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公開番号
2025135357
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-18
出願番号
2024033160
出願日
2024-03-05
発明の名称
電気的接続構造
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02M
7/48 20070101AFI20250910BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】第1バスバーおよび第2バスバーを、コンデンサユニットの上方から回路ユニットの端子まで延在するように折り曲げることなく、コンデンサユニットの上方に配置する。
【解決手段】電気的接続構造は、第1オス螺子と第1カラーと第1螺着部材とを備える。回路ユニットは、機台の上に搭載されている。第1オス螺子は、機台におけるコンデンサユニット側の端部から、上方に突出する。第1カラーは、上下両側がメス螺子の導電体であって、下部が第1オス螺子に対して螺着される。第1螺着部材は、第1カラーの上部に対して第1バスバーを、当該第1バスバーがコンデンサユニットの上方に位置するように締結する。第2バスバーについても同様に配置する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
機台の上に搭載されている回路ユニットのプラス端子と、所定のコンデンサユニットのプラス端子と、所定の第1バスバーとを互いに電気的に接続すると共に、前記回路ユニットのマイナス端子と、前記コンデンサユニットのマイナス端子と、所定の第2バスバーとを互いに電気的に接続する電気的接続構造であって、
前記コンデンサユニットの上面は、前記機台の上面よりも高い位置にあり、
前記機台における前記コンデンサユニット側の端部から、それぞれ上方に突出する第1オス螺子および第2オス螺子と、
上下両側がメス螺子の導電体であって、下部が前記第1オス螺子に対して螺着されて、前記回路ユニットのプラス端子と前記コンデンサユニットのプラス端子とに、電気的に接続される第1カラーと、
上下両側がメス螺子の導電体であって、下部が前記第2オス螺子に対して螺着されて、前記回路ユニットのマイナス端子と前記コンデンサユニットのマイナス端子とに電気的に接続される第2カラーと、
前記第1カラーの上部に対して前記第1バスバーを、当該第1バスバーが前記コンデンサユニットの上方に位置するように締結して、前記第1カラーに対して前記第1バスバーを電気的に接続する第1螺着部材と、
前記第2カラーの上部に対して前記第2バスバーを、当該第2バスバーが前記コンデンサユニットの上方に位置するように締結して、前記第2カラーに対して前記第2バスバーを電気的に接続する第2螺着部材と、
を備える電気的接続構造。
続きを表示(約 250 文字)
【請求項2】
前記第1オス螺子と前記第2オス螺子とは、同一形状の部材であり、
前記第1カラーと前記第2カラーとは、同一形状の部材である
前記第1螺着部材と第2螺着部材とは、同一形状の部材である、
請求項1に記載の電気的接続構造。
【請求項3】
前記回路ユニットは、車両の走行用モータを駆動する駆動回路の一部を備え、
前記コンデンサユニットは、前記駆動回路における平滑コンデンサを備える、
請求項1又は2に記載の電気的接続構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の部材を電気的に接続するための電気的接続構造に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
電機機器の内部構造の中には、次のように構成されたものがある。すなわち、機台の上に所定の回路ユニットが搭載されている。その回路ユニットのプラス端子は、コンデンサユニットのプラス端子に電気的に接続されている。また、その回路ユニットのマイナス端子は、当該コンデンサユニットのマイナス端子に電気的に接続されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-131919号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この場合において、本発明者は、回路ユニットのプラス端子およびコンデンサユニットのプラス端子に対して、さらに第1バスバーを電気的に接続することを考えた。そして、回路ユニットのマイナス端子およびコンデンサユニットのマイナス端子に対して、さらに第2バスバーを電気的に接続することを考えた。
【0005】
しかしながら、この場合には、以下に示す課題があることに、発明者らは着目した。コンデンサの高さが回路ユニットの高さよりも低い場合には、無理なくコンデンサの上方に第1バスバーおよび第2バスバーを配置できる。しかしながら、コンデンサユニットの高さが回路ユニットの高さよりも高い場合には、コンデンサユニットの上方に第1バスバーおよび第2バスバーを配置するのが難しい。
【0006】
この対策としては、回路ユニットとコンデンサユニットとの間に、第1バスバーと第2バスバーとを配置する対策が考えられる。しかしながら、この場合には、回路ユニットからコンデンサユニットまでの距離が増大する。そのことから、回路ユニットとコンデンサユニットとの間での寄生インダクタンスの増大を招き、コンデンサ自身の大型化を招いてしまう。
【0007】
他方、これら第1バスバーおよび第2バスバーを、コンデンサユニットの上方に強引に配置すると、これら第1バスバーおよび第2バスバーにおける回路ユニット側の端部を、コンデンサユニットの上方から当該回路ユニットの端子まで延在するように折り曲げる必要がある。このことから、第1バスバーおよび第2バスバーの曲げプレス回数が増え、コストアップに繋がる。
【0008】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、第1バスバーおよび第2バスバーを、コンデンサユニットの上方から回路ユニットの端子まで延在するように折り曲げることなく、コンデンサユニットの上方に配置することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者らは、導電体のカラーを用いれば、上記目的を達成できることを見出して、本発明に至った。本発明は、以下の(1)~(3)の電気的接続構造である。
【0010】
(1)機台の上に搭載されている回路ユニットのプラス端子と、所定のコンデンサユニットのプラス端子と、所定の第1バスバーとを互いに電気的に接続すると共に、前記回路ユニットのマイナス端子と、前記コンデンサユニットのマイナス端子と、所定の第2バスバーとを互いに電気的に接続する電気的接続構造であって、
前記コンデンサユニットの上面は、前記機台の上面よりも高い位置にあり、
前記機台における前記コンデンサユニット側の端部から、それぞれ上方に突出する第1オス螺子および第2オス螺子と、
上下両側がメス螺子の導電体であって、下部が前記第1オス螺子に対して螺着されて、前記回路ユニットのプラス端子と前記コンデンサユニットのプラス端子とに、電気的に接続される第1カラーと、
上下両側がメス螺子の導電体であって、下部が前記第2オス螺子に対して螺着されて、前記回路ユニットのマイナス端子と前記コンデンサユニットのマイナス端子とに電気的に接続される第2カラーと、
前記第1カラーの上部に対して前記第1バスバーを、当該第1バスバーが前記コンデンサユニットの上方に位置するように締結して、前記第1カラーに対して前記第1バスバーを電気的に接続する第1螺着部材と、
前記第2カラーの上部に対して前記第2バスバーを、当該第2バスバーが前記コンデンサユニットの上方に位置するように締結して、前記第2カラーに対して前記第2バスバーを電気的に接続する第2螺着部材と、
を備える電気的接続構造。
(【0011】以降は省略されています)
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