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公開番号2025152817
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024054926
出願日2024-03-28
発明の名称コイル構造体およびコイル構造用部品
出願人TDK株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01F 17/00 20060101AFI20251002BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】インダクタンス値を調整することができるコイル構造体およびコイル構造用部品を提供する。
【解決手段】 コイル構造体100においては、インダクタンス値を容易に調整することができる。たとえば、U字状導体5A~5Cの寸法(線幅等)が異なる複数種の積層コイル部品1を準備しておき、積層コイル部品1の種類を適宜に選択してプリント基板3に実装することで、所望のインダクタンス値を容易に得ることができる。一方、継線9の寸法(線幅等)が異なる複数種のプリント基板3を準備しておくことで、積層コイル部品1を実装するプリント基板3の種類を適宜に選択することで、所望のインダクタンス値を容易に得ることができる。すなわち、積層コイル部品1とプリント基板3との組み合わせにより、インダクタンス値を自在かつ容易に調整することができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
プリント基板と、該プリント基板上に実装された電子部品とを備え、
前記電子部品が、
前記プリント基板と対面する実装面を有する素体と、
前記素体内に設けられ、前記実装面に対して平行な軸周りに配置されるとともに、両端部が前記実装面まで延びる複数のU字状導体と
を含み、
前記プリント基板が、前記複数のU字状導体のうちの異なるU字状導体の端部同士をつなぐ継線を含み、
前記電子部品の複数のU字状導体と前記プリント基板の継線とが、前記軸回りに巻回されたコイル構造を形成している、コイル構造体。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記素体が、積層された複数の絶縁層で構成され、積層方向に対して交差する前記実装面と、該実装面に対して平行な第1方向において対面する一対の端面と、前記積層方向および前記第1方向に対して直交する第2方向において対面する一対の側面とを有し、
前記コイル構造が前記第2方向に沿う軸回りに巻回されている、請求項1に記載のコイル構造体。
【請求項3】
前記U字状導体が、前記実装面に関して前記軸より離れた位置において前記第1方向に沿って直線状に延びる平行配線と、該平行配線の両端部から積層方向に沿って直線状に前記実装面まで延びる1対の垂直配線とを含む、請求項2に記載のコイル構造体。
【請求項4】
前記U字状導体が、前記実装面に関して前記軸より離れた位置において前記積層方向に対して直交する方向かつ前記第1方向に交差する方向に沿って直線状に延びる平行配線と、該平行配線の両端部から積層方向に沿って直線状に前記実装面まで延びる1対の垂直配線とを含む、請求項2に記載のコイル構造体。
【請求項5】
前記積層方向から見て、前記複数のU字状導体が前記第2方向に沿って等間隔で並んでいる、請求項2に記載のコイル構造体。
【請求項6】
前記電子部品が実装される前記プリント基板の表面に前記継線が設けられている、請求項1に記載のコイル構造体。
【請求項7】
前記継線の一部が前記プリント基板の内部に埋設されている、請求項1に記載のコイル構造体。
【請求項8】
実装面を有する素体と、
前記素体内に設けられ、前記実装面に対して平行な軸周りに配置されるとともに両端部が前記実装面まで延びる複数のU字状導体
とを備え、
前記素体外において前記複数のU字状導体のうちの異なるU字状導体の端部同士がつながれて、前記軸回りに巻回されたコイル構造が形成される、コイル構造用部品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コイル構造体およびコイル構造用部品に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、コイル部品が実装されるプリント基板上に、ランドを含む導体パターンが形成された構成が示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-186996号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
発明者らは、インダクタンス値について研究を重ね、インダクタンス値を調整することができる技術を新たに見出した。
【0005】
本発明の一側面は、インダクタンス値を調整することができるコイル構造体およびコイル構造用部品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面に係るコイル構造体は、プリント基板と、該プリント基板上に実装された電子部品とを備え、電子部品が、プリント基板と対面する実装面を有する素体と、素体内に設けられ、実装面に対して平行な軸周りに配置されるとともに、両端部が実装面まで延びる複数のU字状導体とを含み、プリント基板が、複数のU字状導体のうちの異なるU字状導体の端部同士をつなぐ継線を含み、電子部品の複数のU字状導体とプリント基板の継線とが、軸回りに巻回されたコイル構造を形成している。
【0007】
本発明の一側面に係るコイル構造用部品は、実装面を有する素体と、素体内に設けられ、実装面に対して平行な軸周りに配置されるとともに両端部が実装面まで延びる複数のU字状導体とを備え、素体外において複数のU字状導体のうちの異なるU字状導体の端部同士がつながれて、軸回りに巻回されたコイル構造が形成される。
【0008】
上記コイル構造体およびコイル構造用部品においては、素体内に設けられた複数のU字状導体のうちの異なるU字状導体の端部同士が素体外でつながれてコイル構造を形成することで、容易にインダクタンス値を調整することができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一側面によれば、インダクタンス値を調整することができるコイル構造体およびコイル構造用部品が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施形態に係るコイル構造体の斜視図である。
図1に示した積層コイル部品の各層の構成を示した分解斜視図である。
図1に示したコイル構造体の側面図である。
図1に示したプリント基板の継線を示した図である。
異なる形態のコイル構造体の斜視図である。
図5に示したプリント基板の継線を示した図である。
異なる態様のプリント基板を示した図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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