TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025141480
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2024041433
出願日
2024-03-15
発明の名称
電子機器および電子機器の制御方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
H04N
23/62 20230101AFI20250919BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ユーザが入力端子と出力端子との結線状態を意識しなくても、ユーザが設定可能な入出力端子に関する設定を容易に行うことができる電子機器を提供する。
【解決手段】電子機器は、複数の音声入力端子に対するデバイスの接続状況と、予め設定された複数の音声入力端子それぞれの優先度とに基づいて、音声出力端子に複数の音声入力端子のいずれかを電子的に結線する接続手段と、音声出力端子に結線された音声入力端子のうちユーザが選択した音声入力端子に関する設定、およびユーザが選択した音声入力端子が結線された音声出力端子に関する設定を変更するための設定画面を表示する表示手段とを有し、結線の状態に応じて、複数の音声入力端子に関する設定項目とユーザが選択した音声入力端子が結線された音声出力端子に関する設定項目のうち、ユーザが変更できない設定項目に関する設定をユーザが変更できないように、設定画面を表示する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の音声入力端子と、
前記複数の音声入力端子と同じまたは少ない数の1以上の音声出力端子と、
前記複数の音声入力端子に対するデバイスの接続状況と、予め設定された前記複数の音声入力端子それぞれの優先度とに基づいて、前記1以上の音声出力端子のそれぞれに対して、前記複数の音声入力端子のいずれかを電子的に結線する接続手段と、
前記1以上の音声出力端子に結線された音声入力端子のうちユーザが選択した音声入力端子に関する設定、および前記ユーザが選択した音声入力端子が結線された音声出力端子に関する設定を変更するための設定画面を表示する表示手段とを有し、
前記表示手段は、前記接続手段による前記結線の状態に応じて、前記複数の音声入力端子に関する設定項目、および、前記ユーザが選択した音声入力端子が結線された音声出力端子に関する設定項目のうち、前記ユーザが変更できない設定項目に関する設定を前記ユーザが変更できないように、前記設定画面を表示する
ことを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記表示手段は、前記設定画面において、前記ユーザが変更できない設定項目をグレーアウト表示する
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記表示手段は、前記設定画面において、前記ユーザが変更できない設定項目を非表示とする
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項4】
前記接続手段は、前記複数の音声入力端子に対する前記デバイスの接続状況が変化した場合に、前記1以上の音声出力端子に結線される音声入力端子を更新する
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項5】
前記表示手段は、
前記複数の音声入力端子のうち、前記1以上の音声出力端子に結線されている音声入力端子を選択可能に表示する選択画面を表示し、
前記ユーザが、前記選択画面で選択可能に表示された音声入力端子のいずれかを選択すると、前記ユーザが選択した音声入力端子および前記ユーザが選択した音声入力端子に結線された音声出力端子に関する設定を変更するための前記設定画面を表示する
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項6】
前記表示手段は、前記1以上の音声出力端子のいずれかに結線される音声入力端子が更新されると、前記選択画面において選択可能に表示する音声入力端子を更新する
ことを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
【請求項7】
前記表示手段は、前記1以上の音声出力端子のいずれかに結線される音声入力端子が更新されると、前記選択画面において、
前記1以上の音声出力端子に結線されていない状態から結線された状態に更新された音声入力端子を選択可能となるように表示し、
前記1以上の音声出力端子に結線された状態から結線されていない状態に更新された音声入力端子を選択されないように制御する
ことを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
【請求項8】
前記表示手段は、前記1以上の音声出力端子のいずれかに結線された音声入力端子に関する設定が当該音声入力端子に接続される前記デバイスにおいて行われる場合、前記選択
画面において、当該音声入力端子が選択されないように制御する
ことを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
【請求項9】
前記表示手段は、前記設定画面において、前記ユーザが選択した音声入力端子が結線された音声出力端子の音圧レベルを表示する
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項10】
複数の音声入力端子と、前記複数の音声入力端子と同じまたは少ない数の1以上の音声出力端子と、を有する電子機器の制御方法であって、
前記複数の音声入力端子に対するデバイスの接続状況と、予め設定された前記複数の音声入力端子それぞれの優先度とに基づいて、前記1以上の音声出力端子のそれぞれに対して、前記複数の音声入力端子のいずれかを電子的に結線する接続ステップと、
前記1以上の音声出力端子に結線された音声入力端子のうちユーザが選択した音声入力端子に関する設定、および前記ユーザが選択した音声入力端子が結線された音声出力端子に関する設定を変更するための設定画面を表示する表示ステップとを有し、
前記表示ステップでは、前記接続ステップにおける前記結線の状態に応じて、前記複数の音声入力端子に関する設定項目、および、前記ユーザが選択した音声入力端子が結線された音声出力端子に関する設定項目のうち、前記ユーザが変更できない設定項目に関する設定を前記ユーザが変更できないように、前記設定画面を表示する
を有することを特徴とする電子機器の制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器および電子機器の制御方法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
