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公開番号2025127560
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-02
出願番号2024024324
出願日2024-02-21
発明の名称画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H04N 1/00 20060101AFI20250826BHJP(電気通信技術)
要約【課題】状態の取得対象に対して当該状態の取得を要求する場合における当該取得対象での処理負荷を軽減することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】1以上の制御システムと、制御システムと外部機器との通信を中継する中継システムと、を有する画像形成装置であって、中継システムは、外部機器から制御システムの状態を確認するための要求を受信する受信部と、制御システムの状態を確認する確認部と、確認部により直接確認された制御システムの状態を保持する保持部と、を備え、確認部は、中継システム自身のタイミングで制御システムの状態を確認する場合、および受信部により要求が受信された場合のうちいずれか一方の場合に、制御システムの状態を直接確認し、一方に対して他方の場合に、保持部により保持された制御システムの状態を参照して確認する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
1以上の制御システムと、前記制御システムと外部機器との通信を中継する中継システムと、を有する画像形成装置であって、
前記中継システムは、
前記外部機器から前記制御システムの状態を確認するための要求を受信する受信部と、
前記制御システムの状態を確認する確認部と、
前記確認部により直接確認された前記制御システムの状態を保持する保持部と、
を備え、
前記確認部は、
前記中継システム自身のタイミングで前記制御システムの状態を確認する場合、および前記受信部により前記要求が受信された場合のうちいずれか一方の場合に、前記制御システムの状態を直接確認し、
前記一方に対して他方の場合に、前記保持部により保持された前記制御システムの状態を参照して確認する画像形成装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記中継システムは、前記受信部により前記要求が受信された場合、前記確認部により確認された前記制御システムの状態を、前記外部機器に通知する通知部を、さらに備えた請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記受信部により前記要求が受信された場合、
前記確認部は、前記制御システムの状態を直接確認し、
前記保持部は、前記確認部により直接確認された前記制御システムの状態を保持し、
前記中継システム自身のタイミングで前記制御システムの状態を確認する場合、
前記確認部は、前記保持部により保持された前記制御システムの状態を参照して確認する請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記中継システム自身のタイミングで前記制御システムの状態を確認する場合、
前記確認部は、前記制御システムの状態を直接確認し、
前記保持部は、前記確認部により直接確認された前記制御システムの状態を保持し、
前記受信部により前記要求が受信された場合、
前記確認部は、前記保持部により保持された前記制御システムの状態を参照して確認する請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記中継システムは、
前記受信部により前記要求が受信された場合に直接確認された前記制御システムの状態を保持するか、または、前記中継システム自身のタイミングで直接確認された前記制御システムの状態を保持するかを設定する設定部を、さらに備えた請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記中継システムは、
前記確認部により直接確認された前記制御システムの状態を保持するか否かを設定する設定部を、さらに備え、
前記設定部によって前記確認部により直接確認された前記制御システムの状態を保持しないと設定されている場合、前記確認部は、前記中継システム自身のタイミングで前記制御システムの状態を確認する場合、および前記受信部により前記要求が受信された場合のいずれの場合においても、前記制御システムの状態を直接確認する請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記中継システムにより前記外部機器との通信ができないことが検知された場合、前記確認部は、前記中継システム自身のタイミングで前記制御システムの状態を確認する場合、前記制御システムの状態を直接確認する動作に切り替える請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記1以上の制御システムは、原稿の読み取り動作を行うスキャナ制御システムを含む請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記1以上の制御システムは、印刷動作を行うプロッタ制御システムを含む請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記確認部は、前記制御システムの状態を直接確認する場合、該制御システムとポーリングによりデータ通信を行う請求項1または2に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
読取動作を行うスキャナ制御システムと、印刷動作を行うプロッタ制御システムとを、それぞれ専用I/F(インターフェース)を介して制御する中継システムを有する画像形成装置が知られている。
【0003】
このような技術に関連して、外部モジュールから、断続的に、外部モジュールの状態を取得する取得部と、取得部により取得した変化前の状態、変化前の状態の次に取得した変化後の状態、及び外部モジュールの状態遷移図に基づいて、取得部によって状態が取得されないポーリング期間中において、外部モジュールが状態遷移した欠損状態を補完する補完部を備え、他方のモジュールの状態遷移を正確に把握できる構成が開示されている(例えば特許文献1)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の画像形成装置では、スキャナ制御またはプロッタ制御等は専用I/Fを介して行うものではあるものの、外部機器とのやり取りまで想定されていないため、スキャナ制御システムまたはプロッタ制御システム等の状態の取得対象について、外部機器から当該状態の取得要求を受けたり、画像形成装置の内部で当該状態の取得要求が発生したりした場合、当該取得対象の処理負荷が高くなってしまうという課題がある。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、状態の取得対象に対して当該状態の取得を要求する場合における当該取得対象での処理負荷を軽減することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、1以上の制御システムと、前記制御システムと外部機器との通信を中継する中継システムと、を有する画像形成装置であって、前記中継システムは、前記外部機器から前記制御システムの状態を確認するための要求を受信する受信部と、前記制御システムの状態を確認する確認部と、前記確認部により直接確認された前記制御システムの状態を保持する保持部と、を備え、前記確認部は、前記中継システム自身のタイミングで前記制御システムの状態を確認する場合、および前記受信部により前記要求が受信された場合のうちいずれか一方の場合に、前記制御システムの状態を直接確認し、前記一方に対して他方の場合に、前記保持部により保持された前記制御システムの状態を参照して確認することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、状態の取得対象に対して当該状態の取得を要求する場合における当該取得対象での処理負荷を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る画像形成装置の全体構成の一例を示す図である。
図2は、実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図3は、実施形態に係る画像形成装置において外部機器から状態確認要求を受けた場合の動作の流れの一例を示すシーケンス図である。
図4は、実施形態に係る画像形成装置において中継システムにより状態確認要求を行う場合の動作の流れの一例を示すシーケンス図である。
図5は、従来の画像形成装置において外部機器および中継システムの双方から状態確認要求を行う場合の動作の流れを示すシーケンス図である。
図6は、実施形態に係る画像形成装置の機能ブロックの構成の一例を示す図である。
図7は、実施形態に係る画像形成装置の状態設定画面の一例を示す図である。
図8は、実施形態に係る画像形成装置において中継システムにより状態確認要求を行って状態を保持する場合の動作の流れの一例を示すシーケンス図である。
図9は、実施形態に係る画像形成装置において外部機器により状態確認要求を行って状態を保持する場合の動作の流れの一例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、図面を参照しながら、本発明に係る画像形成装置の実施形態を詳細に説明する。また、以下の実施形態によって本発明が限定されるものではなく、以下の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想到できるもの、実質的に同一のもの、およびいわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、以下の実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換、変更および組み合わせを行うことができる。
【0010】
(画像形成装置の全体構成)
図1は、実施形態に係る画像形成装置の全体構成の一例を示す図である。図1を参照しながら、本実施形態に係る画像形成装置1の全体構成について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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