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公開番号
2025145656
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-03
出願番号
2024045949
出願日
2024-03-22
発明の名称
水栓
出願人
株式会社タカギ
代理人
kakeruIP弁理士法人
主分類
E03C
1/042 20060101AFI20250926BHJP(上水;下水)
要約
【課題】
通水路部材が引き出し型フレキシブルホースではない、スパウトの振り角規制構造を有する水栓において、水漏れなどの不具合を防止できる水栓を提供する。
【解決手段】
水栓本体部110、前記水栓本体部110の上方に接続され、通水可能な剛性を有する管131、を有する水栓100において、前記管131の外周側に、回動自在に設けられる内カバー部材132、及び、前記内カバー部材132の外周側に設けられた外カバー部材120a、134、を有し、前記内カバー部材132と外カバー部材120a、134に、振り角規制構造130を設けた。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
水栓本体部、
前記水栓本体部の上方に接続され、通水可能な剛性を有する管、
を有する水栓において、
前記管の外周側に、回動自在に設けられる内カバー部材、及び、
前記内カバー部材の外周側に設けられた外カバー部材、
を有し、
前記内カバー部材と前記外カバー部材に、振り角規制構造を設けた、
水栓。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記管が金属製であり、
前記内カバー部材が樹脂製であり、
前記管と、前記内カバー部材の上下方向の長さが略同一である、
請求項1に記載の水栓。
【請求項3】
前記内カバー部材は、周方向に設けられた切り欠きを有し、
前記外カバー部材は、前記切り欠きに対応する位置に突起を有し、
前記振り角規制構造は、
前記切り欠き、前記突起、
により構成されている
請求項1又は2に記載の水栓。
【請求項4】
前記外カバー部材は、
前記内カバー部材に対し、回転可能な回転部材、及び、
前記内カバー部材に対し、回転しない固定部材、
から成り、
前記突起は、前記固定部材に設けられている、
請求項3に記載の水栓。
【請求項5】
前記内カバー部材は、
前記回転部材と、前記固定部材との間に位置する干渉部材を有する、
請求項4に記載の水栓。
【請求項6】
前記突起は、前記固定部材の下方側側面に設けられており、
前記切り欠きは、前記内カバー部材の下方側側面に設けられ、下端が開放されている、
請求項5に記載の水栓。
【請求項7】
水栓本体部、
前記水栓本体部の上方に接続され、通水可能な剛性を有する管、
を有する水栓において、
前記管の外周側に、回動自在に設けられる内カバー部材、及び、
前記内カバー部材の外周側に設けられた外カバー部材、
前記内カバー部材の周方向に設けられた切り欠き、
前記外カバー部材の前記切り欠きに対応する位置に突起、
を有し、
前記外カバー部材は、
前記内カバー部材に対し、回転可能な回転部材、及び、
前記内カバー部材に対し、回転しない固定部材、
から成り、
前記突起は、前記固定部材の下方側側面に設けられており、
前記切り欠きは、前記内カバー部材の下方側側面に設けられ、下端が開放されている、
水栓の組立方法であって、
前記固定部材を、前記水栓本体部の側方から装着する第1工程、
前記内カバー部材を、前記管の下方から装着する第2工程、
前記内カバー部材が装着された前記管を、上方から、前記固定部材の内側を通す第3工程、
前記内カバー部材が装着された前記管を、前記突起と前記切り欠きとが相対するようにして、前記水栓本体部に固定する第4工程、
を有する水栓の組立方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、通水路部材が引き出し型フレキシブルホースではない、スパウトの振り角規制構造を有する水栓に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
通水路部材が、引き出し型フレキシブルホースで構成された、スパウトの振り角規制構造を有する水栓としては、例えば特開2003-213744号公報(特許文献1)に示す技術がある。この水栓は、通水路部材(吐水パイプ14)とは別体で設けられたコマ体21とピン18が当接することにより、振り角規制が行われる構造となっている。
しかしながら、この従来技術は、通水路部材が、引き出し型のフレキシブルホースで構成されているため、水栓の使用時にフレキシブルホースに付着した水が、フレキシブルホースを介して、例えば、水栓が設置されている収納スペース内に侵入してしまう可能性があった。
【0003】
収納スペース内に水が侵入する可能性が低い、通水路部材が引き出し型フレキシブルホースではない水栓において、スパウトの振り角規制構造を設ける技術は、例えば特開平10-30740号公報(特許文献2)に開示されている。この水栓は、通水路部材(胴部5、吐水口6、立ち上がりナット10等)とは別体で設けられた回転止め部材13と止めねじ9が当接することにより、振り角規制が行われる構造となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-213744号公報
特開平10-30740号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、この従来技術は、振り角規制を、立ち上がりナット10等の水栓本体部と、通水路部材を構成する吐水口6を固定している止めねじ9とにより行っているため、回転止め部材13と止めねじ9が当接する際の衝撃により、止めねじ9が緩み、水栓本体部と吐水口6との固定が緩み、水漏れの原因となる可能性があった。
【0006】
また、この従来技術においては、通水路部材(吐水口6)が外観部材であるため、通水路部材にメッキ処理がなされていた場合には、メッキ処理された部分から、ニッケル等の金属が通水路部材内に溶出してしまう可能性があった。
【0007】
本発明は、このような課題を考慮して提案されるもので、通水路部材が引き出し型フレキシブルホースではない、スパウトの振り角規制構造を有する水栓において、水漏れなどの不具合を防止できる水栓を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、上記目的を達成するために、以下に示す特徴を有している。
【0009】
(特徴構成1)
本発明に係る水栓の特徴構成は、
水栓本体部、
前記水栓本体部の上方に接続され、通水可能な剛性を有する管、
を有する水栓において、
前記管の外周側に、回動自在に設けられる内カバー部材、及び、
前記内カバー部材の外周側に設けられた外カバー部材、
を有し、
前記内カバー部材と外カバー部材に、振り角規制構造を設けた、
点にある。
【0010】
(効果1)
このような構成とすることで、振り角規制が、通水路部材である剛性を有する管とは別の部材により行われるため、振り角規制の際の当接による衝撃で、剛性を有する管と水栓本体部との接合部が緩むことを防ぐことができる。それにより水漏れを防ぐことができる。
また、このような構成とすることで、外観部材が、通水路部材である剛性を有する管ではなくなるため、外観部材にメッキ処理がなされていた場合であっても、メッキ処理された部分から、ニッケル等の金属が通水路部材内に溶出してしまう可能性を低減させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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