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公開番号2025136114
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024034325
出願日2024-03-06
発明の名称冷却装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B60L 53/14 20190101AFI20250911BHJP(車両一般)
要約【課題】簡易な構造により電流経路の冷却効果を高めることができる冷却装置を提供すること。
【解決手段】冷却装置は、インレットとバッテリとを繋ぐ電流経路上に設置された一対のバスバと、バスバに取り付けられた冷却器と、を備え、バスバが、冷却器の両側に設けられた冷却面を挟むように、冷却面にそれぞれ接触して配置され、冷却器が、冷却面に対して垂直な方向に延び、かつバスバを貫通するパイプを備え、バスバと冷却面との間が絶縁されており、冷却面とパイプとの間が絶縁されており、バスバを流れる電流の方向と、パイプを流れる冷媒の方向とが平行である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
インレットとバッテリとを繋ぐ電流経路上に設置された一対のバスバと、
前記バスバに取り付けられた冷却器と、
を備え、
前記バスバは、前記冷却器の両側に設けられた冷却面を挟むように、前記冷却面にそれぞれ接触して配置され、
前記冷却器は、前記冷却面に対して垂直な方向に延び、かつ前記バスバを貫通するパイプを備え、
前記バスバと前記冷却面との間は絶縁されており、
前記冷却面と前記パイプとの間は絶縁されており、
前記バスバを流れる電流の方向と、前記パイプを流れる冷媒の方向とが平行である、
冷却装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、冷却装置に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、車両用充電インレットのハウジングに冷媒の流れる流路を形成した冷却装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２２－０２５８１３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１で開示された構成は、簡易的な構造でバッテリまでの電流経路の冷却効果を高めるために改善の余地がある。
【０００５】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、簡易な構造により電流経路の冷却効果を高めることができる冷却装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示に係る冷却装置は、インレットとバッテリとを繋ぐ電流経路上に設置された一対のバスバと、前記バスバに取り付けられた冷却器と、を備え、前記バスバが、前記冷却器の両側に設けられた冷却面を挟むように、前記冷却面にそれぞれ接触して配置され、前記冷却器が、前記冷却面に対して垂直な方向に延び、かつ前記バスバを貫通するパイプを備え、前記バスバと前記冷却面との間が絶縁されており、前記冷却面と前記パイプとの間が絶縁されており、前記バスバを流れる電流の方向と、前記パイプを流れる冷媒の方向とが平行である。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、簡易な構造により電流経路の冷却効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、実施形態に係る冷却装置を備える車両の構成を示す概略図である。
図２は、実施形態に係る冷却装置の構成を示す断面図である。
図３は、実施形態に係る冷却装置の構成を示す斜視図である。
図４は、実施形態に係る冷却装置の変形例の構成を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
本開示の実施形態に係る冷却装置について、図面を参照しながら説明する。なお、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【００１０】
（冷却装置）
実施形態に係る冷却装置の構成について、図１～図３を参照しながら説明する。実施形態に係る冷却装置は、図１に示すような車両１に搭載される。車両１は、例えばハイブリッド車（ＨＥＶ：Hybrid Electric Vehicle）、プラグインハイブリッド車（ＰＨＥＶ：Plug-in Hybrid Electric Vehicle）、電気自動車（ＢＥＶ：Battery Electric Vehicle）等である。
（【００１１】以降は省略されています）

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