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公開番号2025139169
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-26
出願番号2024037967
出願日2024-03-12
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
出願人クラスター株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G06T 19/00 20110101AFI20250918BHJP(計算;計数)
要約【課題】VR空間においてユーザが簡易的に仮想オブジェクトを生成することができる情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムを提供すること。
【解決手段】仮想現実空間に表示するオブジェクトの生成に関する生成指示情報をユーザから取得する第1取得部と、少なくとも前記生成指示情報を学習済みモデルに入力して、前記学習済みモデルによって出力された一以上の生成オブジェクトを取得する第2取得部と、前記一以上の生成オブジェクトを前記仮想現実空間に出力する出力部と、を備える、情報処理装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
仮想現実空間に表示するオブジェクトの生成に関する生成指示情報をユーザから取得する第１取得部と、
少なくとも前記生成指示情報を学習済みモデルに入力して、前記学習済みモデルによって出力された一以上の生成オブジェクトを取得する第２取得部と、
前記一以上の生成オブジェクトを前記仮想現実空間に出力する出力部と、を備える、
情報処理装置。
続きを表示（約 1,300 文字）【請求項２】
前記生成指示情報は、前記仮想現実空間における、前記ユーザおよび他のユーザによる対話情報を含む、
請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項３】
前記第１取得部は、前記生成指示情報を前記ユーザの音声又はテキスト入力を介して取得する、
請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項４】
記憶部に記憶された、前記オブジェクトを定義する一以上のパラメータを定義する定義情報を参照して、前記生成指示情報が前記一以上のパラメータの各々を含むか否かを判定し、前記一以上のパラメータのうち前記生成指示情報に含まれないパラメータが存在すると判定された場合、前記ユーザに、前記生成指示情報に含まれないパラメータの補足入力を要求する補足部を更に備える、
請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項５】
前記第１取得部は、記憶部に記憶された、ベクトル化された複数のオブジェクトに関するデータベースを検索して、前記生成指示情報によって特定されるオブジェクトに類似する類似オブジェクトを抽出し、
前記第２取得部は、前記生成指示情報と合わせて、前記類似オブジェクトに関する情報を前記学習済みモデルに入力する、
請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項６】
前記データベースは、各オブジェクトと、前記オブジェクトの属性とが対応付けられたものであり、前記生成指示情報は、前記生成指示情報によって特定されるオブジェクトに関する属性を含み、
前記第１取得部は、前記生成指示情報を用いて前記データベースを検索して、前記類似オブジェクトを特定する、
請求項５に記載の情報処理装置。
【請求項７】
前記第１取得部は、前記オブジェクトが出力される前記仮想現実空間に関する空間情報を取得し、
前記第２取得部は、前記生成指示情報と合わせて、前記空間情報を前記学習済みモデルに入力する、
請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項８】
前記第１取得部は、前記生成指示情報が前記仮想現実空間に表示された既存のオブジェクトに関する修正を示すと判定された場合、前記既存のオブジェクトに関する既存オブジェクト情報を取得し、
前記第２取得部は、前記生成指示情報と合わせて、前記既存オブジェクト情報を前記学習済みモデルに入力する、
請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項９】
前記第１取得部は、前記既存オブジェクト情報として、前記既存のオブジェクトの少なくとも一部に関する情報を取得する、
請求項８に記載の情報処理装置。
【請求項１０】
前記第１取得部は、前記生成指示情報が前記仮想現実空間に表示されたアバターに関する修正を示すと判定された場合、前記アバターに関するアバター情報を取得し、
前記第２取得部は、前記生成指示情報と合わせて、前記アバター情報を前記学習済みモデルに入力する、
請求項１に記載の情報処理装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
