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公開番号
2025134062
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-11
出願番号
2025120683,2024091591
出願日
2025-07-17,2020-02-07
発明の名称
仮想空間制御システム、仮想空間制御方法、およびプログラム
出願人
株式会社ドワンゴ
,
株式会社バーチャルキャスト
代理人
個人
主分類
G06T
19/00 20110101AFI20250904BHJP(計算;計数)
要約
【課題】HMDを装着したまま、現実空間の実体物を利用可能にする。
【解決手段】没入感のある仮想空間内で行われる授業を視聴するための生徒用端末30は、仮想空間情報に基づいて仮想空間を表示するVR機能部301と、授業を視聴する生徒の手の届く範囲の現実空間を撮影した映像を入力する入力部302を備える。VR機能部301は、映像から仮想空間内の机オブジェクトに対応する机の天板が写っている領域を抽出し、机オブジェクトの天板部分に領域内の映像をはめ込み合成する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
カメラと、
ヘッドマウントディスプレイと、
前記カメラで撮影した現実空間映像から現実オブジェクトを検出し、前記現実オブジェクトが仮想オブジェクトにはめ込み合成された仮想空間を前記ヘッドマウントディスプレイに表示させる制御部と、を備える、
仮想空間制御システム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の仮想空間制御システムであって、
前記制御部は、マーカーレスARの技術に基づいて現実空間の3次元空間情報を測定し、前記3次元空間情報に基づいて前記現実オブジェクトを検出する、
仮想空間制御システム。
【請求項3】
請求項1または2に記載の仮想空間制御システムであって、
前記現実オブジェクトは平面を有するオブジェクトである、
仮想空間制御システム。
【請求項4】
請求項1ないし3のいずれかに記載の仮想空間制御システムであって、
前記制御部は、前記現実オブジェクトがはめ込み合成された仮想オブジェクト以外は、現実空間映像を含まない仮想空間を表示させる、
仮想空間制御システム。
【請求項5】
請求項1ないし4のいずれかに記載の仮想空間制御システムであって、
前記制御部は、前記現実オブジェクトの位置を検出し、前記現実オブジェクトの位置に基づいて前記仮想オブジェクトの位置を調整する、
仮想空間制御システム。
【請求項6】
請求項1ないし5のいずれかに記載の仮想空間制御システムであって、
前記制御部は、前記現実オブジェクトの大きさを検出し、前記現実オブジェクトの大きさに基づいて前記仮想オブジェクトの大きさを調整する、
仮想空間制御システム。
【請求項7】
請求項1ないし6のいずれかに記載の仮想空間制御システムであって、
前記制御部は、前記仮想空間に前記ヘッドマウントディスプレイを装着した利用者のアバターを配置し、前記利用者の頭の動きに基づいて仮想カメラを制御し、前記アバターの視点から見える前記仮想空間を表示させる、
仮想空間制御システム。
【請求項8】
カメラで撮影した現実空間映像から現実オブジェクトを検出し、
前記現実オブジェクトが仮想オブジェクトにはめ込み合成された仮想空間をヘッドマウントディスプレイに表示させる、
仮想空間制御方法。
【請求項9】
コンピュータに、
カメラで撮影した現実空間映像から現実オブジェクトを検出する処理と、
前記現実オブジェクトが仮想オブジェクトにはめ込み合成された仮想空間をヘッドマウントディスプレイに表示させる処理と、
を実行させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、仮想空間内で行われる授業を視聴する技術に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、テレビ・ラジオを用いた通信教育だけでなく、情報通信技術(ICT)を利用した通信教育システムが広まっている。
【0003】
ICTを利用した通信教育システムの一つとして、没入感のある仮想現実(VR)技術を用い、例えば生徒がヘッドマウントディスプレイ(HMD)を装着し、仮想空間内で授業を行うことが考えられる。没入感のある仮想空間内での授業に参加することにより、外界の情報をシャットダウンでき、テレビやパーソナルコンピュータなどを用いたときに比べて授業に集中できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-203786号公報
特開2019-101945号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、HMDなどにより視界を覆った没入感のある仮想空間では、現実空間の机上にある教科書、ノート、およびパソコンなどの実体物はHMDを外さなければ利用することができない。仮想空間内で行われる授業中に、HMDを着けたり外したりする動作は面倒である。
【0006】
HMDを装着したユーザが下方向を向いたことを検知した場合、HMDの備えるカメラで撮影した映像を仮想空間内に表示する技術が知られている。この技術を用いると、HMDを外すことなく現実空間の教科書やノートを使うことができる。しかしながら、従来の方法は、仮想空間内に配置されたオブジェクトを考慮せず、仮想空間の下部に現実空間の映像を表示するものであり、せっかくの没入感が阻害されてしまうという問題がある。
【0007】
特許文献1には、キャラクタを描画した仮想の画像と現実の画像とを合成し、キャラクタに現実の画像に含まれるフィギュアに合わせたリアリティのある動作をさせる技術が開示されている。特許文献1の技術は、現実空間に仮想のキャラクタを合成するものであって、仮想空間内に現実空間の実体物の映像を合成するものではない。
【0008】
特許文献2には、仮想空間において手書きの文字を入力する技術が開示されている。特許文献2の技術は、現実空間にある操作板(アクリル板)に対応するオブジェクトを仮想空間内に表示する。ユーザが現実空間において指で操作板に文字を書くと、書いた文字が認識されて仮想空間内のオブジェクトに表示される。ユーザは、現実空間の操作板を用いて手書き文字を仮想空間内に入力できるが、現実空間の操作板に書いた文字が残されるものではなく、現実空間でのノートの作成には利用できない。
【0009】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、HMDを装着したまま、現実空間の実体物を利用可能にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一態様の仮想空間制御システムは、カメラと、ヘッドマウントディスプレイと、前記カメラで撮影した現実空間映像から現実オブジェクトを検出し、前記現実オブジェクトが仮想オブジェクトにはめ込み合成された仮想空間を前記ヘッドマウントディスプレイに表示させる制御部と、を備える。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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