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公開番号2025149539
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-08
出願番号2024050256
出願日2024-03-26
発明の名称端末装置、無線通信システム、及び無線通信方法
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類H04W 36/08 20090101AFI20251001BHJP(電気通信技術)
要約【課題】状況に応じて無線通信環境を選択することにより、無線通信の安定性を向上させることができる端末装置を実現する。
【解決手段】端末装置は、いずれかのアクセスポイントに接続する接続手段と、統合制御機器に、接続手段の接続先を示す第1の情報を送信する送信手段と、統合制御機器から、接続手段の接続先の切り替え候補となる1または複数のアクセスポイントを示す第2の情報を受信する受信手段と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数のアクセスポイントと統合制御機器とを備える第1の無線通信システムと通信する端末装置であって、
いずれかのアクセスポイントに接続する接続手段と、
前記統合制御機器に、前記接続手段の接続先を示す第1の情報を送信する送信手段と、
前記統合制御機器から、前記接続手段の接続先の切り替え候補となる1または複数のアクセスポイントを示す第2の情報を受信する受信手段と、を備え、
前記接続手段は、前記第2の情報が示す前記1または複数のアクセスポイントの無線状況の測定結果に基づいて、接続先を切り替える、端末装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記接続手段は、第2の無線通信システムにさらに接続可能であり、
前記第2の情報は、前記第2の無線通信システムが前記接続手段の接続先の切り替え候補であるか否かをさらに示し、
前記接続手段は、前記第2の情報が、前記第2の無線通信システムが接続先の切り替え候補であることを示す場合に、前記第2の無線通信システムの無線状況の測定結果にさらに基づいて、接続先を切り替える、請求項1に記載の端末装置。
【請求項3】
前記第1の無線通信システムは、無線LANシステムであり、
前記第2の無線通信システムは、セルラー通信システムである、請求項2に記載の端末装置。
【請求項4】
前記第2の情報は、前記接続手段の接続先の切り替え候補となる1または複数のアクセスポイントの利用可能なチャンネルをさらに示し、
前記接続手段は、前記第2の情報が示す前記1または複数のアクセスポイントの利用可能なチャンネルの無線状況の測定結果に基づいて、接続先を切り替える、請求項1に記載の端末装置。
【請求項5】
複数のアクセスポイントと、
統合制御機器と、を備え、
前記統合制御機器は、
いずれかのアクセスポイントに接続している端末装置から、当該端末装置の接続先を示す第1の情報を受信する受信手段と、
前記第1の情報に基づいて、前記端末装置に、前記端末装置の接続先の切り替え候補となる1または複数のアクセスポイントを示す第2の情報を送信する送信手段と、を備える、無線通信システム。
【請求項6】
前記端末装置は、第2の無線通信システムにさらに接続可能であり、
前記第2の情報は、前記第2の無線通信システムが前記端末装置の接続先の切り替え候補であるか否かをさらに示す、請求項5に記載の無線通信システム。
【請求項7】
前記無線通信システムは、無線LANシステムであり、
前記第2の無線通信システムは、セルラー通信システムである、請求項6に記載の無線通信システム。
【請求項8】
前記複数のアクセスポイントの各々に設けられたセンサー機器をさらに備え、
前記センサー機器は、当該センサー機器が設けられたアクセスポイントの近傍に存在するアクセスポイントを検出し、
前記統合制御機器は、前記センサー機器の検出結果に基づいて、前記第2の情報を生成する、請求項5に記載の無線通信システム。
【請求項9】
前記センサー機器は、当該センサー機器が設けられたアクセスポイントの近傍に存在するアクセスポイントの利用可能なチャンネルをさらに検出し、
前記第2の情報は、前記端末装置の接続先の切り替え候補となる1または複数のアクセスポイントの利用可能なチャンネルをさらに示す、請求項8に記載の無線通信システム。
【請求項10】
複数のアクセスポイントと統合制御機器とを備える第1の無線通信システムと通信する端末装置が、いずれかのアクセスポイントに接続すること、
前記端末装置が、前記統合制御機器に、前記端末装置の接続先を示す第1の情報を送信すること、