続きを表示（約 2,100 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、ユーザの端末装置に仮想オブジェクトを生成および表示させる技術が知られている。例えば、特許文献１には、ユーザが端末装置を用いて撮影対象物を撮像した際に、当該対象物に関連する情報を自動的に検索し、仮想オブジェクトとして表示する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特許第７３４０８９６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１に記載の技術は、現実空間での撮影に応じて、二次元の仮想オブジェクトをユーザの端末装置に表示させるものである。しかしながら、従来技術は、仮想現実（Virtual Reality: VR）空間においてユーザが簡易的に仮想オブジェクトを生成できるものではなかった。
【０００５】
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、ＶＲ空間においてユーザが簡易的に仮想オブジェクトを生成することができる情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムを提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の実施形態は、仮想現実空間に表示するオブジェクトの生成に関する生成指示情報をユーザから取得する第１取得部と、少なくとも前記生成指示情報を学習済みモデルに入力して、前記学習済みモデルによって出力された一以上の生成オブジェクトを取得する第２取得部と、前記一以上の生成オブジェクトを前記仮想現実空間に出力する出力部と、を備える、情報処理装置である。
【発明の効果】
【０００７】
本実施形態によれば、ＶＲ空間においてユーザが簡易的に仮想オブジェクトを生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
実施形態に係る情報処理装置１００の使用環境および構成の一例を示す図である。
ＨＭＤ１０に表示されるコンテンツの一例を示す図である。
学習済みモデル１５２の入出力の一例を示す図である。
出力部１３０が出力する生成オブジェクトの一例を示す図である。
オブジェクト定義情報１５４の構成の一例を示す図である。
第２取得部１２０がＶＲ空間上で要求する入力の一例を示す図である。
オブジェクトのパラメータに関する生成補助情報の一例を示す図である。
オブジェクトデータベース１５６の構成の一例を示す図である。
類似オブジェクトに関する生成補助情報の一例を示す図である。
ＶＲ空間の背景に関する生成補助情報の一例を示す図である。
既存オブジェクトＯＢの修正に係る生成指示情報の一例を示す図である。
既存オブジェクトＯＢの修正に関する生成補助情報の一例を示す図である。
出力部１３０が出力する修正オブジェクトＯＢ＿Ｃの一例を示す図である。
アバターＵの修正に係る生成指示情報の一例を示す図である。
アバターＵの修正に関する生成補助情報の一例を示す図である。
出力部１３０が出力する修正アバターＵ＿Ｃの一例を示す図である。
出力部１３０が出力する生成オブジェクトの選択候補の一例を示す図である。
情報処理装置１００によって実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
［概要］
以下、図面を参照し、本発明の実施形態に係る情報処理装置１００について説明する。図１は、実施形態に係る情報処理装置１００の使用環境および構成の一例を示す図である。情報処理装置１００は、例えば、ヘッドマウントディスプレイ（ＨＭＤ）１０と協働して動作する。本実施形態では、説明の便宜上、ＨＭＤ１０と情報処理装置１００とが別体として構成されているが、以下で説明する情報処理装置１００の機能は、ＨＭＤ１０上で実行されるアプリケーションプログラムとして実装されていてもよい。
【００１０】
ＨＭＤ１０は、仮想現実（ＶＲ：Virtual Reality）のコアデバイスとして没入型ＨＭＤ、又は拡張現実（ＡＲ：Augmented Reality）のコアデバイスとして用いられるメガネ型の透過型ＨＭＤである。本実施形態において、ＨＭＤ１０は、没入型ＨＭＤであるものとするが、透過型ＨＭＤであってもよい。ユーザＵは、ＨＭＤ１０を自身の頭部に装着することにより、ユーザＵの周辺環境への視界は完全に遮られる。この場合、ユーザＵは、ＨＭＤ１０内に表示されるコンテンツのみを視認することができる。本実施形態において、ＨＭＤ１０内に表示されるコンテンツは、一例として、複数のユーザが自身に対応するアバターを操作して、ＶＲ空間上で活動や交流を行うメタバースプラットフォームであるものとする。ＨＭＤ１０は、さらに、情報処理装置１００とネットワークＮＷを介した無線通信を行うための通信インターフェースを搭載する。
（【００１１】以降は省略されています）

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