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公開番号2025140355
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-29
出願番号2024039702
出願日2024-03-14
発明の名称電気化学素子、電気化学素子ロール、及び電気化学素子の製造方法
出願人日東電工株式会社
代理人個人,個人
主分類H01M 8/1226 20160101AFI20250919BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】軽量化及び耐衝撃性の両立と生産性の向上を実現できる電気化学素子を提供する。
【解決手段】本発明の一態様に係る電気化学素子は、気体を透過可能なガラスフィルムと、電極層と、電解質層とをこの順に備え、曲げ半径が、20mm超え200mm以下であり、前記ガラスフィルムの厚みが、20μm以上200μm以下である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
気体を透過可能なガラスフィルムと、電極層と、電解質層とをこの順に備え、曲げ半径が、20mm超え200mm以下であり、
前記ガラスフィルムの厚みが、20μm以上200μm以下である電気化学素子。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記電解質層が、酸化物を含む請求項1に記載の電気化学素子。
【請求項3】
前記ガラスフィルムは、複数の貫通孔を有する請求項1又は2に記載の電気化学素子。
【請求項4】
長尺状を有し、気体を透過可能なガラスフィルムと、電極層と、電解質層とをこの順に備え、曲げ半径が、20mm超え200mm以下であり、
前記ガラスフィルムの厚みが、20μm以上200μm以下である電気化学素子ロール。
【請求項5】
ロール・ツー・ロール方式で、20μm以上200μm以下の厚みを有し、気体を透過可能なガラスフィルムを搬送しながら、前記ガラスフィルムの上に電極層を形成するステップと、
前記電極層の上に電解質層を形成するステップと、
前記電解質層の上に対極電極層を形成するステップとを有する電気化学素子の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電気化学素子、電気化学素子ロール、及び電気化学素子の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
燃料電池として、固体酸化物形燃料電池(以下「SOFC」と称する。)やプロトン導電性セラミックス燃料電池(以下「PCFC」と称する。)は、高い発電効率や貴金属が不要である点から注目されている。SOFC、PCFC等において、電解質支持型や電極支持型の燃料電池が知られているが、これらは、特に自動車やドローン等のモビリティに搭載する場合、衝撃に弱く割れやすいという欠点がある。このような欠点に対し、耐衝撃性を向上させる検討がされており、金属支持型の燃料電池が提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、支持体としての金属基板と、金属基板の上に形成された電極層と、電極層の上に形成された緩衝層と、緩衝層の上に形成された電解質層とを少なくとも有する金属支持型電気化学素子が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2017/047656号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の金属支持型電気化学素子では、耐衝撃性は向上するものの、金属支持体を有するため重量が比較的重く、施工の際にハンドリングし難い場合があり、また、モビリティに搭載する場合、燃費を向上させるに当たり弊害となる可能性がある。また、金属支持体型電気化学素子は、バッチでの生産になるため生産性が低下する課題がある。
【0006】
本発明の一態様は、軽量化及び耐衝撃性の両立と生産性の向上を実現できる電気化学素子を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係る電気化学素子は、気体を透過可能なガラスフィルムと、電極層と、電解質層とをこの順に備え、曲げ半径が、20mm超え200mm以下であり、前記ガラスフィルムの厚みが、20μm以上200μm以下である。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一態様に係る電気化学素子によれば、軽量化及び耐衝撃性の両立と生産性の向上を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る電気化学素子の構成を示す概略図である。
本実施形態に係る電気化学素子の製造方法を示すフローチャートである。
本実施形態に係る電気化学素子の製造方法を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について、詳細に説明する。なお、説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては同一の符号を付して、重複する説明は省略する。また、図面における各部材の縮尺は実際とは異なる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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