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公開番号
2025144961
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-03
出願番号
2024044905
出願日
2024-03-21
発明の名称
駐車支援方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人プロスペック特許事務所
主分類
B60W
30/06 20060101AFI20250926BHJP(車両一般)
要約
【課題】 自車両の遠隔操作を簡単に開始することができる駐車支援方法を提供する。
【解決手段】 駐車支援方法は、所定の遠隔操作ソフトウェアが起動されて所定の第一操作用画像が表示された第一状態にある携帯情報端末を所定態様にて操作することにより自車両を遠隔操作して自車両を駐車スポットへ入庫させる入庫方法及び/又は自車両を駐車スポットから出庫させる出庫方法を含む。この駐車支援方法は、前記携帯情報端末が特定領域内に位置し、且つ、前記携帯情報端末が前記第一状態とは異なる状態である場合に、当該携帯情報端末を前記第一状態へ遷移させるための第二操作用画像を当該携帯情報端末に表示させる第二画像表示ステップを含む。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
所定の遠隔操作ソフトウェアが起動されて所定の第一操作用画像が表示された第一状態にある携帯情報端末を所定態様にて操作することにより自車両を遠隔操作して自車両を駐車スポットへ入庫させる入庫方法及び/又は自車両を駐車スポットから出庫させる出庫方法を含む駐車支援方法であって、
前記携帯情報端末が特定領域内に位置し、且つ、前記携帯情報端末が前記第一状態とは異なる状態である場合に、当該携帯情報端末を前記第一状態へ遷移させるための第二操作用画像を当該携帯情報端末に表示させる第二画像表示ステップを含む、駐車支援方法。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の駐車支援方法において、
前記第二画像表示ステップは、
前記携帯情報端末に、GPS信号に基づいて、当該携帯情報端末の現在地を表す第一位置情報を取得させ、当該第一位置情報を所定のサーバーコンピュータへ送信させる第一位置情報送信ステップと、
自車両が備えるプロセッサに、GPS信号に基づいて、自車両の現在地を表す第二位置情報を取得させ、当該第二位置情報を前記サーバーコンピュータへ送信させる第二位置情報送信ステップと、
前記サーバーコンピュータに、前記第一位置情報及び前記第二位置情報を含む地図情報を前記携帯情報端末へ送信させる地図情報送信ステップと、
前記携帯情報端末に、前記地図情報に基づいて、前記携帯情報端末及び自車両が前記特定領域内に位置しているか否かを判定させる判定ステップと、
を含む、駐車支援方法。
【請求項3】
請求項1に記載の駐車支援方法において、
前記第二画像表示ステップは、
前記携帯情報端末に、GPS信号に基づいて、当該携帯情報端末の現在地を表す第一位置情報を取得させ、当該第一位置情報を所定のサーバーコンピュータへ送信させる第一位置情報送信ステップと、
自車両が備えるプロセッサに、GPS信号に基づいて、自車両の現在地を表す第二位置情報を取得させ、当該第二位置情報を前記サーバーコンピュータへ送信させる第二位置情報送信ステップと、
前記サーバーコンピュータに、前記第一位置情報及び前記第二位置情報に基づいて、前記携帯情報端末及び自車両が前記特定領域内に位置しているか否かを判定させ、前記携帯情報端末及び自車両が前記特定領域内に位置していると判定された場合に、前記第二操作用画像を表示させるための画像表示指令を前記サーバーコンピュータから前記携帯情報端末へ送信させる画像表示指令ステップと、
を含む、駐車支援方法。
【請求項4】
請求項1乃至請求項3に記載の駐車支援方法において、
自車両を遠隔操作するユーザーと自車両との距離が閾値以下である場合に、前記携帯情報端末に前記第二画像表示ステップを実行させる、駐車支援方法。
【請求項5】
所定の遠隔操作ソフトウェアが起動されて所定の第一操作用画像が表示された第一状態にある携帯情報端末を所定態様にて操作することにより自車両を遠隔操作して自車両を駐車スポットへ入庫させる入庫方法及び/又は自車両を駐車スポットから出庫させる出庫方法を含む駐車支援方法であって、
特定時間帯において、前記携帯情報端末が前記第一状態とは異なる状態である場合に、当該携帯情報端末を前記第一状態へ遷移させるための第二操作用画像を当該携帯情報端末に表示させる第二画像表示ステップを含む、駐車支援方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、自車両を遠隔操作して駐車スポットへ入庫させる入庫方法及び/又は自車両を遠隔操作して駐車スポットから出庫させる出庫方法を含む駐車支援方法に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
