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公開番号2025137051
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024036031
出願日2024-03-08
発明の名称調湿装置
出願人ダイキン工業株式会社
代理人弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類F24F 3/147 20060101AFI20250911BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】周囲環境が低湿度であっても高湿度であっても、安定した吸湿量を確保することができる調湿装置を提供する。
【解決手段】加湿ユニット50は、吸湿経路70と、放湿経路71と、加湿ロータ52と、を有する。吸湿経路70は、吸湿ファン55を含む。放湿経路71は、放湿ファン54及びヒータ56を含む。加湿ロータ52は、第1吸湿材521と第2吸湿材522とを有する。加湿ロータ52は、吸湿経路70及び放湿経路71に配置される。第2吸湿材522は、第1相対湿度Aにおいて第1吸湿材511よりも吸湿量が低い。第2吸湿材522は、第2相対湿度Bにおいて第1吸湿材521よりも吸湿量が高い。第2相対湿度Bは、第1相対湿度Aよりも低い。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
吸湿ファン(55)を含む吸湿経路(70)と、
放湿ファン(54)及びヒータ(56)を含む放湿経路(71)と、
第1吸湿材(521)と第2吸湿材(522)とを有し、前記吸湿経路及び前記放湿経路に配置される、吸湿構造体(52)と、
を備え、
前記第2吸湿材は、第1相対湿度(A)において前記第1吸湿材よりも吸湿量が低く、前記第1相対湿度よりも低い第2相対湿度(B)において前記第1吸湿材よりも吸湿量が高い、調湿装置。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記吸湿構造体は、水分を吸着及び脱着するロータである、
請求項1に記載の調湿装置。
【請求項3】
前記ロータは、前記第1吸湿材と前記第2吸湿材との混合材料からなる、
請求項2に記載の調湿装置。
【請求項4】
前記ロータは、前記第1吸湿材からなる第1層(L1)と、前記第2吸湿材からなる第2層(L2)と、を交互に積層させたものである、
請求項2に記載の調湿装置。
【請求項5】
前記ロータは、前記第1層と、前記第2層と、を前記ロータの軸方向に積層させたものである、
請求項4に記載の調湿装置。
【請求項6】
前記ロータは、前記第1層と、前記第2層と、を前記ロータの径方向に積層させたものである、
請求項4に記載の調湿装置。
【請求項7】
前記ヒータの出力を制御する制御部(60)をさらに備え、
前記第1吸湿材の再生温度は、前記第2吸湿材の再生温度よりも低く、
前記制御部は、前記第1相対湿度におけるヒータ出力を、前記第2相対湿度におけるヒータ出力よりも小さく制御する、
請求項1~請求項6のいずれか1項に記載の調湿装置。
【請求項8】
前記ヒータは、前記放湿経路における前記放湿ファンの空気流れの上流側に配置した第1ヒータ(561)と、前記放湿経路における前記放湿ファンの空気流れの下流側に配置した第2ヒータ(562)と、を有し、
前記制御部は、前記第1ヒータと前記第2ヒータとを同時に作動させて加湿運転を行う、
請求項7に記載の調湿装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記第1相対湿度において前記第1ヒータと前記第2ヒータとを同時に作動させ、前記第2相対湿度において前記第1ヒータのみ作動させる、
請求項8に記載の調湿装置。
【請求項10】
前記第1吸湿材の耐熱温度は、前記第2吸湿材の放湿温度以上である、
請求項1に記載の調湿装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
調湿装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来の湿度調整を行う調湿装置では、除湿を行う場合、空気に含まれる水分を吸湿材に吸着させて空気を除湿する。水分を吸着した吸湿材は、加熱により再生されて再び除湿に利用される。言い換えると、吸湿材を加熱すると、吸湿材から水分が脱離して吸湿材が再生される。一方、加湿を行う場合、水分を含む空気から吸湿材に水分を吸着させた後、吸湿材から脱離させた水分を加湿対象の空気に供給する。この場合も、吸湿材を加熱することによって、吸湿材から水分を脱離させる。吸湿材として、例えば、特許文献1(特開2019-171316号公報)に示すように、高い吸着量を持つ材料として知られている金属有機構造体(Metal Organic Framework)、高分子収着剤などが用いられている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
金属有機構造体、高分子収着材などを吸湿材として用いても、吸着量が不足する場合がある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
第1観点の調湿装置は、吸湿経路と、放湿経路と、吸収構造体と、を有する。吸湿経路は、吸湿ファンを含む。放湿経路は、放湿ファン及びヒータを含む。吸湿構造体は、第1吸湿材と第2吸湿材とを有する。吸湿構造体は、吸湿経路及び放湿経路に配置される。第2吸湿材は、第1相対湿度において第1吸湿材よりも吸湿量が低い。第2吸湿材は、第2相対湿度において第1吸湿材よりも吸湿量が高い。第2相対湿度は、第1相対湿度よりも低い。
【0005】
ここでは、調湿装置は、周囲環境が低湿度であっても高湿度であっても、安定した吸湿量を確保することができる。
【0006】
第2観点の調湿装置は、第1観点の調湿装置であって、吸湿構造体は、水分を吸着及び脱着するロータである。
【0007】
第3観点の調湿装置は、第2観点の調湿装置であって、ロータは、第1吸湿材と第2吸湿材との混合材料からなる。
【0008】
第4観点の調湿装置は、第2観点の調湿装置であって、ロータは、第1吸湿材からなる第1層と、第2吸湿材からなる第2層と、を交互に積層させたものである。
【0009】
第5観点の調湿装置は、第4観点の調湿装置であって、ロータは、第1層と、第2層と、をロータの軸方向に積層させたものである。
【0010】
第6観点の調湿装置は、第4観点の調湿装置であって、ロータは、第1層と、第2層と、をロータの径方向に積層させたものである。
(【0011】以降は省略されています)

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