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公開番号
2025137379
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024209144
出願日
2024-11-29
発明の名称
コネクタ
出願人
日本航空電子工業株式会社
代理人
個人
主分類
H01R
13/52 20060101AFI20250911BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】 奥行寸法を縮小したコネクタを提供すること。
【解決手段】 コネクタ1のシェルブロック10は、貫通孔110と受部150とを有する。貫通孔110は、シェルブロック10を前後方向に貫通し、大開口部120と小開口部130とを有する。大開口部120は、小開口部130の前方に位置し、小開口部130と連通している。大開口部120は、小開口部130より大きい。上下方向において、小開口部130は、最小サイズとして第1サイズを有する。受部150は、大開口部120と小開口部130との境界に位置し、前方に向いている。コンタクト組立体20の絶縁部材220は、被保持部222を有し、被保持部222により前側部23と後側部25とに分けられている。被保持部222は、貫通孔110内で受部150に当接している。上下方向において、後側部25は、最大サイズとして第2サイズを有する。第2サイズは、第1サイズよりも小さい。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
シェルブロックとコンタクト組立体とを備えるコネクタであって、
前記シェルブロックは、貫通孔と受部とを有しており、
前記貫通孔は、前記シェルブロックを前後方向に貫通しており、且つ、大開口部と小開口部とを有しており、
前記大開口部は、前記前後方向において前記小開口部の前方に位置していると共に、前記小開口部と連通しており、
前記前後方向と直交する面内において、前記大開口部は、前記小開口部よりも大きく、
前記前後方向と直交する上下方向において、前記貫通孔は、前記小開口部の最も低い部分のサイズとして第1サイズを有しており、
前記受部は、前記貫通孔内において前記大開口部と前記小開口部との境界に設けられていると共に、前記前後方向において前方に向いており、
前記コンタクト組立体は、少なくとも一本のコンタクトと、前記コンタクトを固定保持する絶縁部材とを備えており、
前記絶縁部材は、前記前後方向と直交する方向に張り出した被保持部を有しており、
前記コンタクト組立体は、前記被保持部により、前記被保持部よりも前方に位置する前側部と、前記被保持部よりも後方に位置する後側部とに分けられており、
前記被保持部は、前記貫通孔内において前記受部に当接しており、
前記上下方向において、前記コンタクト組立体は、前記後側部の最も高い部分のサイズとして第2サイズを有しており、
前記第2サイズは、前記第1サイズよりも小さい
コネクタ。
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【請求項2】
請求項1に記載のコネクタであって、
前記コネクタは、前記シェルブロックに固定される固定プレートを更に備えており、
前記被保持部は、前記前後方向において、前記固定プレートと前記シェルブロックの前記受部とに挟まれており、
前記コンタクト組立体は、前記シェルブロックに固定されている
コネクタ。
【請求項3】
請求項2に記載のコネクタであって、
前記コネクタは防水ガスケットを更に備えており、
前記防水ガスケットは、環状であり、
前記防水ガスケットは、前記シェルブロックを囲うように前記シェルブロックに対して取り付けられている
コネクタ。
【請求項4】
請求項3に記載のコネクタであって、
前記シェルブロックは前端を有しており、
前記防水ガスケットは、前記シェルブロックの前記前端とその周囲を囲っており、
前記固定プレートは、主背面を有しており、
前記固定プレートが前記シェルブロックに固定されたとき、前記主背面は前記シェルブロックの前記前端に接触している
コネクタ。
【請求項5】
請求項2に記載のコネクタであって、
前記コンタクト組立体には仮保持部が設けられており、
前記固定プレートには被仮保持部が設けられており、
前記仮保持部が前記被仮保持部を仮保持することにより、前記固定プレートの前記コンタクト組立体に対する相対位置が固定される
コネクタ。
【請求項6】
請求項1に記載のコネクタであって、
前記コネクタは、使用時に前記前後方向において前記後側部の下側に配置された回路基板に搭載されるものであり、
前記コンタクトは、前記コネクタが前記回路基板に搭載されたときに、前記回路基板上の導体に接続される接続部を有しており、
前記コネクタは、前記小開口部に充填されたポッティング樹脂を更に備えており、
