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公開番号
2025140992
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2024040676
出願日
2024-03-15
発明の名称
コネクタ取付構造
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類
H01R
13/516 20060101AFI20250919BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】配線の保護とコネクタの脱着の作業性の低下の抑制との両立を図る。
【解決手段】電気機器を収容するケースに、配線の先端に取り付けられ電気機器と配線とを接続するコネクタが脱着可能に取り付けられているコネクタ取付構造であって、ケースは、上面の縁部に電気機器と接続されると共にコネクタが嵌合するコネクタ嵌合部を有し、コネクタは、コネクタ嵌合部に取り付けられるコンタクトと、コンタクトが組み込まれるハウジングと、コンタクトの少なくとも一部およびハウジングを収容するコネクタシェルと、を有し、コネクタシェルは、コネクタがケースに取り付けられた状態でケースの上面の縁部の上方から外側に延び出る延出部と、延出部からケースの外側を下方に屈曲する屈曲部と、を有する鉤形に形成され、配線は、屈曲部の下端から下方に延び出しており、コンタクトは、延出部の下面から突出してコネクタ嵌合部に上から嵌合する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
電気機器を収容するケースに、配線の先端に取り付けられ前記電気機器と前記配線とを接続するコネクタが脱着可能に取り付けられているコネクタ取付構造であって、
前記ケースは、
上面の縁部に前記電気機器と接続されると共に前記コネクタが嵌合するコネクタ嵌合部
を有し、
前記コネクタは、
前記コネクタ嵌合部に取り付けられるコンタクトと、
前記コンタクトが組み込まれるハウジングと、
前記ケースの前記上面の前記縁部から外側に延び出る延出部と、前記延出部から前記ケースの外側を下方に屈曲する屈曲部と、を有する鉤形に形成され、前記コンタクトの少なくとも一部および前記ハウジングを収容するコネクタシェルと、
を有し、
前記配線は、前記屈曲部の下端から下方に延び出しており、
前記コンタクトは、前記延出部の下面から突出して前記コネクタ嵌合部に上から嵌合する
コネクタ取付構造。
続きを表示(約 270 文字)
【請求項2】
請求項1記載のコネクタ取付構造であって、
外部からの電力で車載バッテリを充電可能な車載充電器を有する車両に搭載され、
前記ケースの前記上面に、前記車載充電器が取り付けられ、
前記コネクタは、前記車両の前後方向において後端位置が前記車載充電器の後端位置と略一致するように配置されている
コネクタ取付構造。
【請求項3】
請求項1記載のコネクタ取付構造であって、
前記コネクタは、後方の乗員室から隔壁板により隔てられている収納室内に配置されている
コネクタ取付構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタ取付構造に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、この種のコネクタ取付構造としては、電気機器(回転電機)を収容するケース(本体部)の外側に設けられたコネクタ収容部にコネクタが収容される構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この構造では、コネクタ収容部に平板状のコネクタカバーが固定されている。コネクタカバーは、蓋部と、傾斜部を備える、蓋部は、コネクタ収容部の開口を覆い、コネクタ収容部の上端面にボルトで固定される。傾斜部は、蓋部の前端面から下方に傾斜する。傾斜部は、前方からの大きな衝撃により前方から他の部品が移動してきたときに、部品の移動方向を変更することができる。これにより、蓋部やコネクタ収容部の変形や破損を抑制し、コネクタの保護を図っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-38920号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述のコネクタ取付構造において、コネクタを電気機器と配線との接続に用いる場合、前方からの衝撃により、配線に変形や破損などの不具合が発生することがある。こうした配線を保護する手法として、コネクタをケースの後方に配置して、前方からの衝撃による荷重をケースで受ける構造とすることが考えられる。しかし、この手法では、コネクタの前にケースがあることから、コネクタの脱着の際にケースが障害となり、作業性が低下してしまう。
【0005】
本開示のコネクタ取付構造は、配線の保護とコネクタの脱着の作業性の低下の抑制との両立を図ることを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のコネクタ取付構造は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本開示のコネクタ取付構造は、
電気機器を収容するケースに、配線の先端に取り付けられ前記電気機器と前記配線とを接続するコネクタが脱着可能に取り付けられているコネクタ取付構造であって、
前記ケースは、
上面の縁部に前記電気機器と接続されると共に前記コネクタが嵌合するコネクタ嵌合部
を有し、
前記コネクタは、
前記コネクタ嵌合部に取り付けられるコンタクトと、
前記コンタクトが組み込まれるハウジングと、
前記コンタクトの少なくとも一部および前記ハウジングを収容するコネクタシェルと、
を有し、
前記コネクタシェルは、前記コネクタが前記ケースに取り付けられた状態で前記ケースの前記上面の前記縁部の上方から外側に延び出る延出部と、前記延出部から前記ケースの外側を下方に屈曲する屈曲部と、を有する鉤形に形成され、
前記配線は、前記屈曲部の下端から下方に延び出しており、
前記コンタクトは、前記延出部の下面から突出して前記コネクタ嵌合部に上から嵌合する
ことを要旨とする。
【0008】
この本開示のコネクタ取付構造では、ケースは、上面の縁部に電気機器と接続されると共に前記コネクタが嵌合するコネクタ嵌合部を有する。コネクタは、コネクタ嵌合部に取り付けられるコンタクトと、コンタクトが組み込まれるハウジングと、コンタクトの少なくとも一部およびハウジングを収容するコネクタシェルと、を有する。コネクタシェルは、コネクタがケースに取り付けられた状態でケースの上面の縁部の上方から外側に延び出る延出部と、延出部からケースの外側を下方に屈曲する屈曲部と、を有する鉤形に形成されている。配線は、屈曲部の下端から下方に延び出している。これにより、屈曲部のケースと反対方向からの荷重を、コネクタシェルの延出部で受けることができる。これにより、配線の保護を図ることができる。また、コンタクトは、延出部の下面から突出してコネクタ嵌合部に上から嵌合する。これにより、コネクタの脱着の作業性の低下を抑制できる。この結果、配線の保護とコネクタの脱着の作業性の低下の抑制との両立を図ることができる。
【0009】
こうした本開示のコネクタ取付構造において、外部からの電力で車載バッテリを充電可能な車載充電器を有する車両に搭載され、前記ケースの前記上面に、前記車載充電器が取り付けられ、前記コネクタは、前記車両の前後方向において後端位置が前記車載充電器の後端位置と略一致するように配置されていてもよい。こうすれば、車両の後方からの荷重を、コネクタと車載充電器とで分散するから、コネクタに負荷される荷重を小さくすることができる。これにより、コネクタの保護を図ることができる。
【0010】
また、本開示のコネクタ取付構造において、前記コネクタは、後方の乗員室から隔壁板により隔てられている収納室内に配置されていてもよい。こうすれば、後方からの荷重で隔壁板がコネクタの方向に移動したときでも、コネクタシェルで隔壁板を受け止めることができる。これにより、配線とハウジングとを保護できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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