前記端末装置が、前記統合制御機器から、前記端末装置の接続先の切り替え候補となる1または複数のアクセスポイントを示す第2の情報を受信すること、および
前記端末装置が、前記第2の情報が示す前記1または複数のアクセスポイントの無線状況の測定結果に基づいて、接続先を切り替えることを実行する、無線通信方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、端末装置、無線通信システム、及び無線通信方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
無線通信において、より安定した通信環境を探索する技術が知られている。一例として、特許文献1には、スキャンする無線通信のチャンネル数を絞ることにより、短時間で途切れの無いデータ通信を可能にする技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-325067号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の技術においては、予め定めた固定チャンネルのみスキャンを行う。そのため、状況に応じて利用対象となり得るチャンネルが動的に変化する場合には、スキャン対象のチャンネルを絞ることができない、という問題があった。
【0005】
本開示は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その一例示的目的は、状況に応じて無線通信環境を選択することにより、無線通信の安定性を向上させる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一例示的側面に係る端末装置は、複数のアクセスポイントと統合制御機器とを備える第1の無線通信システムと通信する端末装置であって、いずれかのアクセスポイントに接続する接続手段と、前記統合制御機器に、前記接続手段の接続先を示す第1の情報を送信する送信手段と、前記統合制御機器から、前記接続手段の接続先の切り替え候補となる1または複数のアクセスポイントを示す第2の情報を受信する受信手段と、を備え、前記接続手段は、前記第2の情報が示す前記1または複数のアクセスポイントの無線状況の測定結果に基づいて、接続先を切り替える。
【0007】
本開示の一例示的側面に係る無線通信システムは、複数のアクセスポイントと、統合制御機器と、を備え、前記統合制御機器は、いずれかのアクセスポイントに接続している端末装置から、当該端末装置の接続先を示す第1の情報を受信する受信手段と、前記第1の情報に基づいて、前記端末装置に、前記端末装置の接続先の切り替え候補となる1または複数のアクセスポイントを示す第2の情報を送信する送信手段と、を備える。
【0008】
本開示の一例示的側面に係る無線通信方法は、複数のアクセスポイントと統合制御機器とを備える第1の無線通信システムと通信する端末装置が、いずれかのアクセスポイントに接続すること、前記端末装置が、前記統合制御機器に、前記端末装置の接続先を示す第1の情報を送信すること、前記端末装置が、前記統合制御機器から、前記端末装置の接続先の切り替え候補となる1または複数のアクセスポイントを示す第2の情報を受信すること、および前記端末装置が、前記第2の情報が示す前記1または複数のアクセスポイントの無線状況の測定結果に基づいて、接続先を切り替えることを実行する。
【発明の効果】
【0009】
本開示の一例示的側面によれば、状況に応じて無線通信環境を選択することにより、無線通信の安定性を向上させる技術を提供することができるという一例示的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示に係る端末装置の構成を示すブロック図である。
本開示に係る統合制御機器の構成を示すブロック図である。
本開示に係る無線通信方法の流れを示すフロー図である。
本開示に係る端末装置の構成を示すブロック図である。
本開示に係る無線通信システムの構成を示すブロック図である。
本開示に係るシステムの構成を示すブロック図である。
本開示に係る無線通信方法の流れを示すフロー図である。
本開示に係る統合制御機器の構成を示すブロック図である。
本開示に係るセンサー機器の構成を示すブロック図である。
本開示に係る端末装置の構成を示すブロック図である。
本開示に係るアクセスポイントリストの一例を示す図である。
本開示に係るシステムの動作例を示す図である。
本開示に係るシステムの動作例を示す図である。
本開示に係るシステムの動作例を示す図である。
本開示に係る端末装置又は統合制御機器として機能するコンピュータの構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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