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公開番号2025135689
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024033581
出願日2024-03-06
発明の名称化粧材の固定構造及び外壁の施工方法
出願人不二サッシ株式会社,TOPPANホールディングス株式会社
代理人弁理士法人貴和特許事務所
主分類E04B 2/96 20060101AFI20250911BHJP(建築物)
要約【課題】施工時に、パネルと壁側金具とが干渉することを防止できる、化粧材の固定構造を実現する。
【解決手段】ブラケット22aを、無目5a、5bと上下方向の位置が重なる位置に配置し、方立4から左右方向に張り出さずに方立4の屋外側面に固定された第1立壁部47と、該第1立壁部47の下端部から屋外側に向けて折れ曲がり、かつ、その一部が前記方立から左右方向に張り出した第1座板部48とを有するものとする。第1座板部48は、その上面を、無目5a、5bに下辺を保持されたガラスパネル6又はスパンドレルパネル7の下端面よりも下方に配置し、かつ、その下面を、無目5a、5bに上辺を保持されたガラスパネル6又はスパンドレルパネル7の上端面よりも上方に配置する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
複数本の方立と、複数本の無目と、複数枚のパネルとを有するカーテンウォールの屋外側に、化粧材を固定するための化粧材の固定構造であって、
左右方向に隣り合う1対の前記方立のそれぞれに固定された壁側金具と、長手方向を左右方向に向けて配置され、かつ、前記化粧材に固定された化粧材側金具と、を有し、
前記壁側金具は、前記無目と上下方向の位置が重なる位置に配置されており、前記方立から左右方向に張り出さずに該方立の屋外側面に固定された立壁部と、該立壁部の下端部から屋外側に向けて折れ曲がり、かつ、その一部が前記方立から左右方向に張り出した座板部とを有し、
前記座板部は、その上面が、前記無目に下辺を保持された前記パネルの下端面よりも下方に配置され、かつ、その下面が、前記無目に上辺を保持された前記パネルの上端面よりも上方に配置されており、
前記化粧材側金具は、左右方向一方側の端部が、前記1対の方立のうちで左右方向一方側の方立に固定された前記壁側金具の前記座板部に固定され、左右方向他方側の端部が、前記1対の方立のうちで左右方向他方側の方立に固定された前記壁側金具の前記座板部に固定されている、
化粧材の固定構造。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記化粧材側金具は、左右方向一方側の端部と左右方向他方側の端部とのうちの一方が、左右方向の相対移動を不能に固定されており、かつ、左右方向一方側の端部と左右方向他方側の端部とのうちの他方が、左右方向の相対移動を可能に固定されている、
請求項1に記載した化粧材の固定構造。
【請求項3】
前記座板部は、面外方向に関して前記方立と重なる部分に配置された本体部と、前記方立から左右方向に張り出した張出部とを有し、
前記化粧材側金具は、左右方向一方側の端部が、前記左右方向一方側の方立に固定された前記壁側金具の前記本体部と前記張出部との一方に固定され、左右方向他方側の端部が、前記左右方向他方側の方立に固定された前記壁側金具の前記本体部と前記張出部との他方に固定されている、
請求項1に記載した化粧材の固定構造。
【請求項4】
前記化粧材側金具は、左右方向一方側の端部に第1固定孔を有し、かつ、左右方向他方側の端部に第2固定孔を有し、
前記壁側金具は、前記本体部に第3固定孔を有し、かつ、前記張出部に第4固定孔を有し、
前記第1固定孔と前記第2固定孔と前記第3固定孔と前記第4固定孔とのいずれかが、前記化粧材側金具の左右方向の端部と前記壁側金具との、左右方向の相対移動を許容するルーズ孔である、
請求項3に記載した化粧材の固定構造。
【請求項5】
前記第1固定孔又は前記第2固定孔が、前記ルーズ孔である、請求項4に記載した化粧材の固定構造。
【請求項6】
前記化粧材は、長手方向を上下方向に向けて配置されたルーバであり、前記化粧材側金具に対して左右方向に離隔して複数固定されており、
前記化粧材側金具は、複数の前記ルーバを連結するストリンガーである、
請求項1に記載した化粧材の固定構造。
【請求項7】
請求項1~6のうちのいずれか1項に記載した化粧材の固定構造を有する、外壁の施工方法であって、
それぞれの屋外側面に前記壁側金具が固定された前記1対の方立のうち、一方の方立に備えられたパネル挿入溝の内側に前記パネルの一方の縦辺を挿入し、次いで、前記パネルを、該パネルの前記一方の縦辺を中心に回動させることにより、前記パネルの他方の縦辺を、前記パネルの上辺を保持する前記無目と上下方向位置が重なる位置に配置された前記壁側金具の前記座板部の下面と、前記パネルの下辺を保持する前記無目と上下方向位置が重なる位置に配置された前記壁側金具の前記座板部の上面との間を通過させ、前記1対の方立のうちの他方の方立に備えられたパネル挿入溝の内側に挿入することで、前記1対の方立同士の間に前記パネルを組み込んだ後、
前記化粧材に固定された前記化粧材側金具の左右方向両側の端部を、前記1対の方立のそれぞれに固定された前記壁側金具の前記座板部に対して固定する、
外壁の施工方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、化粧材の固定構造及び外壁の施工方法に関する。
続きを表示(約 960 文字)【背景技術】
【0002】
ビルディングなどの建築物にあっては、壁を構成するパネル材の表面性状を工夫したり、壁を構成するフレーム材の配置を工夫したりして、外観意匠を向上することが行われている。
【0003】
近年、建築物の外観意匠に対する要望が多様化してきており、建築物の壁を構成する壁構成材自体を工夫することによっては、外観意匠に対する要望に十分に応えられない可能性がある。
【0004】
そこで、建築物の壁構成材に、化粧材を取り付けることで、外観意匠を向上することが考えられている。
【0005】
特開平11-310980号公報には、建築物の外壁を構成するカーテンウォールに、意匠を凝らした化粧材を取り付ける構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平11-310980号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
カーテンウォールに化粧材を取り付ける場合、施工性の向上のために、カーテンウォールを構成する方立又は/及び無目に対して、予め工場内で、化粧材をカーテンウォールに固定するための壁側金具を取り付けておくことが考えられる。
【0008】
ただし、予め工場内で、方立又は/及び無目に対して壁側金具を取り付けておく場合、カーテンウォールの施工時、パネルを、左右方向に隣り合う方立と上下方向に隣り合う無目とにより四方を囲まれた部分に建て込む際に、該パネルと壁側金具とが干渉する可能性がある。
【0009】
特に、方立に取り付けた1つの壁側金具に対し、左右方向に隣り合う2つの化粧材を固定する場合、係り代を確保するために、壁側金具の左右方向寸法を大きくする必要がある。このため、壁側金具が方立から左右方向に張り出しやすくなり、パネルと壁側金具との干渉が発生しやすくなる。
【0010】
本開示は、施工時に、パネルと壁側金具との干渉を防止できる、化粧材の固定構造及び外壁の施工方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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