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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025142653
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-01
出願番号
2024042128
出願日
2024-03-18
発明の名称
画像処理方法、画像処理装置及びプログラム
出願人
ヤマハ株式会社
代理人
弁理士法人 楓国際特許事務所
主分類
H04N
23/60 20230101AFI20250924BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】 遠隔会議等において、話者を追尾することで変化する話者の画像と話者の画像の変化に基づいてフレーミング処理された仮想背景の画像とを合成した合成画像を用いて、違和感の無い表示を実現する画像処理方法を提供する。
【解決手段】 一実施形態に係る画像処理方法は、第1フレーミング情報が変化した場合に、変化した第1フレーミング情報に基づいて、仮想背景の画像内の仮想背景の位置及び大きさを示す第2フレーミング情報を決定し、決定した第2フレーミング情報に基づいて、仮想背景の画像に対して第2フレーミング処理を行い、第1フレーミング処理が行われた話者を含む画像と、第2フレーミング処理が行われた仮想背景の画像と、を合成する。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
話者を含む画像を取得し、
前記話者を含む画像内の前記話者の位置及び大きさを示す第1フレーミング情報に基づいて前記話者を含む画像に対して第1フレーミング処理を行い、
記憶部に記憶された仮想背景の画像を取得し、
前記第1フレーミング処理が行われた前記話者を含む画像と、前記仮想背景の画像と、を合成する、
画像処理方法であって、
前記第1フレーミング情報が変化した場合に、変化した前記第1フレーミング情報に基づいて、前記仮想背景の画像内の前記仮想背景の位置及び大きさを示す第2フレーミング情報を決定し、
決定した前記第2フレーミング情報に基づいて、前記仮想背景の画像に対して第2フレーミング処理を行い、
前記第1フレーミング処理が行われた前記話者を含む画像と、前記第2フレーミング処理が行われた前記仮想背景の画像と、を合成する、
画像処理方法。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
カメラを用いて前記話者を含む画像を取得する、
請求項1に記載の画像処理方法。
【請求項3】
前記第1フレーミング情報は、前記カメラの制御情報を含み、
前記制御情報に基づいて前記カメラを制御することで前記第1フレーミング処理を行い、
前記制御情報に基づいて前記第2フレーミング情報を決定する、
請求項2に記載の画像処理方法。
【請求項4】
前記第2フレーミング処理の前後の前記仮想背景の画像の変化は、前記第1フレーミング処理の前後の前記話者を含む画像の変化と異なる、
請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像処理方法。
【請求項5】
前記第2フレーミング処理が行われた前記仮想背景の画像に対して更に画像処理を行う、
請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像処理方法。
【請求項6】
前記話者を含む画像から前記話者の動作を検出し、
検出した前記話者の動作に基づいて、前記仮想背景に対して前記画像処理を行う、
請求項5に記載の画像処理方法。
【請求項7】
前記話者の音声のレベルを取得し、
前記話者の音声のレベルに基づいて、前記仮想背景に対して前記画像処理を行う、
請求項5に記載の画像処理方法。
【請求項8】
時間情報を取得し、
前記時間情報に応じて、前記仮想背景に対して前記画像処理を行う、
請求項5に記載の画像処理方法。
【請求項9】
仮想背景の画像を記憶する記憶部と、
話者を含む画像を取得する取得部と、
前記記憶部に記憶された前記仮想背景の画像を取得し、前記話者を含む画像内の前記話者の位置及び大きさを示す第1フレーミング情報に基づいて前記話者を含む画像に対して第1フレーミング処理を行い、前記第1フレーミング処理が行われた前記話者を含む画像と、前記仮想背景の画像と、を合成するプロセッサと、
を備える画像処理装置であって、
前記プロセッサは、
前記第1フレーミング情報が変化した場合に、変化した前記第1フレーミング情報に基づいて、前記仮想背景の画像内の前記仮想背景の位置及び大きさを示す第2フレーミング情報を決定し、
決定した前記第2フレーミング情報に基づいて、前記仮想背景の画像に対して第2フレーミング処理を行い、
前記第1フレーミング処理が行われた前記話者を含む画像と、前記第2フレーミング処理が行われた前記仮想背景の画像と、を合成する、
画像処理装置。
【請求項10】
