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公開番号
2025141477
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2024041426
出願日
2024-03-15
発明の名称
フィルタ装置
出願人
TDK株式会社
代理人
インフォート弁理士法人
,
弁理士法人イトーシン国際特許事務所
主分類
H03H
9/64 20060101AFI20250919BHJP(基本電子回路)
要約
【課題】信頼性を高めることができるフィルタ装置を実現する。
【解決手段】フィルタ装置1は、インダクタL11~L15およびキャパシタC11を含む第1の本体50と、第1の本体50に搭載され、弾性波素子31,32を含む第2の本体80と、インダクタL11~L15、キャパシタC11および弾性波素子31,32とを含むフィルタ回路10と、キャパシタC1~C4とを備えている。第1の本体80は、更に、第1の信号端子2と、第2の信号端子3とを含んでいる。フィルタ回路10は、回路構成上、第1の信号端子2と第2の信号端子3との間に設けられている。キャパシタC1,C2は、第1の信号端子2とフィルタ回路10とを接続する第1の経路5に設けられている。キャパシタC3,C4は、第2の信号端子3とフィルタ回路10とを接続する第2の経路6に設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の素子を含む第1の本体と、
前記第1の本体に搭載され、第2の素子を含む第2の本体と、
前記第1の素子と前記第2の素子とを含むフィルタ回路と、
第1のキャパシタと、
第2のキャパシタとを備え、
前記第1の本体は、更に、第1の信号端子と、第2の信号端子とを含み、
前記フィルタ回路は、回路構成上、前記第1の信号端子と前記第2の信号端子との間に設けられ、
前記第1のキャパシタは、前記第1の信号端子と前記フィルタ回路とを接続する第1の経路に設けられ、
前記第2のキャパシタは、前記第2の信号端子と前記フィルタ回路とを接続する第2の経路に設けられていることを特徴とするフィルタ装置。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記第1のキャパシタと前記第2のキャパシタは、前記第1の本体に含まれることを特徴とする請求項1記載のフィルタ装置。
【請求項3】
前記フィルタ回路は、ハイパスフィルタを構成することを特徴とする請求項1記載のフィルタ装置。
【請求項4】
前記第2の素子は、グランドに接続されることを特徴とする請求項3記載のフィルタ装置。
【請求項5】
更に、前記第1の経路に設けられた第1のローパスフィルタを備えたことを特徴とする請求項1記載のフィルタ装置。
【請求項6】
前記第1のキャパシタは、回路構成上、前記フィルタ回路と前記第1のローパスフィルタとの間に設けられていることを特徴とする請求項5記載のフィルタ装置。
【請求項7】
更に、前記第2の経路に設けられた第2のローパスフィルタを備えたことを特徴とする請求項5記載のフィルタ装置。
【請求項8】
前記第2のキャパシタは、回路構成上、前記フィルタ回路と前記第2のローパスフィルタとの間に設けられていることを特徴とする請求項7記載のフィルタ装置。
【請求項9】
前記第1の素子は、インダクタであることを特徴とする請求項1記載のフィルタ装置。
【請求項10】
前記インダクタは、前記第1のキャパシタと前記第2のキャパシタの一方のキャパシタに対して直列に接続され、
前記インダクタと前記一方のキャパシタは、LC共振器を構成することを特徴とする請求項9記載のフィルタ装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、本体と本体に搭載された搭載部品とを備えたフィルタ装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
ローパスフィルタ、ハイパスフィルタおよびバンドパスフィルタ等のフィルタは、複数の共振器を用いて構成されている。これらのフィルタに用いられる共振器としては、例えば、インダクタとキャパシタとを用いて構成されたLC共振器や、弾性波素子を用いて構成された弾性波共振器が知られている。弾性波素子とは、弾性波を利用した素子である。弾性波素子には、弾性表面波を利用する弾性表面波素子や、バルク弾性波を利用するバルク弾性波素子がある。
【0003】
例えば、特許文献1には、積層基板に実装された第1および第2の弾性波フィルタチップを備えた弾性波フィルタ装置が開示されている。この弾性波フィルタ装置において、第1の弾性波フィルタチップは、入力端子と受信端子との間に設けられ、第2の弾性波フィルタチップは、入力端子と送信端子との間に設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2009/136472号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
弾性波素子を用いたフィルタ装置では、弾性波素子の前段側および後段側に、複数の素子が設けられる場合がある。ここで、弾性波素子を含むフィルタ部を備えたフィルタ装置に、フィルタ部の通過帯域よりも低い周波数の信号が妨害波として入力されることを考える。妨害波がフィルタ部の前段側および後段側の複数の素子に入力されると、複数の素子からは、妨害波の他に、妨害波よりも高い周波数の高調波が出力される。高調波の周波数がフィルタ部の通過帯域内にある場合には、フィルタ装置によって取り出されるべき信号に、高調波がノイズとして重畳する。
【0006】
また、一般的に、フィルタ装置は、複数の端子を有している。複数の端子は、信号の入力または出力に用いられる複数の信号端子と、グランドに接続される少なくとも1つのグランド端子とを含んでいる。複数の端子間が電気的に接続されていると、静電気の放電によって、通常よりも大きな電流が複数の端子間に流れる場合がある。特に、弾性波素子を用いたフィルタ装置では、電気的に接続された2つの端子間に弾性波素子が設けられていると、静電気の放電によって、弾性波素子が静電破壊される場合がある。
【0007】
ところで、弾性波素子を用いたフィルタ装置では、特許文献1に開示された弾性波フィルタ装置のように、弾性波素子を含む第1の部品と、その他の構成要素を含む第2の部品とを備えている。第1の部品は、第2の部品に搭載されている。上記の問題は、第1の部品が弾性波素子を含む場合に限らず、第1の部品が静電破壊し得る任意の素子を含む場合にも当てはまる。
【0008】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、信頼性を高めることができるフィルタ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明のフィルタ装置は、第1の素子を含む第1の本体と、第1の本体に搭載され、第2の素子を含む第2の本体と、第1の素子と第2の素子とを含むフィルタ回路と、第1のキャパシタと、第2のキャパシタとを備えている。第1の本体は、更に、第1の信号端子と、第2の信号端子とを含んでいる。フィルタ回路は、回路構成上、第1の信号端子と第2の信号端子との間に設けられている。第1のキャパシタは、第1の信号端子とフィルタ回路とを接続する第1の経路に設けられている。第2のキャパシタは、第2の信号端子とフィルタ回路とを接続する第2の経路に設けられている。
【発明の効果】
【0010】
本発明のフィルタ装置では、第1のキャパシタは、第1の信号端子とフィルタ回路とを接続する第1の経路に設けられ、第2のキャパシタは、第2の信号端子とフィルタ回路とを接続する第2の経路に設けられている。これにより、本発明によれば、信頼性を高めることができるフィルタ装置を実現することが可能になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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