自車両を遠隔操作して自車両を駐車スポットへ入庫させる入庫方法及び/又は自車両を駐車スポットから出庫させる出庫方法を含む駐車支援方法が提案されている(例えば、下記特許文献1を参照。)。特許文献1の駐車支援方法(以下、「従来方法」と称呼する。)において、自車両を遠隔操作するための装置(遠隔操作装置)として、携帯情報端末(スマートフォン又はタブレットコンピュータ)が用いられる。携帯情報端末にインストールされた所定の遠隔操作ソフトウェアを起動することにより、当該携帯情報端末の表示装置に遠隔操作用画像(ボタン、ダイヤルなど)が表示される。この状態で、ユーザーがこれらの遠隔操作用画像をタップ又はスワイプすることにより、携帯情報端末から、所定の指令が無線通信回線を介して自車両のECUへ送信される。ECUは、当該指令に応じて、自車両の駆動装置、制動装置及び操舵装置を制御して、自車両を目標経路に沿って進行させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-114501号公報
【発明の概要】
【0004】
ところで、一般に、携帯情報端末には、遠隔操作ソフトウェアのみならず、他の複数のソフトウェアがインストールされ、これらのソフトウェアが稼働されることにより、各種機能が実現される。ここで、遠隔操作ソフトウェア以外のソフトウェアがフォアグラウンドで稼働していて、遠隔操作ソフトウェアがバックグラウンドで稼働している状況が想定される。この場合、ユーザーは。自車両の遠隔操作を開始するために、携帯情報端末の基本画面又は稼働中の複数のソフトウェアの一覧(サムネイル)を表示させ、遠隔操作用ソフトウェアのアイコン又はサムネイルを探し出してタップすることにより、遠隔操作ソフトウェアをフォアグラウンドにて稼働させる(遠隔操作用画像が表示された状態に遷移させる)必要がある。このように、自車両を遠隔操作可能な状態へ遷移させるための操作(準備操作)が比較的煩雑である。例えば、ユーザーは、重い荷物や大きな荷物を持っている状態において、当該準備操作を煩わしく感じる可能性がある。
【0005】
本発明の目的の1つは、自車両の遠隔操作を簡単に開始することができる駐車支援方法を提供することにある。
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の駐車支援方法は、所定の遠隔操作ソフトウェアが起動されて所定の第一操作用画像(G1)が表示された第一状態にある携帯情報端末(60)を所定態様にて操作することにより自車両を遠隔操作して自車両を駐車スポット(PS)へ入庫させる入庫方法及び/又は自車両を駐車スポットから出庫させる出庫方法を含む。前記携帯情報端末が特定領域(Rb)内に位置し、且つ、前記携帯情報端末が前記第一状態とは異なる状態である場合に、当該携帯情報端末を前記第一状態へ遷移させるための第二操作用画像(G2)を当該携帯情報端末に表示させる第二画像表示ステップを含む。
【0007】
本発明が適用された携帯情報端末が特定領域(例えば、自宅、頻繁に利用する店舗)に位置している場合に、第二操作用画像が携帯情報端末に表示される。この状態で、ユーザーは所定の態様にて携帯情報端末を操作する(例えば、第二操作用画像をタップする)ことにより、第一操作用画像を表示させることができる。すなわち、ユーザーは、携帯情報端末の状態を、自車両を遠隔操作可能な状態へ簡単に遷移させることができる。また、当該第二操作用画像は、特定領域内においてのみ表示される。ユーザーは、自車両を遠隔操作する可能性が高い領域を特定領域として設定しておくことで、特定領域以外の領域(自車両を遠隔操作する可能性が低い領域)にて第二操作用画像が表示されることが防止される。
【0008】
本発明の一態様に係る駐車支援方法において、前記第二画像表示ステップは、前記携帯情報端末に、GPS信号に基づいて、当該携帯情報端末の現在地を表す第一位置情報(SP)を取得させ、当該第一位置情報を所定のサーバーコンピュータ(70)へ送信させる第一位置情報送信ステップと、自車両が備えるプロセッサ(10)に、GPS信号に基づいて、自車両の現在地を表す第二位置情報(VP)を取得させ、当該第二位置情報を前記サーバーコンピュータへ送信させる第二位置情報送信ステップと、前記サーバーコンピュータに、前記第一位置情報及び第二位置情報を含む地図情報(MD[SP,VP])を前記携帯情報端末へ送信させる地図情報送信ステップと、前記携帯情報端末に、前記地図情報に基づいて、前記携帯情報端末及び自車両が前記特定領域内に位置しているか否かを判定させる判定ステップと、を含む。
【0009】
これによれば、携帯情報端末は、サーバーコンピュータを介して、自車両の現在地を取得することができる。
【0010】
本発明の他の態様に係る駐車支援方法において、前記第二画像表示ステップは、前記携帯情報端末に、GPS信号に基づいて、当該携帯情報端末の現在地を表す第一位置情報を取得させ、当該第一位置情報を所定のサーバーコンピュータへ送信させる第一位置情報送信ステップと、自車両が備えるプロセッサに、GPS信号に基づいて、自車両の現在地を表す第二位置情報を取得させ、当該第二位置情報を前記サーバーコンピュータへ送信させる第二位置情報送信ステップと、前記サーバーコンピュータに、前記第一位置情報及び前記第二位置情報に基づいて、前記携帯情報端末及び自車両が前記特定領域内に位置しているか否かを判定させ、前記携帯情報端末及び自車両が前記特定領域内に位置していると判定された場合に、前記第二操作用画像を表示させるための画像表示指令を前記サーバーコンピュータから前記携帯情報端末へ送信させる画像表示指令ステップと、を含む。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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