前記取得部は、カメラであり、
前記カメラが、前記話者を含む画像を取得する、
請求項9に記載の画像処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明に係る一実施形態は、画像処理方法、画像処理装置及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、テレビ会議用の仮想的な会議空間映像を生成する映像生成装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-282479号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
遠隔会議等では、カメラで撮影した話者の画像と仮想背景の画像とを合成した合成画像を用いる場合がある。従来、話者をカメラで追尾するフレーミング処理を行ったときに話者の画像が変化しても仮想背景は変化しなかったため、合成画像を見るユーザは、違和感を覚えることがあった。
【0005】
本願発明の一実施形態は、遠隔会議等において、話者に追尾して変化する話者の画像と仮想背景の画像とを合成した合成画像を用いて、違和感の無い表示を実現する画像処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態に係る画像処理方法は、
話者を含む画像を取得し、
前記話者を含む画像内の前記話者の位置及び大きさを示す第1フレーミング情報に基づいて前記話者を含む画像に対して第1フレーミング処理を行い、
記憶部に記憶された仮想背景の画像を取得し、
前記第1フレーミング処理が行われた前記話者を含む画像と、前記仮想背景の画像と、を合成する、
画像処理方法であって、
前記第1フレーミング情報が変化した場合に、変化した前記第1フレーミング情報に基づいて、前記仮想背景の画像内の前記仮想背景の位置及び大きさを示す第2フレーミング情報を決定し、
決定した前記第2フレーミング情報に基づいて、前記仮想背景の画像に対して第2フレーミング処理を行い、
前記第1フレーミング処理が行われた前記話者を含む画像と、前記第2フレーミング処理が行われた前記仮想背景の画像と、を合成する。
【発明の効果】
【0007】
この発明の一実施形態に係る画像処理方法によれば、遠隔会議等において、話者を追尾することで変化する話者の画像と話者の画像の変化に基づいてフレーミング処理された仮想背景の画像とを合成した合成画像を用いて、違和感の無い表示を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態に係る画像処理システムのブロック図である。
図2は、PC1の構成の一例を示すブロック図である。
図3は、プロセッサ15が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
図4は、カメラ6で取得された画像M1の一例と、画像M1から切り出された画像M2の一例と、を示す図である。
図5は、合成用の話者U1の画像M3の一例を示す図である。
図6は、仮想背景の画像M4の一例と、仮想背景の画像M4から切り出された仮想背景の画像M5の一例と、を示す図である。
図7は、話者U1の画像M3と、仮想背景の画像M5とを合成することによって取得された合成画像M6を示す図である。
図8は、ズーム倍率を高くした場合の合成用の仮想背景の画像M7の一例を示す図である。
図9は、合成用の話者U1の画像M3と仮想背景の画像M7とを合成することによって取得された合成画像M8を示す図である。
図10は、水平方向の移動量を変更した場合において話者U1の画像M1から切り出される部分の一例を示す図である。
図11は、水平方向の移動量を変更した場合において仮想背景の画像M4から切り出される部分の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る画像処理システムのブロック図である。画像処理システムは、インターネット3を介して接続されたPC(Personal Computer)1とPC2とを含む。以下、説明する実施形態について、特段の記載がない限り、音信号は全てデジタル信号として説明する。
【0010】
PC1及びPC2は、それぞれインターネット3を介して接続される遠端側のPCと遠隔会議等を行うために用いられる。PC1は、インターネット3を介して遠端側のPC2との通信を確立する。PC1は、無線又は有線によってPC2と通信を行う。PC1のユーザ(以下、話者U1と称す)は、PC2との通信が確立されたPC1を用いることで、遠端側のPC2のユーザと遠隔会議を行う。PC1は、本願における画像処理装置の一例である。なお、インターネット3を介してPC1に接続されるPCの数は、第1実施形態で示す数に限らない。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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