前記小開口部は前記前後方向における後端に縁を有しており、
前記ポッティング樹脂は、上下方向において下端を有しており、
前記ポッティング樹脂の前記下端は、前記小開口部の前記縁より後方には越えていない
コネクタ。
【請求項7】
請求項1に記載のコネクタであって、
前記コネクタは、前記シェルブロックに固定されると共に前記シェルブロックの後端を覆うバックシェルを更に備えている
コネクタ。
【請求項8】
請求項1に記載のコネクタであって、
前記コネクタは、使用時に電子機器の筐体内に設けられるものであり、
シェルブロックには、前記電子機器の前記筐体に固定される被固定部が設けられている
コネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関し、特に、コンタクト組立体とシェルブロックとを備えるコネクタに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、コンタクト組立体とシェルブロックとを備えるコネクタの一例を開示している。
【0003】
図18を参照すると、特許文献1に開示されたコネクタ90は、コンタクト組立体92と、シェルブロック94とを備えている。コンタクト組立体92は、シェルブロック94に取り付けられ、シェルブロック94とともに電子機器の筐体96に収容されている。
【0004】
図18に示されるように、コンタクト組立体92には、前後方向と直交する方向に突出する突出部921が設けられている。他方、シェルブロック94には、ストッパ941が設けられている。ストッパ941は、シェルブロック94を前後方向に貫通する孔943を少なくとも部分的に規定している。コンタクト組立体92は、シェルブロック94の後方から孔943に挿入され、シェルブロック94に取り付けられる。コンタクト組立体92の突出部921がシェルブロック94のストッパ941に突き当たることで、シェルブロック94に対するコンタクト組立体92の前後方向における位置決めがなされる。
【0005】
図18に示されるように、コネクタ90において、コンタクト組立体92の後端部は、少なくとも部分的に樹脂層98で覆われている。樹脂層98は、コンタクト組立体92の内部の隙間、及びコンタクト組立体92とシェルブロック94との間の隙間を通して水分が電子機器の内部へ浸入するのを防止する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特表2024-516208号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
電子機器内部の部品の高密度化と内蔵バッテリーの大型化にともない、外部インタフェースであるコネクタに関しても奥行寸法の縮小が求められている。
【0008】
本発明は、奥行寸法を縮小したコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、第1のコネクタとして、シェルブロックとコンタクト組立体とを備えるコネクタであって、
前記シェルブロックは、貫通孔と受部とを有しており、
前記貫通孔は、前記シェルブロックを前後方向に貫通しており、且つ、大開口部と小開口部とを有しており、
前記大開口部は、前記前後方向において前記小開口部の前方に位置していると共に、前記小開口部と連通しており、
前記前後方向と直交する面内において、前記大開口部は、前記小開口部よりも大きく、
前記前後方向と直交する上下方向において、前記貫通孔は、前記小開口部の最も低い部分のサイズとして第1サイズを有しており、
前記受部は、前記貫通孔内において前記大開口部と前記小開口部との境界に設けられていると共に、前記前後方向において前方に向いており、
前記コンタクト組立体は、少なくとも一本のコンタクトと、前記コンタクトを固定保持する絶縁部材とを備えており、
前記絶縁部材は、前記前後方向と直交する方向に張り出した被保持部を有しており、
前記コンタクト組立体は、前記被保持部により、前記被保持部よりも前方に位置する前側部と、前記被保持部よりも後方に位置する後側部とに分けられており、
前記被保持部は、前記貫通孔内において前記受部に当接しており、
前記上下方向において、前記コンタクト組立体は、前記後側部の最も高い部分のサイズとして第2サイズを有しており、
前記第2サイズは、前記第1サイズよりも小さい
コネクタを提供する。
【0010】
また、本発明は、第2のコネクタとして、第1のコネクタであって、
前記コネクタは、前記シェルブロックに固定される固定プレートを更に備えており、
前記被保持部は、前記前後方向において、前記固定プレートと前記シェルブロックの前記受部とに挟まれており、
前記コンタクト組立体は、前記シェルブロックに固定されている
コネクタを提供する。
(【0011】以降は省略されています)
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