昨今のデジタルカメラ等の録音機能を有する電子機器は、多種多様なシチュエーションに応じたサウンドシステムの構成(信号処理の設定等)を任意にプログラム可能な、音声信号を処理するための信号処理エンジンを備える。これらの電子機器では信号処理構成を示す画面(ウィンドウ)がディスプレイ上に表示され、ユーザは、操作デバイスを用いてサウンドシステムの内部構成を構築することができる。具体的には、ユーザは、各種音声信号処理の録音設定の制御要素(コンポーネント)の配置、および各コンポーネント間の結線等を、パーソナルコンピュータ(PC)のディスプレイ上で設定することができる。ユーザは、コンポーネントの配置および結線等を設定することで、サウンドシステムの内部構成(信号処理の内容等)を任意にプログラムすることができる。コンポーネントは、ミキサ、コンプレッサー、各種エフェクト、フェーダ、ON/OFFスイッチ等を含む。ユーザは、例えば、任意の入力端子を任意のコンポーネントの入力側に結線し、任意の出力端子を当該コンポーネントの出力側に結線することで、当該入力端子と当該出力端子とを結線する。その結果、ユーザは、入力端子から入力される音声信号をコンポーネント経由で出力端子から出力する信号通信経路を、信号処理エンジンの信号処理回路として設定することができる。
【0003】
信号処理エンジンは、所定の複数のバスを有し、複数の入力端子から入力された複数の音声信号を、指定の信号処理回路を構成するように選択した出力端子に出力または記録する。複数の入力端子が複数のバスを介して出力端子に接続されるため、信号処理エンジンの内部構造は複雑である。
【0004】
各コンポーネントは、入力端子に対して設定するものと、出力端子(記録側)に対して設定するものとを特徴に応じて分類することが可能である。信号処理エンジンが備える各コンポーネントを経由する信号処理回路を構成する際、ユーザは入力端子および出力端子に関する各種の設定を行う。
【0005】
複数の入力端子の音声信号を処理して複数の出力端子に出力するような電子機器では、ユーザによる設定は複雑となる。例えば、シネマカメラは、全ての入力端子と出力端子に対する設定項目を画面上に表示してユーザからの設定を受け付ける。しかし、ユーザは複雑な内部構成を十分に理解することなく、複数の入出力端子による信号処理回路を構築することは困難である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2010-273384号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1は、操作者(ユーザ)が、音響信号入力機器の表示物と同出力機器の表示物との間を任意に結線することで、任意の音響入出力機器の間で信号通信経路を簡単に設定できるようにした音響信号処理装置を開示する。ユーザは、入力端子と出力端子とを結線して経路を確立するとともに、結線経路上のコンポーネント等のパラメータの設定を調整することで、信号処理回路を構築する。しかし、結線経路上のコンポーネント等のパラメ
ータを調整する際、ユーザは入出力端子の結線状態を把握していなければ、どのパラメータを調整するのか判断が困難な場合がある。
【0008】
本発明は、ユーザが入力端子と出力端子との結線状態を意識しなくても、ユーザが設定可能な入出力端子に関する設定を容易に行うことができる電子機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る電子機器は、複数の音声入力端子と、前記複数の音声入力端子と同じまたは少ない数の1以上の音声出力端子と、前記複数の音声入力端子に対するデバイスの接続状況と、予め設定された前記複数の音声入力端子それぞれの優先度とに基づいて、前記1以上の音声出力端子のそれぞれに対して、前記複数の音声入力端子のいずれかを電子的に結線する接続手段と、前記1以上の音声出力端子に結線された音声入力端子のうちユーザが選択した音声入力端子に関する設定、および前記ユーザが選択した音声入力端子が結線された音声出力端子に関する設定を変更するための設定画面を表示する表示手段とを有し、前記表示手段は、前記接続手段による前記結線の状態に応じて、前記複数の音声入力端子に関する設定項目、および、前記ユーザが選択した音声入力端子が結線された音声出力端子に関する設定項目のうち、前記ユーザが変更できない設定項目に関する設定を前記ユーザが変更できないように、前記設定画面を表示することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ユーザが入力端子と出力端子との結線状態を意識しなくても、ユーザが設定可能な入出力端子に関する設定を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
個人
店内配信予約システム
2か月前
WHISMR合同会社
収音装置
19日前
サクサ株式会社
中継装置
2か月前
アイホン株式会社
電気機器
13日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
電子機器
2か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
モバイル装置
2か月前
株式会社リコー
画像形成装置
29日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
20日前
個人
ワイヤレスイヤホン対応耳掛け
11日前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
日本精機株式会社
画像投映システム
2か月前
株式会社ニコン
撮像装置
2か月前
キヤノン株式会社
撮像システム
13日前
ブラザー工業株式会社
読取装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
シート材搬送装置
1か月前
パテントフレア株式会社
超高速電波通信
27日前
パテントフレア株式会社
水中電波通信法
1か月前
株式会社松平商会
携帯機器カバー
22日前
株式会社小糸製作所
画像照射装置
28日前
大日本印刷株式会社
写真撮影装置
12日前
国立大学法人電気通信大学
小型光学装置
1か月前
DXO株式会社
情報処理システム
2か月前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
1日前
日本無線株式会社
無線通信システム
1か月前
株式会社オーディオテクニカ
受光器
2か月前
日本無線株式会社
無線通信システム
1か月前
日本無線株式会社
無線通信システム
5日前
株式会社国際電気
遠隔監視システム
28日前
日本無線株式会社
無線通信システム
1か月前
テックス通信株式会社
電話システム
2か月前
株式会社大林組
監視システム
1か月前
日本無線株式会社
無線通信システム
22日前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社JVCケンウッド
スピーカ
20日前
続きを見る
他の特許を見る