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公開番号
2025145262
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-03
出願番号
2024045351
出願日
2024-03-21
発明の名称
電池監視装置及び電池管理システム
出願人
Astemo株式会社
代理人
弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類
G01R
31/00 20060101AFI20250926BHJP(測定;試験)
要約
【課題】無線通信が可能な電池監視装置において、無線通信部に電力供給するための主たる電源回路やハーネスが故障した場合であっても、無線通信部への電力供給を維持して外部との通信を可能とする。
【解決手段】無線電池監視装置2であって、電池モジュールMに接続されて電池モジュールMに含まれる電池セルCの電圧を検出するセル監視IC3と、セル監視IC3の検出結果を外部に無線送信する無線通信部4と、電池モジュールMから無線通信部4に電力供給する主電源供給部5と、セル監視IC3を経由して無線通信部4に電力供給する副電源供給部6とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電池モジュールに接続されて前記電池モジュールに含まれる電池セルの電圧を検出するセル監視部と、
前記セル監視部の検出結果を外部に無線送信する無線通信部と、
前記電池モジュールから前記無線通信部に電力供給する主電源供給部と、
前記セル監視部を経由して前記無線通信部に電力供給が可能な副電源供給部と
を備えることを特徴とする電池監視装置。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
前記セル監視部は、前記主電源供給部の異常を検知し、前記異常を検知した場合に前記副電源供給部に前記無線通信部に電力を供給させることを特徴とする請求項1記載の電池監視装置。
【請求項3】
前記主電源供給部は、
前記無線通信部と接続されて前記電池モジュールと前記無線通信部との間で電力変換を行う主電源回路と、
前記電池モジュールと前記主電源回路とを接続する主電源ハーネスと
を備え、
前記セル監視部は、前記主電源ハーネスの電圧と、前記主電源回路の出力電圧とに基づいて、前記異常の原因が前記主電源回路であるか前記主電源ハーネスであるかを判定する
ことを特徴とする請求項2記載の電池監視装置。
【請求項4】
前記セル監視部は、前記判定の結果を前記無線通信部に送信し、
前記無線通信部は、前記判定の結果を外部に送信する
ことを特徴とする請求項3記載の電池監視装置。
【請求項5】
前記無線通信部は、前記副電源供給部から電力供給されている場合に、前記主電源供給部から電力供給されている場合よりも通信周期を長くすることを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の電池監視装置。
【請求項6】
前記副電源供給部は、
前記セル監視部と前記無線通信部との間で電力変換を行う副電源回路と、
前記副電源回路と前記無線通信部との導通状態のオンオフを切り替えるスイッチ部と
を有する
ことを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の電池監視装置。
【請求項7】
請求項1~4のいずれか一項に記載の電池監視装置と、
前記電池監視装置と無線通信可能な管理ユニットと
を備えることを特徴とする電池管理システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電池監視装置及び電池管理システムに関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、電池セルごとに測定・通信回路を備える電池監視システムが開示されている。特許文献1に開示された電池監視システムは、測定・通信回路に接続されるコイルアンテナを備えており、測定・通信回路が電池管理装置と無線通信可能に構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-82399号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の測定・通信回路のように電池の状態を監視する電池監視装置は、電池の電力を無線通信部へ供給するための電源回路を備えている。つまり、無線通信部は、電源回路から電力供給がなされてない場合には、無線通信することができない。このため、電源回路や電源回路に接続されたハーネスが故障した場合には、電池の状態を外部に送信することができなくなる。
【0005】
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、無線通信が可能な電池監視装置において、無線通信部に電力供給するための主たる電源回路やハーネスが故障した場合であっても、無線通信部への電力供給を維持して外部との通信を可能とすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
【0007】
本発明の第1の態様は、電池監視装置であって、電池モジュールに接続されて上記電池モジュールに含まれる電池セルの電圧を検出するセル監視部と、上記セル監視部の検出結果を外部に無線送信する無線通信部と、上記電池モジュールから上記無線通信部に電力供給する主電源供給部と、上記セル監視部を経由して上記無線通信部に電力供給が可能な副電源供給部とを備えるという構成を採用する。
【0008】
本発明の第2の態様は、電池管理システムであって、上記第1の態様の電池監視装置と、上記電池監視装置と無線通信可能な管理ユニットとを備えるという構成を採用する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、主電源供給部が故障した場合であっても、電池モジュールの電力を副電源供給部から無線通信部に供給することができる。したがって、本発明によれば、無線通信が可能な電池監視装置において、無線通信部に電力供給するための主たる電源回路やハーネスが故障した場合であっても、無線通信部への電力供給を維持して外部との通信が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態における電池管理システムの概略構成を示す模式図である。
本発明の一実施形態における無線電池監視装置にて、主電源ハーネスが断線した場合の電圧変化を説明するためのグラフである。
本発明の一実施形態における無線電池監視装置にて、主電源回路が故障した場合の電圧変化を説明するためのグラフである。
本発明の一実施形態における無線電池監視装置の主電源供給部の故障発生時の動作を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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