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公開番号2025154610
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024057711
出願日2024-03-29
発明の名称ハイブリッド車両の制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類B60W 10/06 20060101AFI20251002BHJP(車両一般)
要約【課題】車両停止中にエンジンが始動することを抑制することができるハイブリッド車両の制御装置を提供する。
【解決手段】ハイブリッド車両1は、モータ3及びエンジン2を動力源とする。ハイブリッド車両1の制御装置5は、モータ3に電力を供給するバッテリ4の充電状態の変化量が大きいほど、エンジン2の始動におけるアクセル開度の閾値を小さくする制御を行う。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
モータ及びエンジンを動力源とするハイブリッド車両の制御装置であって、
前記モータに電力を供給するバッテリの充電状態の変化量が大きいほど、前記エンジンの始動におけるアクセル開度の閾値を小さくする、
ハイブリッド車両の制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、ハイブリッド車両の制御装置に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、モータ及びエンジンを動力源とするハイブリッド車両において、エンジン停止中、アクセルペダルの踏み込み量に応じた車両の要求出力が予め定められた第１閾値を超えたときに、当該第１閾値よりも大きい第２閾値を設定し、要求出力が第２閾値を超えた時点でエンジンを始動させるエンジン始動制御について記載されている。これにより、ハイブリッド車両における無駄なエンジン始動を抑制する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１４－１５１８９４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、特許文献１などに記載される従来のハイブリッド車両のエンジン始動制御手法では、車両停止中のエンジン始動抑制の点で改善の余地がある。
【０００５】
本開示は、車両停止中にエンジンが始動することを抑制することができるハイブリッド車両の制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の実施形態の一観点に係るハイブリッド車両の制御装置は、モータ及びエンジンを動力源とするハイブリッド車両の制御装置であって、前記モータに電力を供給するバッテリの充電状態の変化量が大きいほど、前記エンジンの始動におけるアクセル開度の閾値を小さくする。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、車両停止中にエンジンが始動することを抑制することができるハイブリッド車両の制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
実施形態に係るハイブリッド車両の概略構成を示すブロック図
本実施形態に係る制御装置によるエンジンの始動制御を説明する図
変形例に係る制御装置によるエンジンの始動制御を説明する図
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、添付図面を参照しながら実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
【００１０】
図１は、実施形態に係るハイブリッド車両１の概略構成を示すブロック図である。図１に示すように、ハイブリッド車両１は、エンジン２と、モータ３と、バッテリ４と、制御装置５と、を備える。
（【００１１】以降は省略されています）

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