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公開番号2025140399
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-29
出願番号2024039777
出願日2024-03-14
発明の名称評価装置及び評価方法
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人個人
主分類G06Q 30/0283 20230101AFI20250919BHJP(計算;計数)
要約【課題】所持品に対するユーザの好感度を加味して、所持品の処分を適切に勧めることが可能な評価装置を提供すること。
【解決手段】本開示に係る評価装置100は、ユーザの所持品を撮影した所持品画像を取得する画像取得部11と、所持品画像から所持品の特徴を抽出する特徴抽出部12と、所持品に対するユーザの好感度を設定する好感度設定部14と、所持品と同じ種類の物品の流行状況を示す統計情報を取得する統計情報取得部15と、所持品の特徴と統計情報とに基づいて、所持品に対応する流行度を推定する流行度推定部16と、好感度と所持品に対応する流行度とに基づいて、所持品を処分すべきか否かを評価する評価部20と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザの所持品を撮影した所持品画像を取得する画像取得部と、
前記所持品画像から前記所持品の特徴を抽出する特徴抽出部と、
前記所持品に対する前記ユーザの好感度を設定する好感度設定部と、
前記所持品と同じ種類の物品の流行状況を示す統計情報を取得する統計情報取得部と、
前記所持品の特徴と前記統計情報とに基づいて、前記所持品に対応する流行度を推定する流行度推定部と、
前記好感度と前記所持品に対応する流行度とに基づいて、前記所持品を処分すべきか否かを評価する評価部と、を備える
評価装置。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記ユーザの生体情報に基づく前記ユーザの状態を取得するユーザ状態取得部をさらに備え、
前記好感度設定部は、平常時における前記ユーザの状態と、前記ユーザの所持品を撮影した時点における前記ユーザの状態とを比較し、比較結果に基づいて前記好感度を設定する
請求項1に記載の評価装置。
【請求項3】
前記所持品に関する詳細情報を取得する詳細情報取得部と、
前記詳細情報に基づいて、前記所持品の同型品又は類似品の価格を取得する価格取得部と、
前記詳細情報と前記価格とに基づいて、前記所持品を売却した場合の予想価格を算出する予想売却価格算出部と、をさらに備え、
前記評価部は、前記価格と前記予想価格との間に所定以上の差がある場合に、評価結果を調整する
請求項1又は2に記載の評価装置。
【請求項4】
前記評価部において処分すべきと評価された前記所持品を、前記ユーザ以外が閲覧可能な閲覧リストに登録する登録部をさらに備える
請求項1又は2に記載の評価装置。
【請求項5】
ユーザの所持品を撮影した所持品画像を取得する画像取得ステップと、
前記所持品画像から前記所持品の特徴を抽出する特徴抽出ステップと、
前記所持品に対する前記ユーザの好感度を設定する好感度設定ステップと、
前記所持品と同じ種類の物品の流行状況を示す統計情報を取得する統計情報取得ステップと、
前記所持品の特徴と前記統計情報とに基づいて、前記所持品に対応する流行度を推定する流行度推定ステップと、
前記好感度と前記所持品に対応する流行度とに基づいて、前記所持品を処分すべきか否かを評価する評価ステップと、を含む
評価方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、評価装置及び評価方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
衣服やカバン等の物品を所有するユーザに対し、当該物品の処分を支援する技術が知られている。関連する技術として、特許文献1は、利用者に対して所有物を処分する適切なタイミングを提案する情報処理装置を開示する。当該情報処理装置は、利用者の所有物を撮影した撮影画像と、予め登録される所有物に関する情報とに基づいて、所有物のうち使用された使用所有物を特定し、使用所有物の使用頻度を記録し、使用頻度に基づいて使用所有物の処分に関する提案情報を提供する。また当該情報処理装置は、使用所有物の類似品の中古市場価格を取得し、中古市場価格に基づく使用所有物の推定売却価格に関する情報を提供する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-042472号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
物品を保有し続けるか処分するかの判断においては、当該物品に対するユーザの好感度を考慮することが望ましい。例えば、思い入れが強く、好感度の高い物品の処分を検討する場合、ユーザは当該物品の使用頻度や推定売却価格のみに基づいて当該物品の処分を決定することが困難な場合がある。
【0005】
本開示の目的は、上述した課題を鑑み、所持品に対するユーザの好感度を加味して、所持品の処分を適切に勧めることが可能な評価装置及び評価方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示にかかる評価装置は、
ユーザの所持品を撮影した所持品画像を取得する画像取得部と、
前記所持品画像から前記所持品の特徴を抽出する特徴抽出部と、
前記所持品に対する前記ユーザの好感度を設定する好感度設定部と、
前記所持品と同じ種類の物品の流行状況を示す統計情報を取得する統計情報取得部と、
前記所持品の特徴と前記統計情報とに基づいて、前記所持品に対応する流行度を推定する流行度推定部と、
前記好感度と前記所持品に対応する流行度とに基づいて、前記所持品を処分すべきか否かを評価する評価部と、を備えるものである。
【0007】
本開示にかかる評価方法は、
ユーザの所持品を撮影した所持品画像を取得する画像取得ステップと、
前記所持品画像から前記所持品の特徴を抽出する特徴抽出ステップと、
前記所持品に対する前記ユーザの好感度を設定する好感度設定ステップと、
前記所持品と同じ種類の物品の流行状況を示す統計情報を取得する統計情報取得ステップと、
前記所持品の特徴と前記統計情報とに基づいて、前記所持品に対応する流行度を推定する流行度推定ステップと、
前記好感度と前記所持品に対応する流行度とに基づいて、前記所持品を処分すべきか否かを評価する評価ステップと、を含むものである。
【発明の効果】
【0008】
本開示にかかる評価装置及び評価方法は、所持品に対するユーザの好感度を加味して、所持品の処分を適切に勧めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態にかかる評価装置の構成を示すブロック図である。
図2は、実施形態にかかる背面カメラ及び正面カメラを用いて所持品及びユーザの顔を撮影する例を示す図である。
図3は、実施形態にかかる好感度を設定するための好感度入力画面の一例を示す図である。
図4は、実施形態にかかるユーザの表情に対応する好感度の一例を示す図である。
図5は、実施形態にかかる評価装置が平常時におけるユーザの状態を取得する処理を示すフローチャートである。
図6は、実施形態にかかる評価装置の処理を示すフローチャートである。
図7は、実施形態にかかる評価装置の処理を示すフローチャートである。
図8は、実施形態にかかる評価結果を調整する場合における評価装置の処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下では、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一又は対応する要素には同一の符号が付されている。説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
(【0011】以降は省略されています)

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