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公開番号2025141315
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-29
出願番号2024041194
出願日2024-03-15
発明の名称蓄電装置
出願人株式会社GSユアサ
代理人個人
主分類H01M 50/50 20210101AFI20250919BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】簡易な構成で信頼性が向上された外装体を備える蓄電装置を提供する。
【解決手段】蓄電装置1は、蓄電素子100を備える蓄電ユニット101と、蓄電ユニットを収容する外装体10と、蓄電ユニットに電気的に接続された導電部材200と、を備え、外装体は、蓄電ユニットと離間し、かつ、蓄電ユニットと対向する壁部21を備え、導電部材は、バスバーを210備え、バスバーは、蓄電ユニットに固定される第一固定部211と、壁部に固定される第二固定部215と、第二固定部とは異なる位置において壁部の内面と接触する接触部218と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
蓄電素子を備える蓄電ユニットと、
前記蓄電ユニットを収容する外装体と、
前記蓄電ユニットに電気的に接続された導電部材と、を備え、
前記外装体は、前記蓄電ユニットと離間し、かつ、前記蓄電ユニットと対向する壁部を備え、
前記導電部材は、バスバーを備え、
前記バスバーは、
前記蓄電ユニットに固定される第一固定部と
前記壁部に固定される第二固定部と、
前記第二固定部とは異なる位置において前記壁部の内面と接触する接触部と、を備える、
蓄電装置。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記導電部材はさらに、前記バスバーと接続され、かつ、前記第一固定部と前記第二固定部との間に配置される電気機器を備える、
請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記接触部は、前記第一固定部と前記電気機器との間に配置される、
請求項2に記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記バスバーは、第一バスバー及び第二バスバーを備え、
前記第一バスバーは、前記第一バスバーの一端に前記第一固定部を備え、
前記電気機器は、前記第一バスバーの他端に接続され、
前記第二バスバーは、前記第二バスバーの一端に前記第二固定部を備え、
前記電気機器は、前記第二バスバーの他端に接続される、
請求項2または3に記載の蓄電装置。
【請求項5】
前記接触部は、前記バスバーの一部であって、前記壁部に向けて突出するように曲げられた部分である、
請求項1~3のいずれか一項に記載の蓄電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、蓄電装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、蓄電モジュールが開示されている。この蓄電モジュールは、端面に端子部を有する蓄電デバイスと、蓄電デバイスが保持されるホールドケースと、端子部に接続されるバスバーと、ホールドケースに設けられ、バスバーが固定される固定部とを備える。バスバーは、端子部に接続される第1端子接続部と、固定部に固定される本体部と、第2端子接続部と、を含む。第2端子接続部は、本体部に対して第1端子接続部と反対側に位置する。第1端子接続は蓄電デバイスの端子部に溶接され、第2端子接続部はホールドケースが備える外部出力端子に溶接される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/203734号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来の蓄電モジュールでは、バスバーの本体部は、ホールドケースの固定部が有する孔部に圧入されることで固定部に固定される。つまり、バスバーの本体部の移動を制限するためには、バスバーの本体部を孔部に圧入する必要がある。このことは、蓄電モジュールの構成または/及び製造工程の煩雑化等の要因となる。
【0005】
本発明は、本願発明者が上記課題に新たに着目してなされたものであり、簡易な構成で信頼性が向上された外装体を備える蓄電装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る蓄電装置は、蓄電素子を備える蓄電ユニットと、前記蓄電ユニットを収容する外装体と、前記蓄電ユニットに電気的に接続された導電部材と、を備え、前記外装体は、前記蓄電ユニットと離間し、かつ、前記蓄電ユニットと対向する壁部を備え、前記導電部材は、バスバーを備え、前記バスバーは、前記蓄電ユニットに固定される第一固定部と、前記壁部に固定される第二固定部と、前記第二固定部とは異なる位置において前記壁部の内面と接触する接触部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、簡易な構成で信頼性が向上された外装体を備える蓄電装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施の形態に係る蓄電装置の外観を示す斜視図である。
図2は、実施の形態に係る蓄電装置の分解斜視図である。
図3は、実施の形態に係る導電部材及びその周辺の構成を示す図である。
図4は、実施の形態の変形例1に係る導電部材及びその周辺の構成を示す図である。
図5は、実施の形態の変形例2に係る導電部材及びその周辺の構成を示す図である。
図6は、実施の形態の変形例3に係る導電部材及びその周辺の構成を示す図である。
図7は、実施の形態の変形例4に係る導電部材及びその周辺の構成を示す図である。
図8は、実施の形態の変形例5に係る導電部材及びその周辺の構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(1)本発明の一態様に係る蓄電装置は、蓄電素子を備える蓄電ユニットと、前記蓄電ユニットを収容する外装体と、前記蓄電ユニットに電気的に接続された導電部材と、を備え、前記外装体は、前記蓄電ユニットと離間し、かつ、前記蓄電ユニットと対向する壁部を備え、前記導電部材は、バスバーを備え、前記バスバーは、前記蓄電ユニットに固定される第一固定部と、前記壁部に固定される第二固定部と、前記第二固定部とは異なる位置において前記壁部の内面と接触する接触部と、を備える。
【0010】
本発明の一態様に係る蓄電装置によれば、導電部材は、蓄電ユニット及び外装体の壁部に固定され、かつ、壁部との固定位置(第二固定部)とは異なる位置において壁部の内面と接触する接触部を有する。従って、導電部材における第一固定部と第二固定部との間の部分の変形が抑制される。これにより、振動または衝撃等に起因する導電部材の劣化または損傷が抑制される。このように、本態様に係る蓄電装置は、簡易な構成で信頼性が向上された蓄電装置である。
(【0011】以降は省略されています)

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