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公開番号
2025145256
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-03
出願番号
2024045342
出願日
2024-03-21
発明の名称
エンジンシステム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
F01M
13/02 20060101AFI20250926BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】過給効率の低下を抑制するエンジンシステムを提供することを課題とする。
【解決手段】エンジンと、前記エンジンの吸気通路に配置されたコンプレッサを含む過給機と、前記コンプレッサよりも下流側で前記吸気通路に配置されたスロットル弁と、前記エンジンの動作点が過給領域にある場合に、前記エンジンで発生したブローバイガスが前記コンプレッサよりも上流側の前記吸気通路に流れるPCV通路と、前記PCV通路を開閉する電磁弁と、前記コンプレッサにより過給された過給空気の温度を検出する温度センサと、前記エンジンと前記コンプレッサよりも下流側であって前記スロットル弁よりも上流側の前記吸気通路とを連通した連通路と、前記エンジン内のブローバイガスを、前記連通路を介して前記吸気通路に圧送するポンプと、前記過給空気の温度が閾値以上の場合、前記電磁弁を閉弁すると共に前記ポンプを作動させる制御装置と、を備えたエンジンシステム。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
エンジンと、
前記エンジンの吸気通路に配置されたコンプレッサを含む過給機と、
前記コンプレッサよりも下流側で前記吸気通路に配置されたスロットル弁と、
前記エンジンの動作点が過給領域にある場合に、前記エンジンで発生したブローバイガスが前記コンプレッサよりも上流側の前記吸気通路に流れるPCV通路と、
前記PCV通路を開閉する電磁弁と、
前記コンプレッサにより過給された過給空気の温度を検出する温度センサと、
前記エンジンと前記コンプレッサよりも下流側であって前記スロットル弁よりも上流側の前記吸気通路とを連通した連通路と、
前記エンジン内のブローバイガスを、前記連通路を介して前記吸気通路に圧送するポンプと、
前記過給空気の温度が閾値以上の場合、前記電磁弁を閉弁すると共に前記ポンプを作動させる制御装置と、を備えたエンジンシステム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エンジンシステムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
エンジンで発生したブローバイガスはコンプレッサよりも上流側の吸気通路に導かれ、これによりブローバイガスを燃焼させることができる(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-128724号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
コンプレッサが高温の場合にブローバイガスがコンプレッサよりも上流側に導かれると、ブローバイガス中のオイルの不溶解成分が変質して、コンプレッサの表面上にデポジットが生成されるおそれがある。このようなデポジットにより過給効率が低下するおそれがある。
【0005】
そこで本発明は、過給効率の低下を抑制したエンジンシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的は、エンジンと、前記エンジンの吸気通路に配置されたコンプレッサを含む過給機と、前記コンプレッサよりも下流側で前記吸気通路に配置されたスロットル弁と、前記エンジンの動作点が過給領域にある場合に、前記エンジンで発生したブローバイガスが前記コンプレッサよりも上流側の前記吸気通路に流れるPCV通路と、前記PCV通路を開閉する電磁弁と、前記コンプレッサにより過給された過給空気の温度を検出する温度センサと、前記エンジンと前記コンプレッサよりも下流側であって前記スロットル弁よりも上流側の前記吸気通路とを連通した連通路と、前記エンジン内のブローバイガスを、前記連通路を介して前記吸気通路に圧送するポンプと、前記過給空気の温度が閾値以上の場合、前記電磁弁を閉弁すると共に前記ポンプを作動させる制御装置と、を備えたエンジンシステムによって達成できる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、過給効率の低下を抑制したエンジンシステムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
エンジンシステムの概略構成図である。
ECUが実行する電磁弁及びスカベンジポンプの制御を例示したフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[エンジンシステムの概略構成]
図1は、エンジンシステムの概略構成図である。エンジンシステムは、例えば車両に搭載される。エンジンシステムは、エンジン1、ECU(Electronic Control Unit)20を含む。エンジン1は、例えば車両の走行動力源として機能する。エンジン1は、シリンダブロック3a、シリンダヘッド3b、及びクランクケース3cを含む。エンジン1はガソリンエンジンであるがディーゼルエンジンであってもよい。シリンダブロック3a内には、複数の気筒が設けられている。シリンダヘッド3b内には、気筒に連通した燃焼室が形成されている。クランクケース3cには、不図示のクランクシャフトが回転可能に設けられている。
【0010】
シリンダヘッド3bには、吸気マニホールド9を介して吸気通路4が接続されている。吸気通路4には、上流側からエアクリーナ5、コンプレッサ6a、インタークーラ7、及びスロットル弁8が設けられている。過給機6のコンプレッサ6aは、吸入空気を圧縮する。コンプレッサ6aは、排気通路に配置されたタービン6bと連結軸を介して一体的に連結されている。インタークーラ7はコンプレッサ6aにより過給された過給空気を冷却する。スロットル弁8は、ECU20によりその開度が制御され、エンジン1への吸入空気量を調整する。尚、シリンダヘッド3bには排気マニホールドを介して排気通路が接続されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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