複数種の測定対象物接触ヘッド部の一つとアダプタ部が接続、取り外し自在な検相器用治具とした。
【0010】
また、請求項2の発明は、前記コンセントに差し込む差し込み型ヘッドは、三相のコンセントの形状に合わせた形状の差し込み刃を有する差し込み型ヘッドが複数種備えられた、請求項1に記載の検相器用治具とした。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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