特許ウォッチ

公開番号2025139720
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-29
出願番号2024038705
出願日2024-03-13
発明の名称二次電池
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類H01M 10/0585 20100101AFI20250919BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】充放電の状態に応じて、電極内の活物質が減少を防ぎ、電池容量の低下を防ぐことができる二次電池を提供すること。
【解決手段】二次電池100は、一対の正極層101および負極層102と、正極層101および負極層102の外側に設けられた、正極層101よび負極層102に所定の方向の磁場を発生させる磁場発生手段104と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
一対の正極層および負極層と、
前記正極層および前記負極層の外側に設けられた、前記正極層および前記負極層に所定の方向の磁場を発生させる磁場発生手段と、を備える二次電池。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は二次電池に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、正極又は負極の少なくとも一方の磁場を発生させる材料を含む二次電池が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１８－５６０４５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、特許文献１のように電池内に磁性材料を混合すると、電極内の活物質が減少するため、電池容量が低下しやすいという問題があった。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
一実施形態の二次電池は、磁場を発生させることで、金属陽イオンを所定の方向へ拡散させるようにした。
【発明の効果】
【０００６】
本開示の二次電池によれば、充放電の状態に応じて、電極内の活物質が減少を防ぎ、電池容量の低下を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
実施の形態１にかかる二次電池の概略構成を示す斜視図及び断面図である。
実施の形態１にかかる二次電池の詳細構成を示す断面図である。
他の実施の形態にかかる二次電池の概略構成を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
実施の形態１
以下、図面を参照して本開示の実施の形態について説明する。図１は、実施の形態１にかかる二次電池の概略構成を示す斜視図及び断面図である。図１において。電池セル１１０は、正極層１０１、負極層１０２及びセパレータ１０３を備える。二次電池１００は、正極層１０１と、負極層１０２と、セパレータ１０３と、磁場発生手段１０４とを備える。例えば、図１の上側の斜視図に示すように二次電池１００は、複数の電池セル１１０－１～１１０－ｎを備える。
【０００９】
正極層１０１は、正極活物質を含有する正極層である。ここで、正極活物質は、正極側において電荷担体（例えば、リチウムイオン二次電池においてはリチウムイオン）の吸蔵および放出に関与する物質をいう。
【００１０】
負極層１０２は、負極活物質を含有する負極層である。ここで、負極活物質は、負極側において電荷担体（例えば、リチウムイオン二次電池においてはリチウムイオン）の吸蔵および放出に関与する物質をいう。
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許