TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025140402
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2024039783
出願日
2024-03-14
発明の名称
プローブデータの信頼度評価方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
G08G
1/00 20060101AFI20250919BHJP(信号)
要約
【課題】プローブデータの精度を従来よりも適切に評価可能とする。
【解決手段】コンピュータによって実行される、プローブデータの信頼度を評価する信頼度評価方法であって、少なくとも車両の位置、速度、および進行方向を含むプローブデータを取得するステップと、前記プローブデータにおける車両速度に基づいて、進行方向の位置精度に関する第1信頼度と、横方向の位置精度に関する第2信頼度とを決定するステップと、前記プローブデータに対して、前記第1信頼度および前記第2信頼度を関連付けるステップと、を含む、信頼度評価方法。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
コンピュータによって実行される、プローブデータの信頼度を評価する信頼度評価方法であって、
少なくとも車両の位置、速度、および進行方向を含むプローブデータを取得するステップと、
前記プローブデータにおける車両速度に基づいて、進行方向の位置精度に関する第1信頼度と、横方向の位置精度に関する第2信頼度とを決定するステップと、
前記プローブデータに対して、前記第1信頼度および前記第2信頼度を関連付けるステップと、
を含む、信頼度評価方法。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
前記第1信頼度は、
前記車両速度が第1閾値より小さい場合は、0であり、
前記車両速度が前記第1閾値より大きく第2閾値よりも小さい場合は、単調増加し、
前記車両速度が前記第2閾値より大きく第3閾値よりも小さい場合は、1であり、
前記車両速度が前記第3閾値よりも大きい場合は、単調減少する、
ように決定される、
ことを特徴とする請求項1に記載の信頼度評価方法。
【請求項3】
前記第1信頼度の減少率は、前記車両が走行している道路の種別によって異なる信頼度を算出してもよく、
前記車両速度が前記第3閾値よりも大きい場合、前記車両が走行している道路が高速道路の場合の減少率は、前記車両が走行している道路が一般道である場合の減少率よりも小さい、
ことを特徴とする請求項2に記載の信頼度評価方法。
【請求項4】
前記第2信頼度は、前記車両速度に対して単調増加するように決定される、
ことを特徴とする請求項1に記載の信頼度評価方法。
【請求項5】
前記第2信頼度は、
前記車両速度が第4閾値よりも小さい場合は、定数であり、
前記車両速度が前記第4閾値よりも大きく第5閾値よりも小さい場合は、単調増加し、
前記車両速度が前記第5閾値よりも大きい場合は、1である、
ように決定される、
ことを特徴とする請求項1に記載の信頼度評価方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、プローブデータの信頼度評価方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
プローブデータに基づいて生成・更新される地図の精度は、プローブデータの精度に大きく依存する。
【0003】
特許文献1は、車両が対象の道路区間を走行した際の走行状況を示すプローブデータを取得するシステムにおいて、走行レーンに応じて信頼度を設定することを開示する。特許文献2は車両走行パターンに基づいてプローブデータの信頼度を設定することを開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-210905号公報
特開2020-086476号公報
国際公開第2014/049843号
特開2016-053494号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示の態様の一つは、プローブデータの精度を従来よりも適切に評価可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の態様の一つは、コンピュータによって実行される、プローブデータの信頼度を評価する信頼度評価方法であって、少なくとも車両の位置、速度、および進行方向を含むプローブデータを取得するステップと、前記プローブデータにおける車両速度に基づいて、進行方向の位置精度に関する第1信頼度と、横方向の位置精度に関する第2信頼度とを決定するステップと、前記プローブデータに対して、前記第1信頼度および前記第2信頼度を関連付けるステップと、を含む、信頼度評価方法である。
【発明の効果】
【0007】
本開示の態様によれば、プローブデータの精度を従来よりも適切に評価可能である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る情報処理装置の構成を示す図。
実施形態に係る処理の流れを示すフローチャート。
進行方向位置の信頼度を説明する図。
横方向位置の信頼度を説明する図。
プローブデータと信頼度の関連付けを説明する図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示は、車両に搭載されたセンサから得られるプローブデータに基づいて地図データを生成するシステムに関連し、特にプローブデータの信頼度を評価する技術に関する。プローブデータは車両に搭載されたカメラ・ライダーセンサ・レーダセンサ・ソナーなどのセンサから得られるデータである。高性能なセンサを用いれば信頼度の高いプローブデー
タが得られるが、コストの制約から高性能なセンサを多くの車両に搭載することは困難である。したがって、高性能でないセンサを利用した場合、信頼度の高いプローブデータと信頼度の低いプローブデータが混在することが想定される。信頼度の高いプローブデータをうまく抽出して地図データを生成するためには、プローブデータの信頼度を精度良く評価することが必要となる。
【0010】
(全体構成)
図1は、一実施形態における情報処理装置100の構成を示す図である。情報処理装置100はクラウド側、車両側、またはその両方に機能分散して配置される場合がある。情報処理装置100は、プローブデータを取得し、それぞれのプローブデータの信頼度を評価し、信頼度を考慮してプローブデータから地図データを生成する。情報処理装置100は、プローブデータの信頼度評価装置と捉えることもできるし、地図データ生成装置と捉えることもできる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
トヨタ自動車株式会社
電池
6日前
トヨタ自動車株式会社
車両
2日前
トヨタ自動車株式会社
車両
6日前
トヨタ自動車株式会社
車両
16日前
トヨタ自動車株式会社
車両
2日前
トヨタ自動車株式会社
電解液
2日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
2日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
16日前
トヨタ自動車株式会社
ロータ
4日前
トヨタ自動車株式会社
サーバ
10日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
17日前
トヨタ自動車株式会社
回転子
2日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
2日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
4日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
2日前
トヨタ自動車株式会社
駆動装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
3日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
4日前
トヨタ自動車株式会社
冷却装置
16日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
10日前
トヨタ自動車株式会社
塗布装置
4日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
2日前
トヨタ自動車株式会社
冷却構造
9日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
6日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
6日前
トヨタ自動車株式会社
検査装置
6日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
6日前
トヨタ自動車株式会社
給電装置
16日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
6日前
トヨタ自動車株式会社
二次電池
6日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
6日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関
16日前
トヨタ自動車株式会社
電源装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
16日前
続きを見る
他の特許を見る