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公開番号2025145675
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-03
出願番号2024045982
出願日2024-03-22
発明の名称吐水装置
出願人株式会社タカギ
代理人kakeruIP弁理士法人
主分類E03C 1/042 20060101AFI20250926BHJP(上水;下水)
要約【課題】水形の切り替えを行うことができる水形切替ユニット部を有する吐水装置において、吐水による水圧等の大きな負荷に耐えられるとともに、使用者の誤使用により、水形切替ユニット部の固定が解除される可能性を低減できる吐水装置を提供する。
【解決手段】円筒状の構造を有するヘッド部172と、前記ヘッド部172の内側に接続され、円筒状の構造を有する水形切替ユニット部とを有する吐水装置であって、前記ヘッド部172と前記水形切替ユニット部に、バヨネット構造172d、174a、及び、スナップフィット構造172c、174bを、両者が対する円筒状の構造の周面に沿ってそれぞれ設け、前記バヨネット構造172d、174aにより、前記ヘッド部172と前記水形切替ユニット部とが接続されるのと同時に、スナップフィット構造172c、174bによる接続も行われる。
【選択図】図26
特許請求の範囲【請求項1】
円筒状の構造を有するヘッド部と、前記ヘッド部の内側に接続され、円筒状の構造を有する水形切替ユニット部とを有する吐水装置であって、
前記ヘッド部と前記水形切替ユニット部に、バヨネット構造、及び、スナップフィット構造を、両者が対する円筒状の構造の周面に沿ってそれぞれ設け、
前記バヨネット構造により、前記ヘッド部と前記水形切替ユニット部とが接続されるのと同時に、前記スナップフィット構造による接続も行われる、
吐水装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記バヨネット構造は軸方向に延びる第1溝を有し、
前記水形切替ユニット部の吐水方向と、前記第1溝の方向とが一致する、
請求項1に記載の吐水装置。
【請求項3】
前記バヨネット構造は、円筒状の構造の周面に略180度離れた位置に2つ設けられ、
前記スナップフィット構造は、前記バヨネット構造から略90度離れた位置に2つ設けられる、
請求項2に記載の吐水装置。
【請求項4】
前記水形切替ユニット部は、周方向の回転操作にて水形を切り替える、
請求項3に記載の吐水装置。
【請求項5】
前記ヘッド部を覆うカバー部材を有する、
請求項4に記載の吐水装置。
【請求項6】
他の部材に固定されており、前記他の部材を軸に回動する、先端に前記ヘッド部を保持する保持部を有するステーを備え、
前記保持部は、前記ステーを回動させた際に、前記ヘッド部が外れないような形状となっている、
請求項1乃至5のいずれか1項に記載の吐水装置。
【請求項7】
前記保持部は、平坦部を有する鉤形状で構成されており、
前記ヘッド部は、前記平坦部と対応した形状を有する前記保持部が入り込む溝、を有する、
請求項6に記載の吐水装置。
【請求項8】
円筒状の構造を有するヘッド部と、前記ヘッド部の内側に接続され、円筒状の構造を有する水形切替ユニット部とを有する吐水装置であって、
前記ヘッド部と前記水形切替ユニット部に、バヨネット構造、及び、スナップフィット構造を、円筒状の構造の周面に沿ってそれぞれ設け、
前記バヨネット構造により、前記ヘッド部と前記水形切替ユニット部とが接続されるのと同時に、前記スナップフィット構造による接続も行われ、
前記ヘッド部を覆うカバー部材を有する、
吐水装置の組立方法であって、
前記カバー部材を、下方から、前記ヘッド部に装着する第1工程、
前記水形切替ユニット部を、下方から、前記ヘッド部の円筒状の構造内に挿入する第2工程、及び、
前記水形切替ユニット部を回転させて、前記バヨネット構造、及び、前記スナップフィット構造による接続を行う第3工程、
を有する、
吐水装置の組立方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、水形の切り替えを行うことができる水形切替ユニット部を有する吐水装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
水形の切り替えを行うことができる水形切替ユニット部を有する吐水装置としては、例えば特開2003-293412号公報(特許文献1)に示す技術がある。この吐水装置は、ヘッド部(吐水部4)に対する水形切替ユニット部(吐水切替手段5)の固定が、水形切替ユニット部の中央位置に設けられたネジ機構を有する軸部12により行われる構造となっている。しかしながら、この従来技術は、中央位置に設けられた軸部12の存在により、水形切替ユニット部の流路が狭くなってしまっていた。
【0003】
流路を狭めることのない、吐水装置の固定手段としては、例えば特開2017-036637号公報(特許文献2)に示す技術がある。この吐水装置は、接続筒34に対するヘッド部(吐水口本体30)の固定が、装飾カバー27に対するスナップフィット結合、及び、クリップ29による結合により、行われる構造となっている。この従来技術は、スナップフィット結合のみでは、吐水による水圧等の大きな負荷には耐えられないため、クリップ29による結合も行うことで、大きな負荷にも耐えられるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-293412号公報
特開2017-036637号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、この従来技術は、クリップ29による結合箇所が、外部に露出しているため、意匠性が悪くなっているとともに、使用者の誤使用により、クリップ29による結合が解除され、ヘッド部が外れてしまう恐れがあった。
【0006】
本発明は、このような課題を考慮して提案されるもので、水形の切り替えを行うことができる水形切替ユニット部を有する吐水装置において、吐水による水圧等の大きな負荷に耐えられるとともに、使用者の誤使用により、水形切替ユニット部の固定が解除される可能性を低減できる吐水装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記目的を達成するために、以下に示す特徴を有している。
【0008】
(特徴構成1)
本発明に係る吐水装置の特徴構成は、
円筒状の構造を有するヘッド部と、前記ヘッド部の内側に接続され、円筒状の構造を有する水形切替ユニット部とを有する吐水装置であって、
前記ヘッド部と前記水形切替ユニット部に、バヨネット構造、及び、スナップフィット構造を、両者が対する円筒状の構造の周面に沿ってそれぞれ設け、
前記バヨネット構造により、前記ヘッド部と前記水形切替ユニット部とが接続されるのと同時に、前記スナップフィット構造による接続も行われる、
点にある。
【0009】
(効果1)
このような構成とすることで、水形切替ユニット部に、バヨネット構造の接続を解除する方向の力が加わっても、スナップフィット構造による接続があるため、ヘッド部と水形切替ユニット部の接続が解除されることを防止することができる。
【0010】
(特徴構成2)
本発明に係る吐水装置としては、
前記バヨネット構造は軸方向に延びる第1溝を有し、
前記水形切替ユニット部の吐水方向と、前記第1溝の方向とが一致するもの、
であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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