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公開番号2025136974
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024035925
出願日2024-03-08
発明の名称蓄電装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H01M 10/6557 20140101AFI20250911BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】複数の蓄電モジュールを備える蓄電装置を、効率良く、かつ、適切に冷却する。
【解決手段】蓄電装置が、第1方向(Z方向)に並ぶ第1蓄電モジュール(蓄電モジュールMA4)および第2蓄電モジュール(蓄電モジュールMB4)と、第1蓄電モジュールと第2蓄電モジュールとの間に位置する第1冷却器(冷却器CL2)とを備える。第1蓄電モジュールおよび第2蓄電モジュールの各々は、第1方向の両端部のうち片方のみに第1対象部品を有し、第1対象部品が設けられた端部を第1冷却器とは反対側に向けて配置されている。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
第1方向に並ぶ第1蓄電モジュールおよび第2蓄電モジュールと、
前記第1蓄電モジュールと前記第2蓄電モジュールとの間に位置する第1冷却器とを備える蓄電装置であって、
前記第1蓄電モジュールおよび前記第2蓄電モジュールの各々は、前記第1方向の両端部のうち片方のみに第1対象部品を有し、前記第1対象部品が設けられた端部を前記第1冷却器とは反対側に向けて配置されている、蓄電装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第1対象部品は、対応する蓄電モジュールの排気弁と、対応する蓄電モジュールの正極端子と、対応する蓄電モジュールの負極端子との少なくとも1つを含む、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記第1蓄電モジュールと前記第2蓄電モジュールとは、同一の構成を有する、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記第1方向における前記第1蓄電モジュールと前記第1冷却器との間には第1熱伝導材が設けられており、
前記第1方向における前記第2蓄電モジュールと前記第1冷却器との間には第2熱伝導材が設けられている、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項5】
前記蓄電装置は、第1ブラケットをさらに備え、
前記第1蓄電モジュールおよび前記第2蓄電モジュールの各々は、前記第1ブラケットに固定されている、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項6】
前記第1冷却器と前記第1ブラケットとは、前記第1方向に直交する第2方向に並ぶように配置され、
前記第1蓄電モジュールおよび前記第2蓄電モジュールの各々の前記第2方向の端面には、前記第1ブラケットが入り込む凹部が形成されている、請求項5に記載の蓄電装置。
【請求項7】
前記第1ブラケットの、前記凹部に入り込んだ部分には、当該部分を前記第1方向に貫通する雌ネジが形成されており、
前記第1蓄電モジュールを前記第1ブラケットに締結する第1ボルトが前記雌ネジに螺合されており、
前記第2蓄電モジュールを前記第1ブラケットに締結する第2ボルトが前記雌ネジに螺合されている、請求項6に記載の蓄電装置。
【請求項8】
前記第1蓄電モジュールの前記第1方向の前記第1冷却器とは反対側の端面には、第1段差が形成されており、
前記第1段差によって前記第1蓄電モジュールの厚さが薄くなった部分を前記第1ボルトが貫通しており、
前記第2蓄電モジュールの前記第1方向の前記第1冷却器とは反対側の端面には、第2段差が形成されており、
前記第2段差によって前記第2蓄電モジュールの厚さが薄くなった部分を前記第2ボルトが貫通している、請求項7に記載の蓄電装置。
【請求項9】
前記第1冷却器の前記第1方向の端に位置する両端面には、ペースト状の熱伝導材が塗布されている、請求項7に記載の蓄電装置。
【請求項10】
前記蓄電装置は、クロス部材をさらに備え、
前記第1ブラケットは、前記クロス部材に締結されている、請求項5に記載の蓄電装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、複数の蓄電モジュールを備える蓄電装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特開2018-073552号公報(特許文献1)には、複数の蓄電モジュールと、それら蓄電モジュール間に配置された冷却器とを備える蓄電装置が開示されている。この蓄電装置では、弾性部材によって、冷却器の両側に位置する2つの蓄電モジュールの一方に冷却器が押し付けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-073552号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に記載される蓄電装置では、冷却器が片方の蓄電モジュール(弾性部材によって押し付けられた蓄電モジュール)のみを冷却する。複数の蓄電モジュールを備える蓄電装置に関しては、冷却効率の点で改善の余地が残されている。
【0005】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、複数の蓄電モジュールを備える蓄電装置を、効率良く、かつ、適切に冷却することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1の観点によれば、以下に示す蓄電装置が提供される。
【0007】
(第1項)当該蓄電装置は、第1方向に並ぶ第1蓄電モジュールおよび第2蓄電モジュールと、第1蓄電モジュールと第2蓄電モジュールとの間に位置する第1冷却器とを備える。第1蓄電モジュールおよび第2蓄電モジュールの各々は、第1方向の両端部のうち片方のみに第1対象部品を有し、第1対象部品が設けられた端部を第1冷却器とは反対側に向けて配置されている。
【0008】
上記のように、1つの冷却器(第1冷却器)が複数の蓄電モジュール(第1蓄電モジュールおよび第2蓄電モジュール)の間に配置されることで、効率良く蓄電装置を冷却しやすくなる。また、第1蓄電モジュールおよび第2蓄電モジュールの各々の第1対象部品が第1冷却器から離れるように配置されることで、第1冷却器によってそれらの第1対象部品が冷却され過ぎることが抑制される。このため、上記構成によれば、複数の蓄電モジュールを備える蓄電装置を、効率良く、かつ、適切に冷却することが可能になる。第1対象部品は、過冷却によって不具合が生じやすい部品であってもよい。
【0009】
(第2項)第1項に記載の蓄電装置において、第1対象部品は、対応する蓄電モジュールの排気弁と、対応する蓄電モジュールの正極端子と、対応する蓄電モジュールの負極端子との少なくとも1つを含む。
【0010】
排気弁、正極端子、および負極端子は、過冷却によって不具合が生じ得る。例えば、過冷却による結露に起因して不具合が生じるかもしれない。上記構成によれば、排気弁、正極端子、および負極端子の少なくとも1つの過冷却を抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)

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